目次

はじめに

序章　エリート街道から地獄へ。そして奇跡の大復活

１　自衛隊に入隊！　幹部候補生に
２　メンタルダウン前夜
３　職場で叫び声をあげ、デスクの下に潜り込んだ
４　回復のスタート地点
５　「左遷先」で出会ったキーパーソン
６　時には戦うことよりも、逃げることが大事

第１章　やばいときは即「おうち入院」で早期回復

１　「正しい道」ではなく、「楽しい道」を
２　「二兎を追う者は一兎をも得ず」
３　自衛隊では「常在戦場」。心から休める時間がない…
４　メンタルダウンして気づいた心の守り方
５　不思議なほど効く「まあ、いいか」のつぶやき
６　「今」に集中すれば、悩みは自然と消えていく
７　疲労回復で重要なのは「何もしないこと」
８　「他人にどう思われるか」を完全に捨てる
９　寺や神社は心に効く
10　自衛隊で出会った、超メンタルが強い人の共通点
11　とにかく走ろう
12　１日３分の「自衛隊体操」で得られるものとは？
13　眠れないときに試してほしいこと
14　「一度メンタルダウンしたら終わり」なんてことは絶対にない
15　焦らない、無理しない

第２章　メンタルを削られない仕事術

１　「心の備え」と「何か起こったときの対策」があれば、なんとかなる
２　優等生すぎるとパワハラされまくる
３　「情報」は生き抜く武器になる
４　「向いていない」と思ったら秒で捨てる
５　結論から話すべき絶対的な理由
６　「何がわかっていて、何がわからないのか」を知ることが重要
７　「何を言うか」より「誰が言うか」
８　どんな仕事も「出口」が見えていれば耐えられる
９　効率的に仕事を進める６つの方法
10　平時は80％の力で働き、時々本気を出す
11　戦況が死ぬほど苦しいときは早期撤退を！
12　今いる場所がダメでも、合う場所は必ずある
13　音速で生きているＦ15パイロットの思考にムダは一切ない
14　部下が残業するのは幹部の責任
15　「絶対的な必要性」は「圧倒的な成長」につながる
16　辞める覚悟ができている人が実は一番有能

第３章　「一線越えてきたら撃ちますよ」の気概を持つ

１　日本はどこに行っても村社会。人間関係でミスると生きづらい
２　ムダな対立を回避する方法とは？
３　自衛隊で鍛えられた「合意形成力」
４　挨拶はライフハックとして超重要
５　自衛隊流「伝え方」のコツ
６　「何を言うか」と同じくらい、「何を言わないか」が大事
７　ほめ方にもポイントがある
８　「人は基本的にわかり合えない」と思ったほうがラク
９　嫌なやつには「思いっきり反論」が効く
10　人は７割ぐらい信用するのがちょうどいい
11　「悪い知らせをくれる人」を大切にする
12　「喜楽は共有、怒哀は殺す」
13　自分の機嫌を自分でとり始めると、人生が変わる！
14　自分を助けられるのは、結局自分だけ

第４章　一度死んだと思えばどこでもやっていける

１　本当の安定とは「どこでも働けること」
２　「35歳転職限界説」「メンタルダウン不採用説」というウソ
３　自衛隊から外資系企業に転職できた理由
４　転職のタイミングは「自分を高く買う企業があるとき」
５　仕事のしんどさは人間関係が９割
６　年収500万円の人と年収1000万円の人の能力差なんてほぼない
７　絶対覚えておくべきキーワードは「年間休日125日」
８　仕事のやりがいは、仕事の内容だけでは決まらない
９　仕事は「目的」ではなく、あくまで「手段」

おわりに

著者

わび
航空業界で働く危機管理屋。某国立大学卒業後、陸上自衛隊幹部候補生学校に入隊。高射特科大隊で小隊長になり、その後、師団司令部や方面総監部に勤務。
入隊後10年間は順風満帆だったが、早朝から深夜までの激務と上司によるパワハラが重なり、メンタルダウン。第一線からの異動を経て、「出世ばかりが人生ではない」「人に認められるためではなく、もっと楽しく生きたい」と思い、市役所に転職。激務だった自衛隊時代に比べると天国のような場所だったが、自らの成長の機会を得るため、転職後１年半で航空業界にキャリアチェンジ。給料は市役所時代の倍に跳ね上がった。
自衛隊などの社会人経験で身につけたメンタルコントロール術、仕事や人間関係に対する向き合い方などを中心にツイッターで発信を開始。普通の会社員にもかかわらず、開始して２年でフォロワー数が８万人を突破。ツイートはネットニュースなどにも取り上げられ、人気を博している。