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とにかく仕組み化

人の上に立ち続けるための思考法

  • 紙版
  • 電子版

とにかく仕組み化

人の上に立ち続けるための思考法

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 安藤広大 著
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2023年05月
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:320
  • ISBN:9784478117743

内容紹介

3000社が導入し、いま話題のマネジメント法「識学」。人の上に立つために重要なことは、何事も「仕組み」で解決する姿勢だ。失敗が起こったり会社の目標が未達だったときに、「とにかく仕組み化」という口グセに立ち返り、ルールによって問題解決をはかる方法を教えます。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに 人の上に立ち続けるための思考法

「人が動くとき」何が起こっているのか
「歯車」という言葉への誤解
「組織あっての個人」でしかない
「古い仕組み」を「新しい仕組み」で壊す
「マニュアル」をナメていないだろうか
「貢献できる人」を生み出す仕組み
「替えの利かない人」になりたい欲望
「未来永劫、続いてほしい」という思い
いかなるときも「性弱説」を前提に
「組織を変えていく人」になってください
「愛着」を手放し、「孤独」を引き受ける

序章 なぜ「とにかく仕組み化」なのか

「個人」を責めるな、「仕組み」を責めよう
  人間は放っておくと「自然」に返る
「仕組み化がないチーム」のたった1つの特徴
  「責任」があれば、「忘れていた」はなくなる
  「ルール無視」がチームを壊す瞬間
「属人化」ほど怖いものはない
  「属人化」の誘惑に負けるリーダーの末路
  「属人化を壊す」という覚悟を持つ
  属人化の「リスク」を知っておこう
  「カリスマ的存在」に注意せよ
「とにかく仕組み化」のための5つの考え方
  「全員の納得」という呪縛から逃れる
  ビジョンやパーパスも、「仕組み」である

序章の復習 とにかく「仕組み」へと頭を切り替える質問

第1章 正しく線を引く ──「責任と権限」

「自分で決めること」をやめた人たち
  「いい権利」と「悪い権利」がある
  「既得権益」を壊すための仕組み
「線を引く」をやる。線は書き換えていい
  過去の決まりも、「私」を主語にして伝える
  「文句」ではなく、「事実」をベースに
  「不満で仲良くなること」から、もう卒業しよう
仕組みに立ち返れば、どんどん「新しいこと」ができる
  メリットがあるから「人とつながる」
  属人化に甘える組織
  「任せる」の本質的な意味
「責任」によって、人はリーダーになっていく
  「上司は1人」の深いワケ
  「責任」と「権限」の関係について
「能力」よりも「機会」が先にある
  自分で自分の「可能性」を狭めてしまう
  「なんでも平均的にできる人」という個性

1章の復習 「責任と権限」を手に入れるための質問

第2章 本当の意味での怖い人 ──「危機感」

「ついていきたい人」の本質とは何か
  あなたの身近な「怖い人」とは
  「人格否定」をしてはいけない
間違った「怖さ」と間違った「優しさ」
  長い説教は「安心」を与えてしまう
  必要な「恐怖」とは何か
  「書かれたこと」を指摘するだけでいい
「危機感」を生み出す仕組みをつくる
  「距離感」「制限時間」という仕組み化
  「温かく見守る」という優しさがある
  「ピアプレッシャー」とをつくり出す
「ゆるさ」は新しいブラック企業だ
  「頑張りたい」を奪われた若者たち
  「転勤」を受け入れた新入社員の姿
  「花形部署」だけが会社のすべてではない
「危機感」の先に待っているもの
  「絶妙な危機感」を与える人になる
  「いつラクになるのか」という錯覚

