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不自由から学べること

思いどおりにいかない人生がスッとラクになる33の考え方

  • 紙版
  • 電子版

不自由から学べること

思いどおりにいかない人生がスッとラクになる33の考え方

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 川原 マリア 著
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2025年03月 [予約受付中]
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:352
  • ISBN:9784478119136

内容紹介

すべての苦労には、きっと意味があるはず。考え方を変えれば、しんどい現実はラクになる! 外出は月に1時間、娯楽や恋愛は禁止、移動はすべて走り、毎日同じことの繰り返し……。不自由しかない「修道院」での暮らしが教えてくれた、しんどい現実を前向きに考える33のコツ!!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに ── 塀の中で見つけた「現実のとらえ方」

1章 本当の豊かさを手にするには ──「不足」という不自由から学んだこと

1 目に見えるモノに価値はない
  「ロッカー1つ」だけ許された世界
  つねに「身軽」でいることが求められる
  シスターは手紙や写真も捨ててしまう
  手放すことを受け入れる
  モノは消えても「思い出」は消えない
2 手放すから「大切さ」に気づける
  どうしても手放せなかった「大切なもの」
  本当に「豊か」だと言える生活とは
  「心を穏やかにするもの」さえあればいい
3 流れゆく「情報」は必要ない
  6年間で観たドラマは「1本」だけ
  「情報」がなかったから「知識」を得られた
  「自分なりの答え」を見つけよう
4 人は、「ない」から「創造」する
  娯楽を「創造」していた先輩たち
  人と違うから、人とは違うものが生まれる
  「何もない」という思い込みを捨てる
5 「自分と向きあえる時間」がいちばん尊い
  怒られるたびに「自分」がわかっていく
  「自分の取扱説明書」ができていった
  夢を叶えてくれた「書く習慣」
  目に「見える富」と「見えない富」
6 「小さな幸せ」に気づける人こそ、本当に幸せな人
  シスターたちに学んだ「幸せ」へのヒント
  「幸せのハードル」を下げる
  「何事もない1日」に感謝を捧げる

2章 やりたいことをするために ──「制限」という不自由から学んだこと

7 「鳥カゴ」の中にも学びがある
  「カゴ」の中の生活
  すべてが「塀の中」で完結していた
  泣きながら電話する子供たち
8 どの世界にも「見えない壁」がある
  完全に閉じ込められた世界
  乗り越えてはいけない壁との衝突
  この世界は「壁」だらけ
9 人は「意志」の弱い生き物である
  人は生まれながらにして罪を背負う
  とにかく苦痛だった「週末の教会」
  「弱さ」も含めて自分という人間
10 我慢できないときは本音を吐露していい
  制限ばかりの修道院で「許されていた」こと
  心の中で、そっと神に呟いてみる
11 やりたくないことからも人生は開ける
  修道院で許された「たった1つの部活動」
  ふいに訪れる「啓示」を受け入れる
  本当は「フタ」なんてないのかもしれない
12 「高尚な目的」なんてなくていい
  「やりたいこと」が見つからないなら
  「7つの大罪」が、人を突き動かす
  頑張る理由は「不純」でもいい
13 「無」でいいから走りながら考える
  考えすぎて動けなかった「完璧主義者」
  「意味」を考えても仕方のない日々
  「無心でやる」ことがときに正解になる
14 「ぜんぶ決まっている」ことは幸せ
  分刻みの予定をこなして起きた「変化」
  「言われたことをやる生活」は、とてもラク
  ルーティーンだらけの毎日は「瞑想」のようだった
15 単調な日々は「安全地帯」になる
  揺れ動く感情を元に戻すには
  感情が揺れたら「いつもと同じこと」をする
  深い悲しみが押し寄せた「ある冬の日」のこと
  「習慣」の世界に逃げ込む

