全員を戦力にする人財育成術
離職を防ぎ、成長をうながす「仕組み」を作る
全員を戦力にする人財育成術
離職を防ぎ、成長をうながす「仕組み」を作る
書籍情報
- 有本 均 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2020年04月
- 判型/造本:46並
- 頁数:208
- ISBN:9784478109823
内容紹介
サービス業の人手不足が深刻化しており、採用できた人財を戦力に育てる必要性が増してきた。著者は、日本マクドナルドの教育機関として有名な「ハンバーガー大学」学長や「ユニクロ大学」部長として、社員・アルバイト教育で高い実績を上げた有本均氏。教育と評価を両輪で回す独自の育成メソッドを余すことなく公開する。
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目次
はじめに
第1章 人を辞めさせずに育てる仕組み作り
また行きたくなる店の共通点は何か?
人財育成の基本は「人が辞めない理由」を作ること
「どうせ辞めるから教育はしない」は正しいか?
寝耳に水だったハンバーガー大学学長への就任
COLUMN1 「働き方改革」時代の人財育成
第2章 「グローイング・サイクル」で人が育つ
利益を生み出す土台になるのは人財育成
グローイング・サイクルの4つのステップ
育成は「教育」と「評価」の両方が必要
COLUMN2 OJTの持つ大きな欠点
第3章 店長(マネージャー)教育の真髄
店長育成をどのように進めたらいいのか
入社したときから始める店長育成
「評価を上げるために仕事をする」のは正しい
行動は変えていくことができる
COLUMN3 優秀な店長に共通するもの
第4章 成長につながる評価制度の設計と運用法
評価制度の本来の目的はどこにあるか
評価制度がうまくいかない5つの理由
評価者をどのように教育すればいいのか
制度の浸透のカギを握る「評価会議」
評価制度を根づかせる6つのポイント
COLUMN4 スタッフの笑顔を、どうやって引き出すか
第5章 「教育と評価」で会社が変わった 〜3社の実践事例に学ぶ
教育の体系がない会社が組織活性化に成功
CASE1 NATTY SWANKY 「ダンダダン酒場」の成長を支える学びの文化
地域に愛される鯔背(いなせ)な店を目指して/多店舗展開で痛感した育成の重要性/「読書感想文制度」に惹かれて入社したという新人も/スマホアプリによる学習も導入
CASE2 あさひ 「教育と評価」の両輪でボトムアップを図る
サービス基礎力の徹底化/プロフェッショナルに求められる人間力/スタッフ育成につながる研修を実施/教育はコストではなく投資
CASE3 三州ペイント 研修を通じて「クレド経営」を浸透させる
会社としての基準を示すクレド/顧客満足を最優先に/研修後にグループ・ワークを実施/施工を担当する職人にも研修を実施/お客様からの感謝が次の自信に
COLUMN5 担当分けの変更がスタッフを育てる
第6章 働く人の「やる気」を引き出すTIPS
《人財育成はなぜ必要なのか》について
《言葉がけ》について
《職場作り》について
《店長育成》について
《評価制度》について
COLUMN6 バイトテロを防ぐための育成とマネジメント
おわりに
著者
有本均(ありもと・ひとし)
ホスピタリティ&グローイング・ジャパン 代表取締役社長
グローイング・アカデミー 学長
1956年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部入学後、大学1年生からマクドナルドでアルバイトを始め、1979年、日本マクドナルド株式会社に入社。店長、スーパーバイザー、統括マネージャーを歴任後、マクドナルドの教育責任者である「ハンバーガー大学」の学長に就任。2003年、株式会社ファーストリテイリングの柳井正会長(当時)に招かれ、ユニクロの教育責任者である「ユニクロ大学」部長に就任。その後、株式会社バーガーキング・ジャパン代表取締役など、外食・サービス業の代表、役員を歴任する。2012年、株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパンを設立。日本マクドナルド、ユニクロ等を経験して得た「人財育成のノウハウ」を活かし、世界中のサービス業の発展を目指す。
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