世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0
世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0
書籍情報
- ときど 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2019年12月
- 判型/造本:46並
- 頁数:248
- ISBN:9784478108314
内容紹介
格闘ゲーマーになって20年、順調だった著者のプロゲーマー生活は大きな壁にぶつかった。「誰よりも早く正解を見つける」やり方が、環境の変化により陳腐化したのだ。本書はスランプの中で見つけた新しい努力のやり方をまとめたもの。仕事や人生で「正解」「勝ち」「合理性」の世界で行き詰まっている人に役に立つ1冊!
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目次
はじめに
第0章 ときど式「努力2.0」の6大法則
【①反復の法則】 努力1.0 勝ちにこだわる → 努力2.0 「負け」の中に答えがある
【②環境の法則】 努力1.0 一人でやる → 努力2.0 ライバルは「敵ではない」
【③メンタルの法則】 努力1.0 情熱だけで乗り切る → 努力2.0 心に「負荷をかけない」
【④継続の法則】 努力1.0 己に打ち勝って続ける → 努力2.0 頑張りは「いらない」
【⑤Whyの法則】 努力1.0 レールにそって生きる → 努力2.0 嫌なことは「やらない」
【⑥地力の法則】 努力1.0 人と比較する → 努力2.0 「自分史上最強」になる
第1章 「負け」の中に答えがある【反復の法則】
1 「とりあえず」やってみる。これが僕の努力
2 「負け試合」には全てが詰まっている
3 「1%の気づき」が勝負を分ける
4 計画は「破るが勝ち」
5 1割打者でいい。とにかく打席に多く立て
第2章 ライバルは「敵ではない」【環境の法則】
6 初心者は「ゲームの本質」を知っている
7 仲間からの「ダメ出し」は宝の山
8 オンラインではなく「顔を合わせて」練習する
9 「少し背伸びした環境」を選ぶ
10 「教える」ことで、自分が理解しているかを検証する
11 「なんとなくできる」は危うい
第3章 心に「負荷をかけない」【メンタルの法則】
12 心のエネルギーをなるべく「節約する」
13 毎朝、「自分の通信簿」をつける
14 勝負は「画面の中」だけじゃない
15 「いいことは続かない」を前提にすると後がラク
16 「理不尽」の練習をする
17 格下の相手とでも「挑戦者モード」で戦え
18 勝負所で効くのは「平凡な技」
第4章 頑張りは「いらない」【継続の法則】
19 あらゆる行動を「ルーティン化」せよ
20 家に置くのは「ベッドだけ」
21 「一点集中主義」でいく
22 徹底的にアウトソーシングする
23 「凡人」は武器になる
第5章 嫌なことは「やらない」【Whyの法則】
24 「違和感」があるならやらない
25 「義務」は「やりたいこと」とセットでこなす
26 「心の声」と「世間の声」をごっちゃにしない
第6章 「自分史上最強」になる【地力の法則】
27 「相手の弱みを突く」では、結局勝てない
28 「何が正解か」ではなく「どうなりたいか」
29 ムダだから強い、面白いから強い
30 ポリシーをそのまま「目標」にしない
31 最強キャラより「好きなキャラ」にこだわる人が強い
32 僕にとっての「超えるべき人」
おわりに 僕が「努力したい」と思える場所
ときど 戦いとV字回復の軌跡
謝辞
著者
ときど
東大卒のプロ格闘ゲーマー。本名:谷口一(たにぐち・はじめ)。
1985年沖縄県那覇市生まれ。麻布中学校・高等学校卒業後、1浪を経て、東京大学教養学部理科一類入学。東京大学工学部マテリアル工学科に進学、卒業。同大学院工学系研究科マテリアル工学専攻中退。2010年、日本で2人目となる格闘ゲームのプロデビュー。出場する国際大会ではいずれも上位に入賞するなど、「ときど式」と呼ばれる合理的なプレイで活躍。
しかし2013年ごろから、eスポーツ業界の環境変化により、これまで戦略の柱にしていた「ときど式」の戦い方が通用しなくなり、大スランプに陥る。試行錯誤の末、これまでの戦い方を捨て、ゼロからやり直すことを決断。
その後見事に復活し、2017年最大の世界大会Evolution(EVO)で優勝、2018年カプコンプロツアーで年間ポイントランキング1位、EVO準優勝。さらに2019年も安定して好成績を残している。
2019年、ロート製薬、ソニー・ミュージックエンタテインメント、大塚食品、QANBAとのスポンサー契約を発表。著書に『東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない』(PHP新書)がある。
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