PURPOSE パーパス
会社は何のために存在するのか あなたはなぜそこで働くのか
PURPOSE パーパス
会社は何のために存在するのか あなたはなぜそこで働くのか
書籍情報
- DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部 編訳
- 定価:1760円(本体1600円+税10%)
- 発行年月:2021年10月
- 判型/造本:46並
- 頁数:208
- ISBN:9784478114674
内容紹介
世界のエグゼクティブが愛読するマネジメント誌『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』で完売した人気特集を書籍化!
ミレニアル世代を惹きつける「パーパス」とはなにか? どのようにマネジメントすべきか? パーパスの意義、そして実践までをカバーした決定版。
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目次
はじめに
第1章 【インタビュー】経営者の仕事はパーパスを提唱し、実現すること
高岡浩三 前ネスレ日本 代表取締役社長兼CEO
パーパスを定義することは、CSVの実現に不可欠だった
ミレニアル世代は志とパーパスの合致をより重視する
事業活動の根底にパーパスがある
組織のあるべき姿を描くのは経営者の役割である
第2章 組織の「存在意義」をデザインする
佐宗邦威 BIOTOPE CEO/チーフストラテジックデザイナー
「パーパス」が問われる時代
21世紀型組織には「求心力」が不可欠である
ミッション、ビジョン、バリュー、それぞれの違い
パーパスとは何か
パーパス・ブランディングを3つのフェーズで実践する
時代を超えて生き続ける組織となるために
第3章 パーパス・ドリブンの組織をつくる8つのステップ
ロバート・E・クイン ミシガン大学 ロススクール・オブ・ビジネス 名誉教授
アンジャン・V・セイカー セントルイス・ワシントン大学 オーリン・ビジネススクール 教授
パーパスが従業員にもたらす効果
実現に向けた8つのステップ
第4章 組織の「やり抜く力」を高める
トーマス・H・リー プレス・ゲイニー 最高メディカル責任者
アンジェラ・L・ダックワース ペンシルバニア大学 教授
組織全体で「やり抜く力」を発揮する
個人の育成
チームの構築
やり抜く力のある組織
やり抜く力のあるリーダー
第5章 【インタビュー】私たちは「こうありたい」を追求し続ける
中川政七 中川政七商店 代表取締役会長
「日本の工芸を元気にする!」に込めた思い
「旗印」を掲げることで経営にどう影響を与えたのか
創業の麻すらも捨ててもいい 父が遺した「囚われるな」
新たな企業文化を育てるため外部の“血”を取り入れる
強い意志を込めたビジョンは商品から透けて見える
第6章 パーパスの実践に当たってはまずわが身を振り返れ
グラハム・ケニー ストラテジック・ファクターズ マネージングディレクター
「パーパス」とは組織を外から見つめるもの
第7章 法と文化の両面から改革せよ
ジョージ・セラフィム ハーバード・ビジネス・スクール 教授
ダニエラ・サルツマン ジェネレーション基金 ディレクター
ブロナー・ウォード KKSアドバイザーズ アソシエート
パーパスの推進に立ちはだかる2つの障害
第8章 パーパスは収益を左右するのか
ジョージ・セラフィム ハーバード・ビジネス・スクール 教授
クローディン・ガーテンバーグ ニューヨーク大学 スターンスクール・オブ・ビジネス 助教授
ミッションやビジョンは業績との相関関係はない
第9章 パーパスを戦略に実装する方法
トーマス・W・マルナイト IMD 教授
アイビー・ブッシュ IMDビジネス・トランスフォーメーション・イニシアティブ アソシエートディレクター
チャールズ・ダナラジ テンプル大学 教授
パーパスは戦略の周縁から中心に移行している
2つの重要な戦略的役割
パーパスを設定する際の2つのアプローチ
パーパス主導の戦略を実行に移すには
ソフト面においても3つのメリットがある
第10章 パーパスを実践する組織
サリー・ブラント ノースウェスタン大学 ケロッグスクール・オブ・マネジメント 教授
ポール・レインワンド Strategy& グローバルマネージングディレクター
パーパスの危機
パーパスとは顧客に対する約束である
パーパスを実践する組織を構築する
著者
『Harvard Business Review』(HBR)とは
ハーバード・ビジネス・スクールの教育理念に基づいて、1922年、同校の機関誌として創刊され、エグゼクティブに愛読されてきたマネジメント誌。また、日本などアジア圏、ドイツなど欧州圏、中東、南米などでローカルに展開、世界中のビジネスリーダーやプロフェッショナルに愛読されている。
『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』(DHBR)とは
HBR誌の日本語版として、アメリカ以外では世界で最も早く、1976年に創刊。「社会を変えようとする意志を持ったリーダーのための雑誌」として、毎号HBR論文と日本オリジナルの記事を組み合わせ、時宜に合ったテーマを特集として掲載。多くの経営者やコンサルタント、若手リーダー層から支持され、また企業の管理職研修や企業内大学、ビジネススクールの教材としても利用されている。