目次

はじめに

学生の価値観は社会では通用しない

第１章　自分に合った会社で働きなさい

ビジネス社会のスタートラインは、誰にとっても平等である
ビジネス社会では誰もがプロフェッショナルになれるチャンスがある
会社が自分に合わなければ１日でも早く辞めなさい
最初の配属先の仕事が自分に合わなければ、我慢する必要はない
キャリアアップ転職を考えるなら一刻も早く会社を辞めよ
テレワークではビジネスの基本動作は身につかない

第２章　人として信頼される人間になるために

ビジネスパーソンとして当たり前なこと
あなたのビジネスライフは入社３年で決まる
元気よく挨拶すること
時間を厳守すること
ダイアリーを有効に活用する
雑用はその場で、作業はその日のうちに、仕事は１週間で
報連相を欠かさないこと
ＰＤＣＡのサイクルを正しく回し続けること
整理整頓をすること
日経新聞を読むこと
専門書は常にかたわらに
明確な目標を持つこと
誰にも負けない得意分野を持つこと
常にコスト意識を持つこと
「仕事」と「プライベート」の区別はサラリーマン根性の始まり
「ミーイズム」を排除すること

第３章　１日でも早く一人前になるために

入社１年目から活躍しようと思うな
仕事は頭で覚えるな
どんな仕事も１万回を早く達成した者が勝ち
考えるな、工夫するな
プロセスを大事にせよ。結果はおのずとついてくる
人から遅れているからといって気にするな
すべての仕事は単純な作業の集合体
専門知識は１年、業界知識は３年以内に、新聞・専門書は永遠に

第４章　プロのビジネスパーソンになるために

一人前で満足するな。プロフェッショナルを目指せ
仕事に困難はつきものである
難題は、もつれた糸をほぐすように一つ一つ解決しなさい
アイデアが生まれたら、自分で実行しなさい
プロならば、依頼・問合せには、その場で的確に対応しなさい
愛される人間になりなさい。人は人からモノを買う
お客様だからといって、言いなりになりすぎるな
目標を達成するまで何度でも挑戦しなさい
胆識を鍛えなさい
仕事の成果は結果で判断しなさい
一流になりたければ、一流に触れなさい

第５章　転職は転落の第一歩なり

「転職するのが当たり前」という風潮に踊らされるな
思い描いていた仕事像などあり得ない
あなたの考える「ワーク・ライフ・バランス」は絵空事
楽して稼げる仕事などない
公平な人事などあり得ない
隣の芝生は青く見える
転職先のプロパー社員には絶対に勝てない
ブラック企業は社会から抹殺される
嫌な上司はそのうちいなくなる

おわりに

著者

井上恒郎（いのうえ・つねろう）
株式会社あとらす二十一代表取締役
1979年に同社を設立後、1996年に当時まだ未知数だったインターネットの可能性にいち早く着目し、Webサイトの構築事業を開始。大手通信会社をはじめ、数々の日本を代表する大企業に対し、Webサイト立ち上げのコンサルティングや人材育成を手がけるなど、Web業界の黎明期から業界を牽引してきた。その結果、同社の顧客は上場企業の３分の１以上に及び、名実ともにWebソリューションのリーディングカンパニーに発展させた。
「人として、プロのビジネスパーソンとして、信頼され、お客様から最も愛される企業でありたい」という経営理念を掲げ、IT業界における売上・利益至上主義とは一線を画し、浮利を追わない経営姿勢を貫いている。