ファンをはぐくみ事業を成長させる 「コミュニティ」づくりの教科書
ファンをはぐくみ事業を成長させる 「コミュニティ」づくりの教科書
書籍情報
- 河原 あず 著/藤田 祐司 著
- 定価:1760円(本体1600円+税10%)
- 発行年月:2020年06月
- 判型/造本:46並
- 頁数:264
- ISBN:9784478110546
内容紹介
日本最大級のイベントプラットフォーム「Peatix」創業メンバーと、ビジネス・コミュニティの仕掛け人である2人がタッグを組んだ。年間数百本のイベントを企画し、最高に盛り上がる場づくりのワザを伝授。コロナ後のオンラインイベントにも対応。経験ゼロでもすぐにコミュニティとイベントがつくれます。
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目次
はじめに
1 ビジネスコミュニティを立ち上げる
コミュニティに必須の2つの要素
3つのステップでコミュニティをつくる
まずは方向性を決めよう
その企画は誰に向けたものか
コミュニティを構成する「イベント」と「コンテンツ」
コミュニティの成熟度で決めるイベント形式
イベントとイベントをつなぐコンテンツ
イベントとコンテンツのスケジュールを決める
熱心なファンを中心に参加者を集める
ほかのコミュニティを見学しよう
社内の仲間を巻き込む
コミュニティには4つの種類がある
2 イベントを企画して集客する
最初に決めるのは「トーン」
「おもしろい」イベントの3つの方程式
意外な掛け算で驚きを生む
足し算でおもしろさの量を増やす
組んで変化のおもしろさを引き出す
参加者を増やす集客の公式
トラフィックを最大化する工夫
イベントタイトルを工夫して申込率を高める
カバー画像で視覚に訴える
参加率を分ける有料と無料の差
リマインドメールを送ろう
3 イベントの盛り上げ方
イベントに必要な心理的安全性
急増するオンラインイベントの開催方法
無料でオンラインイベントの動画を配信
オンラインイベント開催までの流れ
オンラインイベントの形式
配信サービスを使い分けよう
リアルと勝手が違うオンラインイベント
参加者と登壇者を交流させるには
オンラインイベントでも参加者を巻き込もう
積極的に参加者の質問に答えよう
オンライン飲み会の要領で懇親会を
参加者の興味を捉え続けられるかが成功のカギ
4 コミュニティの危機を乗り越える
コミュニティを続けるためのポイント
コミュニティが活性化する法則
SNSグループに必要な覚悟
運営ルールは明文化しよう
不測の事態にどう対応するか
リアルからオンラインに切り替える手も
延期、中止で配慮すること
「ピンチ!」の乗り越え方
5 コミュニティ活動の評価方法
コミュニティの最終目標は売り上げ増ではない
5つのKPIを組み合わせる
まずは「①ブランディングKPI」から始める
満足度を測る「②エンゲージメントKPI」
仲間の数を測る「③インフルエンサーKPI」
経営陣へのアピール抜群「④コラボレーションKPI」
説得力はあるが取り扱い注意の「⑤営業KPI」
生存確率を上げる4つの活動
成功のカギは社内の仲間にあり
コミュニティ運営に必要な3つの投資
6 「コミュニティマネージャー」という仕事
ビジョンを掲げてコミュニティを運営
コミュニティのカルチャーを育てる
ファシリテーションの重要性
心理的安全性が大事
コミュニティマネージャーに必要な4つの感情力
自分らしいコミュニティマネージャーになろう
7 新時代に必須の「コミュニティ思考」
危機で再認識したつながりの重要性
都市化やネットの普及で希薄化したつながり
普遍的なスキルとしてのコミュニティマネジメント
「コミュニティ思考」が新しい価値を生み出す
経営にこそ必須の「コミュニティ思考」
「どこで働くか」より「誰と働くか」
おわりに
巻末特典
イベントを盛り上げる神ワザ101
コミュニティマネージャーにオススメの本
コミュニティマネージャーのスキルを養う学校
著者
河原あず(かわはら・あず)
Potage コミュニティ・アクセラレーター。富士通を経て、2008年からニフティが運営する(当時)イベントハウス型飲食店「東京カルチャーカルチャー」イベントコーディネーター就任。年間200本以上のイベント運営に携わる。2013〜2016年、サンフランシスコに駐在。帰国後、伊藤園、コクヨ、オムロンヘルスケア、サントリー、東急などと数多くのビジネスコミュニティをプロデュース。2020年春に独立し、ギルド制のチーム「Potage」を立ち上げ、コミュニティ・アクセラレーターとしてイベント企画、企業のコミュニケーションデザインなどを手掛ける。
藤田祐司(ふじた・ゆうじ)
Peatix Japan株式会社共同創業者 取締役・CMO(最高マーケティング責任者)。慶應義塾大学卒業後、インテリジェンス(現パーソルキャリア)で営業を担当後、2003年アマゾンジャパン(現アマゾンジャパン合同会社)に入社。最年少マネージャー(当時)としてマーケットプレイス事業の営業統括を経て、Peatixの前身となるOrinocoを創業。国内コミュニティマネージャーチームを統括した後、営業、マーケティング統括を兼務。
2019年CMOに就任し、グローバルを含めたPeatix全体のコミュニティマネジメント、ビジネスデベロップメント、マーケティングを統括する。
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