目次

はじめに

第１章 「奇跡」への軌跡　 『ホテル グレートモーニング』誕生

いざ、未知の世界へ ── ホテル事業への挑戦、始まる
ホテル事業への道❶　原点は次世代冷暖房システム『Ｆ‐ＣＯＮ』
ホテル事業への道❷　未知の分野に踏み出したワケ
ホテル事業への道❸　仲間との絆がもたらした２億円の支援
「偉大なる朝」という名に込めた思い
３カ月遅れのオープンに隠された「男同士の絆」
オープン直前に発覚。素人ゆえの「大問題」とは
素人だからできた常識破りのホテル経営
お客様から「満点」をいただけるホテルへ

第２章 「奇跡」の原点　 『ホテル グレートモーニング』をつくった男

「石」への興味の原点 ── ふるさとは炭鉱の町
呉服屋の跡継ぎとしての不安 ── 健康産業への目覚め
ご先祖様は漢方薬商 ── 時代を超えて受け継がれる「健康」への思い
サプリメントから温水洗浄便座まで ── 健康事業で借金を完済
ラルフ・ローレンさんに会うために、単身アメリカへ
カルチャーショックから得た「自分らしいビジネス」のヒント
偶然の出会いが育んだ「雑貨店」ビジネスへの思い
自分らしい雑貨店『アニーのお気に入り』オープン
常識を超えた発想のレストランが大人気に
岩盤浴から始まった「快適空間」への挑戦
第一人者の〝お墨付き〟が後押しした「奇跡の冷暖房」の誕生

第３章 「奇跡」の理由　 『ホテル グレートモーニング』快適さの秘密

「最高の朝」をもたらすこだわりのすべて
［１］「空気」にこだわる　風も音も無い、自然な空気に満ちた客室
［２］「水」にこだわる　上質の水がもたらすワンランク上のひととき
［３］「眠り」にこだわる　最上級の〝ぐっすり〟のために
［４］「自然素材」にこだわる　肌に触れるもの、口に入れるものには妥協しない
［５］「食」にこだわる　部屋でゆっくり味わう厳選素材の朝食
［６］「環境」にこだわる　人と星にやさしいホテルとして

［コラム１］
　上野水香さん（バレリーナ・東京バレエ団 ゲストプリンシパル）
　　私が福岡を訪れる、いちばんの楽しみです
　水谷 徹さん（元サントリービール株式会社 代表取締役社長）
　　「泊まること」の価値を追求したホテルに感動
　岡本 剛さん（九州大学基幹教育院 准教授）
　　Ｆ‐ＣＯＮはこれからの社会問題を解決するヒント
　清水邦義さん（九州大学農学部 准教授）
　　ホテルの空気そのものがエネルギーを与えてくれる
　山田豊文さん（杏林予防医学研究所 所長）
　　『ホテル グレートモーニング』は細胞から元気になれるホテル

第４章 「奇跡」を生む意識　　すべてはお客様の喜びのため

「ユア ハーベスト精神」でお客様に愛される空気感を
家族を迎えるような、かしこまり過ぎない親しみやすさを
すべてのスタッフが共有する同じ価値観「コアバリュー」
「すべてのお客様に同じことができる」が真のサービス
大ホテルにはない「ローテク」なサービスを

第５章 「奇跡」の行く先　 「グレートな技術」が見据える未来

日本中にグレートモーニングを ── 目標は「114店舗」
海外進出のきっかけはＦ‐ＣＯＮを通じたご縁
「いいもの」への関心度が高い中国から世界へ
宮城野親方の願いをＦ‐ＣＯＮでかなえたい
炭鉱跡地の再活用でふるさとへの恩返しを
「住むほどに健康になるまちづくり」をもう一度

［コラム２］
　隈 研吾さん（建築家）
　　Ｆ‐ＣＯＮはこれからの建築の在り方を変えていく技術だと思います
　井口資仁さん（野球解説者・千葉ロッテマリーンズ 前監督）
　　我が家は空気も水も『ホテル グレートモーニング』仕様です
　藤堂和子さん（博多・中洲の会員制クラブ「ロイヤルボックス」オーナーママ）
　　ワンちゃんにもやさしい、Ｆ‐ＣＯＮのファンです
　ファン・セイジュンさん（中国の実業家）
　　子どもの体にも変化が起きたのには驚きました

おわりに

日本国内提携施設

著者

二枝たかはる（ふたえだ・たかはる）
FUTAEDA株式会社CEO兼お客様係総責任者
1983年、事業創業。1987年ライフショップ『アニーのお気に入り』を経て2008年より輻射式冷暖房『F-CON』システム開発に着手。2014年地球温暖化防止活動 環境大臣賞、2017年ジャパン・レジリエンス・アワード、最優秀賞を受賞。2017年９月、冷暖房に関する九州大学との共同研究成果がネイチャーグループの総合科学誌『Scientific Reports』に掲載される。2018年11月『F-CON』を全館・全室に使用した『ホテル グレートモーニング』を開業。国内はもとより、韓国、中国、タイなどに開業予定。全国114店舗を目指す。