数値化の鬼
「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法
数値化の鬼
「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法
書籍情報
- 安藤広大 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2022年03月
- 判型/造本:46並
- 頁数:288
- ISBN:9784478114377
内容紹介
数字がすべてではない。ただ、数字を無視して成長した人は誰1人としていない。
6年で2000社以上が導入した「いま、もっとも人を成長させるマネジメント法」の識学。そのエッセンスの中でも特に「伸びる人」に共通する考え方を紹介。
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目次
はじめに ── いったん数字で考える思考法
「数字以外のこと」は最後の最後に
いかなるときも、いったん「数字」で考える
「安心」のための数値化ではない
お互いの「誤解」をなくしてくれるもの
数字は「感情」を切り離してくれる
「言葉は過剰」「数字は不足」の世の中
数字のあとに「自分らしさ」が出てくる
数字はとことん「客観的」にしてくれる
序章 「数値化の鬼」とは何か
数字の「ネガティブ」を取り除こう
数字はつねに「未来」のためにある
評価せざるを得ない「結果」を出そう
数字がないから「不満」が生まれる
日頃から「数字のある会話」をしているだろうか
1日を「数字」で振り返ってみる
言い訳の多い「中堅社員」の共通点
数値化ができる人は「失敗」が当たり前になる
「自分に甘い人」の考え方のクセ
「気合い」でなんとかするな
「仕事ができる人」になる5つのステップとは
「ニセモノの数値化」にダマされるな
序章の実践 「数値化」をクセづける
第1章 数を打つところから始まる ── 「行動量」の話
「仕事ができる人」の共通認識とは何か
ビジネスは「結果」ファーストで
やり方は人それぞれで「自由」
数値化とは「PDCA」を回すことである
識学流PDCAの考え方とは
数値化は「なんとなく」を許さない
「D」の回数を「行動量」とする
「数をこなす」こそ基本中の基本
「数をこなす」ためのすぐやる仕組み
目標のための目標、「KPI」という概念
「行動制約」を明らかにする
「意味」は遅れて理解できる
「D」に素早く移れるマネジメント環境を整える
「やってればいいんでしょ」という安心材料は危険
優秀なプレーヤーが犯す「伝え方」のミス
優秀なマネジャーは「1つずつの式」にする
目標は「いつでも思い出せる数字」でないと意味がない
目標とは「地図」である
識学流の目標は「5つ以内」
それでも「数値化」が難しいとき
「自分のこと」しかしなくなる?
「チームあっての個人」を徹底する
1章の実践 「PDCA」をやってみる
第2章 あなたの動きを止めるもの ── 「確率」の話
「伸び悩む人」に共通する考え方
「成長を諦めた人」の既得権益
現状維持では「沈む」時代
「確率のワナ」に注意しよう
「失敗」が怖くなってしまう数値化のクセ
「確率では勝ってる」という自己評価
出世しておかないと「評論家」になってしまう
目標の「%」には気をつける
組織と個人が「ブレーキ」を踏むとき
「働かないおじさん」を生まないための仕組みづくり
「インセンティブ制度」にも弊害がある
「連続性」を評価しよう
評価にゼロはない。「プラスか、マイナスか」だ
ゼロ評価がないと人はどう考えるのか
「平均のウソ」にもダマされてはいけない
「平均だから大丈夫」という誘惑
「数字の中身」にうるさい人になろう
「自然の法則」を乗り越える
2章の実践 「数字のウソ」を見抜く
第3章 やるべきこと、やらなくてもいいこと ── 「変数」の話
変えられるもの」と「変えられないもの」を見分ける
2つの「頭の悪さ」とは
どこに「x」が隠れているのか
「変数」こそが仕事の成果につながる
プロセスの「型」を身につける
仕事の「中身」を細かく砕く
「なぜ?」を繰り返して変数を明らかにする
いち早く「変数」に気づけるプレーヤーになる
「行動レベル」にまで分ける
「答え」を与えられても意味がない
「変数じゃないもの」に固執しない
「やった気になること」を排除せよ
意味を「後付け」していないだろうか
「変数だったかどうか」を確認する
うまくいったら攻める、失敗したら考える
他人の成功論はすべて「変数」ではなく「仮説」
すべては「個人的な体験談」
上司からの「プロセス介入」も「仮説」である
仮説という前提で「シェア」しよう
「変数」が「変数」でなくなるとき
「もっといい変数はないか」という視点
3章の実践 「変数」を見つける
第4章 過去の成功を捨て続ける ── 「真の変数」の話
「変数」は放っておくとどんどん増えていく
「やらないこと」を先に決める
変数を減らす「2つのアプローチ」
「KPIを変える」という手段
変数の中から「1つ」に絞り込む
マネジメントの「難易度」を上げるな
とりあえず「真の変数」を1つ決める
できるマネジャーは「変数」を減らす
「それは変数ではない」というフィードバック
「変えられないこと」を言い訳にさせない
「社内の変数」を減らしているか
社内の「偏り」に気づく
人の「バラツキ」を取り除く
「カリスマ」への依存は危険な状態
「環境のせい」にする経営者は経営者失格だ
コントロールできるもの、できないもの
とにかく迷ったら「変数」で考える
分けて、分けて、さらに分ける
「重要なこと」から着手する
4章の実践 「変数」を減らす
第5章 遠くの自分から逆算する ── 「長い期間」の話
「短期的」と「長期的」の2つの視点
「時間を味方につける」という言葉の本質
長期的に見ると数字は「一定ではない」
短期的には損だけど、長期的には得なこと
「5年後はどうか」をセットで考える
長期的に考えるプレーヤーとは
安心感を持つか、危機感を持つか
「短期から長期、長期から短期」へ逆算する
逆算すると「つながり」ができる
長期的に考えざるを得ない「環境づくり」
評価に組み込む「時間軸」
数字が「遅れてついてくる」プレーヤーを信じられるか
「次なるトップ」を生み出すために
5章の実践 「長い期間」で考える
終章 数値化の限界
「数字がすべてではない」のステージに行くために
「成長している実感」こそ最大の目的
「ハングリー精神」を作り出すには
限られた時間内に「本業」で力を出せ
「やりがい」「達成感」は最後の楽しみに
おわりに
著者
安藤広大(あんどう・こうだい)
株式会社識学 代表取締役社長
1979年、大阪府生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社NTTドコモを経て、ジェイコムホールディングス株式会社(現:ライク株式会社)のジェイコム株式会社で取締役営業副本部長等を歴任。2013年、「識学」という考え方に出合い独立。識学講師として、数々の企業の業績アップに貢献。2015年、識学を1日でも早く社会に広めるために、株式会社識学を設立。人と会社を成長させるマネジメント方法として、口コミで広がる。2019年、創業からわずか3年11ヶ月でマザーズ上場を果たす。2022年3月現在で、約2700社以上の導入実績があり、注目を集めている。主な著書に、29万部を突破した『リーダーの仮面』(ダイヤモンド社)がある。
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