ハーバード・ビジネス・レビュー コミュニケーション論文ベスト10 コミュニケーションの教科書
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ハーバード・ビジネス・レビュー コミュニケーション論文ベスト10 コミュニケーションの教科書
書籍情報
- ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 編/DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部 訳
- 定価:1980円(本体1800円+税10%)
- 発行年月:2018年12月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:272
- ISBN:978-4-478-10693-8
内容紹介
創造的、建設的、説得力のある良いコミュニケーションを実現するための名著論文集。上司・部下や社内の部外間の意思疎通を円滑にする、顧客や取引先との仲をより深める、交渉相手を説得する……すべてのビジネスパーソンに不可欠のコミュニケーションスキルを飛躍させる提言が詰まっています。
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目次
はじめに
第1章 話し方の力
デボラ・タネン ジョージタウン大学 教授
印象は「話し方」で決定付けられる
言語スタイルとは何か
会話を通じたポジション争い
会話という儀式の約束事
誰に権限があるかをめぐる綱引き
最善のコミュニケーションのために何が必要か
第2章 〔意思決定者スタイル別〕ビジネス説得術
ゲイリー・A・ウィリアムズ ミラー・ウィリアムズ CEO
ロバート・B・ミラー ミラー・ウィリアムズ 会長
相手に合わせて説得法を使い分ける
意思決定スタイルの5つのタイプ
タイプ①カリスマ
タイプ②思索者
タイプ③懐疑主義者
タイプ④追随者
タイプ⑤コントローラー
第3章 説得力の思考技術
ジェイ・オールデン・コンガー 南カリフォルニア大学 マーシャルスクール・オブ・ビジネス 教授
説得のスキルが脱C&Cリーダーシップのカギ
説得に不可欠な4ステップ
説得力が組織に利益をもたらす
第4章 沈黙が組織を殺す
レスリー・パルロー ハーバード・ビジネス・スクール 助教授
ステファニー・ウィリアムズ ハーバード・ビジネス・スクール 助手
「沈黙は金」か
沈黙が組織を支配している
部下たちの静かなる反乱
沈黙の悪循環を断ち切る
第5章 嘘偽りのないスピーチの秘訣
ニック・モーガン パブリック・ワーズ 設立者
「嘘偽りのない」態度が人々を動かす
非言語コミュニケーションは言葉より雄弁
4つの練習
4つの真意
第6章 ストーリーテリングの力
ステファン(スティーブン)・デニング 元 世界銀行 プログラムディレクター
ザンビアの物語が世界銀行を変革した
物語は無味乾燥な数字でもわくわくさせる
ディテールを最低限に留める
後ろ向きの物語と前向きな物語
問題の本質を婉曲に伝える
想像力を駆り立てる
第7章 共鳴の演出法
キンバリー・D・エルズバック カリフォルニア大学デイビス校 准教授
第一印象は最初の0.15秒で決まる
組分け帽子
興行主タイプ:デュエットを奏で、ひねりを効かせる
アーティストタイプ:思考実験で想像の世界に誘う
初心者タイプ:熱心な学習者の態度で指導を仰ぐ
キャッチャーは人格モデルに頼るなかれ
プレゼンテーションは一部にすぎない
第8章 明確なメッセージが人と組織を動かす
ジョン・ハム VSPキャピタル ゼネラルパートナー
リーダーの曖昧な発言が混乱を招く
〔第1のメッセージ〕「組織の体制と階層」について
〔第2のメッセージ〕「財務業績」について
〔第3のメッセージ〕「リーダーの仕事観」について
〔第4のメッセージ〕「時間管理」について
〔第5のメッセージ〕「企業文化」について
第9章 ストレス・コミュニケーションの対処法
ホリー・ウィークス ライティングワークス・アンド・スピーキングワークス 社長
ストレス・コミュニケーションは日常茶飯事
タイプ①「君に悪い知らせがある」
タイプ②「いったい何がどうなっているの」
タイプ③「それは個人攻撃です」
ストレス・コミュニケーションに備える
ストレス・コミュニケーションをマネジメントする
第10章 「説得」の心理学
ロバート・B・チャルディーニ アリゾナ州立大学 リージェント教授
説得を「芸術」から「科学」へ
〔原則1〕好意を示す
〔原則2〕心遣いを怠らない
〔原則3〕前例を示す
〔原則4〕言質を取る
〔原則5〕権威を示す
〔原則6〕稀少性を巧みに利用する
説得の効果をより高めるために
編者
『Harvard Business Review』(HBR)とは
ハーバード・ビジネス・スクールの教育理念に基づいて、1922年、同校の機関誌として創刊された世界最古のマネジメント誌。米国内では29万人のエグゼクティブに購読され、日本、ドイツ、イタリア、BRICs諸国、南米主要国など、世界60万人のビジネスリーダーやプロフェッショナルに愛読されている。
訳者
『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』(DHBR)とは
HBR誌の日本語版として、米国以外では世界で最も早く、1976年に創刊。「社会を変えようとする意志を持ったリーダーのための雑誌」として、毎号HBR論文と日本オリジナルの記事を組み合わせ、時宜に合ったテーマを特集として掲載。多くの経営者やコンサルタント、若手リーダー層から支持され、また企業の管理職研修や企業内大学、ビジネススクールの教材としても利用されている。
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