3章 喜びを感じて生きるには ──「滅私」という不自由から学んだこと

16 「誰かのため」は「自分のため」になる
  「誰かのため」ばかりの日々
  15年の時を経て「自分のため」になった
  「師匠の犬」を散歩させた日々
  「小利口」になりすぎてはいないか
17 恩は貸すものでなく「送る」もの
  「さらば与えられん」の本当の意味
  「恩返し」を求めず、「恩送り」をしてみる
  「施し」への罪悪感を手放す
  「貸し借り」のない世界に向けて
18 「苦行」が人生観を変えてくれる
  「二度とやりたくない苦行」の効能
  深夜の山道を80㎞歩く
  苦行の先に得た「降伏する勇気」
  幸福への道は狭く、人も少ない
19 「何でも屋」という生き方もある
  「他人に振り回されている」という感覚
  「模擬店」を出して期待に応える
  修道院にいた「人気者シスター」の言葉
  「役割」に囚われなくていい
20 「逃げる」ことも人生の前進
  「やりたくないこと」が「やりたいこと」を教えてくれる
  「しなくちゃいけない」から逃げ続けた人生
  「お客様は神様」なんて思えなかった
  「嫌いじゃない」くらいでいい
21 満ちている人が、他者を満たせる
  人生でいちばん大切なこと
  神様のとんでもない「提案」
  まず自分を満たすから、他者を満たせる
  幸せにする範囲を決める

4章 人間関係で悩まないために ──「他者」という不自由から学んだこと

22 やられても、やり返してはいけない
  「報復」を推奨する旧約聖書
  右の頬を打たれたら、左の頬も向ける
23 つらいときこそ未来への「種」を蒔く
  つらいときは「とことん悲しむ」
  悲しむことにも、人はやがて「飽きて」くる
  「自分の未来」のために時間を使う
24 100年後の「私たち」を考えて生きる
  「100年後」には全員死んでいる
  250年を耐え抜いた「潜伏キリシタン」
  未来を想えば、今を耐えられる
25 他人からの評価に意味はない
  「優劣」を押し付けてくる人たち
  神の考える「本当の豊かさ」とは
  決して褒められることのなかった修道院時代
  自分を評価できるのは自分だけ
26 人と人はわかりあうことはできない
  他者からの攻撃に対する最終手段
  「心変わり」を受け入れる
  「許す」と「赦す」の違い
  わかりあおうとしなくていい
  相容れない人にかまうほど、人生は長くない
27 人を憎まず、ただ善きことをする
  耐え難い苦しみを受けた「ヨブ」の物語
  私の祖父の「ヨブ記」
  どれだけ悲惨な人生にも意味はある
  慰められるよりも、慰める者に
  善きおこないをし、祈るしかない

5章 苦しみを乗り越えるには ──「運命」という不自由から学んだこと

28 「変えられないこと」に執着しない
  自分は「かわいそう」だと刷り込まれた幼少期
  私が修道院に入った「本当の理由」
  人生には「変えられないこと」がある
  「変えられること」に人生を使う
29 生まれながらの「呪い」なんてない
  「血縁や家系」という不自由
  私を苦しめた「父」という呪い
  「呪い」は「言い訳」にもなる
  負の連鎖は誰かが断ち切らなくてはならない
  意志の力で呪縛を断ち切る
30 弱さを抱えたままでも生きていける
  自分の「性質」という不自由
  性質を嘆いても意味はない
  そこは、「あなた」が咲ける場所ですか?
  「あなた」という花をどこで咲かせるか
31 容姿も傷も「魅力」に変えられる
  バラにはバラの、百合には百合の美しさがある
  欠点も見方を変えると「魅力」になる
  美しさが、感情を変える
  不自由な自分を「自由にデザイン」する
32 最後はなるようになるしかない
  「隣人を愛する」の本当の意味
  すべては「なるようになる」しかない
  神の思し召しを受け入れる
33 笑うことさえできればいい
  人間が「最後」にできること
  すてばちになって笑ってみる
  笑えるかぎり、人生を諦めない

おわりに ── 不自由は「幸せ」だったのかもしれない





著者

川原マリア(かわはら・まりあ)
図案家。和柄デザイナー。アートディレクター。長崎県出身。京都市在住。潜伏キリシタンの末裔として、6人きょうだいの貧しい家庭に生まれる。12歳で修道院に入り、6年間を過ごす間に父と兄が他界する。18歳で修道院を出てからはアルバイトや派遣社員を経て、23歳で京都の着物職人に弟子入り。15年間、着物の図案家として実績を積む。現在は伝統的な和の知識や現代的な感覚のもと、伝統産業や地域創生に関するアートディレクターとして、ブランドディレクション、コンサルティング、イベントプロデュース等を斬新な切り口で手がける。美術館や行政イベントでの講師等としても活躍し、ニューヨーク・タイムズなどでも取り上げられる等、メディア掲載多数。Forbes JAPAN SELF MADE WOMANに選ばれる。SNS総フォロワー数10万人超。

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