2章の復習 「危機感」をうまく利用するための質問

第3章 負けを認められること ──「比較と平等」

どうせ、みんな「心の中」で比較し合っている
  「成長したい人」を基準に据える
  「暗黙知」をなくしていく
「全体の利益」を優先させることの意味
  会社での役割、人間同士の役割
  「全体の利益」に目を向ける
「差があること」はメリットでしかない
  「頑張っている人」が得をする会社
  「負けても納得する人」はやがて成長する
  「仕事そのもので悩むこと」は幸せなこと
「降格の人事」が本当に求めていること
  未来を見据えるからこそ「降格」をする
  「人事異動」の本当の意味
  「1つの業務しかしていない人」はリスクである
  「育つこと」を信じる仕組み
「平等」を維持するための仕組みをつくる
  「モチベーション」のことを考えない
  「結果だけを見る」という機能

3章の復習 「比較と平等」に気をつけるための質問

第4章 神の見えざる手 ──「企業理念」

「どこに向かっているか」を押さえておく
  どんな会社にも「理念」はある
  いつも頭の中に在るべきもの
目標を掲げることの「恥ずかしさ」
  「群れたくない」という感情のこじらせ
  社内で自虐をする人たち
  ヒーローが最後に「気づくこと」
「神の見えざる手」で働いている
  「逃げられない環境」で考えるべきこと
  「変化率」は起こっているか
  社内での「秘伝のタレ」をつくっていく
自分の会社の「企業理念」を言えるか
  「深い腹落ち」は遅れてやってくる
  視座の違いを認めよう
  別の情熱があるなら、いまの会社を去ろう
「理念なき会社」とはどんな存在なのか
  理念があるから「一貫性」が生まれる
  理念は「現場の判断」までつながっている
「成し遂げたい思い」は仕組み化できない
  方法論には限界がある
  アイデアしかなく伸び悩む会社

4章の復習 「企業理念」を再認識するための質問

第5章 より大きなことを成す ──「進行感」

先に「企業理念」の話をしなかった理由
  利益が得られるまでの「正しい流れ」
  利益が得られるまでの「見せかけの流れ」
  本当は「経営者」に届いてほしい
「会社が変わる」とはどういうことを指すのか
  「仕組み」が変われば、「会社」は変わる
  堂々と胸を張って「組織人」になろう
  「できること」をどう大きくするのか
「個人の時代」へのアンチテーゼ
  大きな組織のちっぽけな自分
  いかなるときも、チームプレーが素晴らしい
「進行感」という感覚を持ってみる
  「ここにいたい」と思うことの本質
  どんどん前へ、前へと進め
  アウトソーシングの限界とは
  育った者も、育てられたのだ
「ここに残りたい」と思われる会社にするしかない
  やはり人ではなく、仕組みが悪い
  「進行感」を具体的に落とし込む
  モチベーションは遅れてやってくる

5章の復習 「進行感」を浸透させるための質問

終章 「仕組み化」のない別世界

「人間に戻れる場所」を持てばいい
  会社が「与えるもの」「与えられないもの」
  もう1つの「コミュニティ」の存在
  2つのコミュニティは「混ぜるな危険」
「属人化」の犠牲者を生まないために
  「腕のいい釣り師」のもう1つの解釈
  「ありのまま」という病の深さ
「かけがえのない歯車」になる、あなたへ
  「感情を捨てろ」とは一言もいわない
  「機械」への情がわいたお年寄りの話
どうか「頼られる存在」になってください
  「存在意義」がないと生きられない
  歯車は歯車でも「重要な歯車」

おわりに





著者

安藤広大(あんどう・こうだい)
株式会社識学 代表取締役社長
1979年、大阪府生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社NTTドコモを経て、ジェイコムホールディングス株式会社(現:ライク株式会社)のジェイコム株式会社で取締役営業副本部長等を歴任。
2013年、「識学」という考え方に出合い独立。識学講師として、数々の企業の業績アップに貢献。2015年、識学を1日でも早く社会に広めるために、株式会社識学を設立。
人と会社を成長させるマネジメント方法として、口コミで広がる。2019年、創業からわずか3年11ヶ月で東証マザーズ上場を果たす(現在はグロース市場に移行)。2023年5月現在で、約3500社以上の導入実績があり、注目を集めている。
主な著書に、シリーズ70万部を突破した『リーダーの仮面』『数値化の鬼』(ともにダイヤモンド社)がある。

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