目次

はじめに　どんな時代でも驚異のリターンを上げ、社会的インパクトを創造する不動産投資家になるために

序章　ハーバード式不動産投資術を学ぶための心得

１　Why Real Estate? なぜ、不動産投資をやりたいのか？
２　レッスン前の準備体操からスタート
３　何をおいても身につけるべきスキル、それは "Do Your Homework!! "
４　身近な住まいの感覚から始まる不動産投資の世界"What's Your Rent? "
５　ハーバードで学んだ不動産学は、世界の共通語、一生使えるスキル「BOE分析」
　コラム１　家賃収入でハーバード大学院へ留学！

第１章　ハーバード式不動産投資術普遍の方程式「Creating α」

１　生き残る不動産投資家になる方程式はCreating α
２　５つの舞台でアルファを創造し平均を上回る
３　アルファを創造し、指数関数的に資産を拡大する
４　米国でも増えている「プロデューサー型クリエイティブ大家」
　コラム２　投資総額10億円超えのメガ大家からの教え

第２章　ハーバードで学んだ不動産をデザインするとは（Design）

１　物件の内装デザインに惚れるな！　真の不動産デザインで判断せよ！
２　掘り出し物の土地や物件の見つけ方の極意
３　既存所有物件、相続物件こそデザインの力で利回り向上、節税が可能に！
４　あなたの賃借人、ファイナル・ユーザーを創造する
５　不動産投資のリスクコントロールでアルファを創造する
　コラム３　ハーバード伝説の授業

第３章　ハーバードで学んだ不動産ファイナンスの極意（Financing）

１　驚異のリターン物語「BOEは映えるスナップショット、プロ・フォルマは壮大な映画」
２　レバレッジ（てこの原理）を知る〜ポジティブ・レバレッジとネガティブ・レバレッジ
３　銀行を唸らせるハーバード式投資事業計画書（プロ・フォルマ）とは
４　ハーバード大学院教授も驚いた！　世界でも最も有利な日本の融資環境
５　ファイナンスで創造したアルファは絶大な利益をもたらす
　コラム４　インド人留学生からの教え。簡単な英語がわかれば世界中で不動産投資が可能

第４章　ハーバードで学んだ不動産チームの重要性（Team Building & Networking）

１　クリエイティブ大家になるための良いチームの組み方〜ワークフローマップ
２　大家仲間は最強のメンターであり情報ソースだ！
３　チームのパートナーを大切にしてこそ高いリターンを実現できる
４　組むべき相手によって生み出せるアルファが変わる
５　建築家、不動産企画コンサルタントとのコラボから生まれる付加価値
６　いい建物を作ってくれる建設会社を選定する
７　不動産投資のチームワークとバリューチェーンが好循環をもたらす
　コラム５　世界的な不動産ファンドは、何をやっているのか？

第５章　ハーバードで学んだ勝ち残るために必要な景気サイクルと出口戦略（Cycle & Exit）

１　10年の景気サイクルと５年の人の記憶サイクルがある
２　不動産投資の時間的価値（Time value of money）を味方にせよ〜始めるのは今！
３　出口（エグジット）を常に考えながら、自身の不動産の市場価値を計算しておく
４　売却（エグジット）をハッピーエンドに終わらせる
　コラム６　住まいが人を変える！〜ハーバードの学生寮は最強の不動産投資だった

第６章　ハーバードで学んだ再現性と成長性の戦略（Repeatability & Scalability）

１　不動産投資をフルコースで楽しむ〜調査から計画＆投資、期中管理から売却まで
２　アルファを生み出す戦略集
３　NG戦略集
４　資産運用高を拡大する方法〜３年、５年、10年サイクルで資産を入れ替える
５　ポートフォリオ戦略と資産拡大のステップ

第７章　ケース・スタディから見えてくる不動産投資の新しいデザイン手法

実例に学ぶアルファの創り方
Case01：鰻の寝床形状の土地で勝つ
Case02：超狭小地超ペンシルビル
Case03：シェア型のライフスタイル
Case04：国際学生寮
Case05：築24年託児所つき防音マンション
Case06：シェアリング・エコノミー活用
Case07：法人活用節税スキーム

第８章　Q&Aセッション

Ｑ１　不動産投資って、面倒くさいのでは？
Ｑ２　持ち家 vs 賃貸はどっちがいいの？
Ｑ３　１室投資 vs １棟投資では、どっちがいいの？
Ｑ４　タワマンは資産になる？
Ｑ５　不動産投資は節税対策になる？
Ｑ６　どれくらい勉強すれば投資を始められるの？
Ｑ７　今は不動産投資を始めるべき時期じゃない？
Ｑ８　リスクが大きいのでは？
Ｑ９　パートナーが連帯保証人になってくれないので投資が始められない……
Ｑ10　社会人３年目で不動産投資は始められる？　逆に定年が近くても始められる？　女性でもできる？
Ｑ11　様々な不動産投資手法を書籍やセミナー宣伝で見るが、どれがよいのか？

おわりに

著者

上田真路（うえた・まさみち）
建築家・不動産投資家
KUROFUNE Design Holdings Inc. 代表取締役CEO
ハーバード大学デザイン大学院（GSD）で不動産投資と建築デザインを学び、投資理論とデザインの力を融合させたユニークな不動産投資を行う。
鹿島建設入社４年目に不動産投資を開始。数々の不動産投資セミナーに足を運び、不動産関連書籍を数十冊読破。そんな中で出会ったメガ大家集団をメンターに持ち、指導を仰ぎながら不動産投資をスタートする。最初に行った東京・神楽坂での新築マンション開発では超狭小地に苦労し、辛酸を舐めつつも独自の不動産投資スタイルを確立する。現在５棟の超優良物件を保有。保有物件の中では投資額が４年間のうちに26倍になったものもある。
1982年高知県生まれ。
早稲田大学理工学部建築学科、同大学院卒業後に鹿島建設入社。
大学院卒業時にリゾートホテル開発プロジェクトにより早稲田大学小野梓芸術賞を受賞。同社では国内外で建築設計や大規模な都市開発業務に従事。鹿島建設社長賞、グッドデザイン賞、SDレビュー賞などを受賞。
2016年、ハーバード大学デザイン大学院へフルブライト留学。2018年、GSD不動産デザイン学科を卒業。外資系不動産ファンドでの投資業務を経験した後、KUROFUNE Design Holdings Inc.（デザイン事務所兼不動産ファンド会社）を創業し独立。
現在はハーバード学生寮生活で得た原体験をもとに、住まいと学びを融合させた国際学生寮「U Share」(https://u-share.com/)を開発運営する。また、慶應義塾大学SFC特任講師、早稲田大学特任講師として「不動産デザイン」について教えている。