三流の維新 一流の江戸
「官賊」薩長も知らなかった驚きの「江戸システム」
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三流の維新 一流の江戸
「官賊」薩長も知らなかった驚きの「江戸システム」
書籍情報
- 原田 伊織 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2016年12月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:288
- ISBN:978-4-478-10032-5
内容紹介
ベストセラー『明治維新という過ち』著者が「人口と経済」から初めて江戸と維新を斬る! 一本の長い時間軸を引き、正直な史実をフラットに、政治的な感情を込めずに検証。維新政府に全否定され、土深く埋まったままの江戸を掘りおこし、引き継ぐべきDNAを時代の空気と共に解明。あなたが習ってきた歴史が一気に覆る!
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目次
はじめに 〜埋められた「江戸」を掘り起こす
序章 世界のクロサワを生んだ『羅生門』の雨
第1章 「明治維新」という過ち
1 「二度と過ちは繰り返しません」
2 官軍教育の歪み
3 天皇を人質とした軍事クーデター
4 方便に過ぎなかった「尊皇攘夷」
第2章 明治復古政権による「江戸」の全否定
1 文化破壊に狂奔した明治復古政権
2 復古政権による「文明開化」
3 腐敗しきった三流の明治近代政権
第3章 誤解に満ちた徳川幕藩体制
1 死出の旅路の片道手形
2 「元和偃武」という時代コンセプト
3 平成の少子高齢化と歴史人口学
4 江戸版「国勢調査」による江戸の人口
5 出稼ぎ奉公と「都市蟻地獄」説
6 国を鎖さず侵出せず
第4章 世界が驚いた江戸の社会システム
1 五街道・北前船にみる流通ネットワーク
2 何が環境資源を守ったか
3 垂れ流しのパリ、循環の江戸
終章 江戸の社会と価値観から学ぶもの
主な参考引用文献・資料
著者
原田伊織(はらだ・いおり)
作家。クリエイティブ・プロデューサー。JADMA(日本通信販売協会)設立に参加したマーケティングの専門家でもある。株式会社Jプロジェクト代表取締役。
1946(昭和21)年、京都生まれ。近江・浅井領内佐和山城下で幼少期を過ごし、彦根藩藩校弘道館の流れをくむ高校を経て大阪外国語大学卒。
主な著書に『明治維新という過ち〈改訂増補版〉』『官賊と幕臣たち』『原田伊織の晴耕雨読な日々』『夏が逝く瞬間〈新装版〉』(以上、毎日ワンズ)、『大西郷という虚像』(悟空出版)など。
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