一人になりたい男、話を聞いてほしい女
一人になりたい男、話を聞いてほしい女
書籍情報
- ジョン・グレイ 著/児島修 訳
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2018年08月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:232
- ISBN:978-4-478-10516-0
内容紹介
25年の時を経て、名著『ベストパートナーになるために』待望の続編!全世界5,000万人が読んだ「男と女の絶対ルール」決定版!なぜ男は一人になりたいのか、女はなぜ話を聞いてほしいのか? 家庭、職場、恋愛……あらゆる場面で必須の異性間コミュニケーション。人類500万年普遍の<男女の心理法則>がここに。
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目次
はじめに ── 男女の違いを深く理解することが、恋愛と人生を充実させるためのカギ
異性をよく知ることは人生の宝物になる
時代遅れの恋愛観が人生を台無しにする
変えるべきはパートナーではなく自分自身
満ち足りた関係を確実につくる“成功の方程式”
男と女の新たなニーズ ── 相手にとって一番大切なものは何か
真の幸せをつかみとるために必要な、恋愛関係のスキル
恋愛と人生を充実させる方法は、学ぶことのできる知識であり技術だ
第1章 火星と金星を超えて ── 一人ひとり違う男らしさと女らしさのバランスを知ることが、なぜ重要なのか
『ベスト・パートナーになるために』を現代版にアップデートする
恋愛の誤解を生む、12の主な男女の違い
私は火星人? それとも金星人?
女性化する男性、男性化する女性
適切なホルモンバランスを見つける方法
カップルが恋愛感情をすり減らせてしまう理由
愛する人への情熱をいつまでも失わないために
人生の新たな可能性を切り開く
第2章 ロールメイトからソウルメイトへ ── 互いに成長し合える関係になることがもたらす計り知れない価値
新しい男女のあり方が必要になりつつある
ロールメイトの関係 ── 男が働き、女が子育てをする古いスタイル
現代の男女は「高次元の欲求」を求めている
ソウルメイトの関係 ── 心の満足を求める現代の男女
“恋愛感情が薄れていく”という問題
忙しく、疲れていると何が問題か
愛を通じて共に成長する
第3章 恋愛のなかで本当の自分を表現する ── 幸福度を高め、ストレスを減らすためにカップルができること
女性の「男らしい」部分、男性の「女らしい」部分
本当の自分を自由に表現する
私たちのなかの「男らしさ」と「女らしさ」
男らしさと女らしさの12の特性
「男らしさ」と「女らしさ」の正体はホルモン
男らしさと女らしさのバランスはこうやって決まる
ホルモンは気分や感情に直接影響する
真の自己を育てる
中年以降の男女関係のコツ
社会の圧力と自分らしさの表現
第4章 男女の違いを知れば、いつまでも色褪せない魅力と情熱を保てる ── 女はもっと話をしよう、男はもっと話を聞こう
「情熱」を長続きさせるには
男と女は磁石の関係
家に帰ったときがホルモンバランス調整のチャンス
カップルがいいバランスを保つには
ホルモンニーズを満たそう
社会問題のデータからみる男女の違い
ノルウェーのパラドックス
男女平等とは、“男と女は同じ生き物である”と考えることではない
第5章 男は女にこうしてほしい ── 男のテストステロンを上手にコントロールすれば、恋愛はうまくいく
男性も「女らしく」なる時代
“ストレス退治”のホルモンは男女によってまったく違う
テストステロンは男のストレス対処に重要
男の怒りが恋愛をぶちこわす
男が「男らしさ」を抑えると怒りっぽくなる?
男はストレスを感じたらどうなるか
男は“洞窟タイム”で自分の殻にこもることが必要
テストステロンは使わなければ衰える
男性のテストステロン回復のために女性にできること
男がテストステロンを増やすために必要なもの
第6章 女は男にこうしてほしい ── 女のエストロゲンが幸せを呼ぶ
現代の女性はエストロゲンが減少している
ホルモンレベルは閉経後に低下する
愛のホルモン「オキシトシン」
女に“肌の触れ合い”が大切な理由
なぜ男は女が感情的だと思うのか
男は“戦うか逃げるか”、女は“思いやりと絆”でストレスに対処する
女性はストレスを感じたらどうなるか
オキシトシンで女性のストレスが激減する理由
女性を支えるためには
女性がオキシトシンとエストロゲンを増やすために必要なもの
男が女の話を聞くことは、それ自体に意味がある
「ビーナス・トーク」を練習しよう
女性が不満を持っているときの見分け方
感情を分かち合うことは、不満を口にするのとは違う
第7章 女性の幸福のカギを握る4つのホルモン ── カップルが必ず知っておきたい、ホルモンバランスに合わせた愛情の秘訣
女性にとって大切な4つのホルモンの知識
つがいの絆 ── 「オキシトシン」と「エストロゲン」
女性が幸せホルモン「オキシトシン」と「エストロゲン」を増やす40の方法
職場を離れたときこそが大事
プロゲステロン ── 脳を落ち着かせ、ストレスを減らす
プロゲステロンは月経周期の後半に必要
過剰なテストステロンには要注意
月経周期に従った女性のホルモンサイクルとは
第8章 相手時間・二人時間・自分時間 ── カップルの愛を格段に深める、3つの時間の使い方
女性のホルモンサイクルを理解する
女性のホルモンの変化を意識しよう
相手時間・二人時間・自分時間とは
5日間の“愛の期間” ── 「二人時間」はなぜ重要か
女性が自分時間へ移行するのに必要なもの
愛のホルモンオキシトシンは各フェーズでどれくらい必要?
オキシトシンで心を開く
ネガティブな感情を手放す
仕事の後でリラックスする方法
愛情を求めることで男性を動機づける
男性は自分時間にこもりがち
男を洞窟から出すためには
男女がお互いを魅力的だと感じるとき
男の心は求められると動く
女性の自分時間をサポートする方法
第9章 聞いてほしい女、褒められたい男 ── 不満をぶつけ合わずに、上手に言いたいことを伝えるには
男性はパートナーに不安や不満を話しすぎないほうがいい
不満をぶつけるのではなく「リクエスト」する
命令を「リクエスト」に言い換える
パートナーに感謝する
なぜ女性は感謝されていないと感じるのか?
相手のことを深く理解する
第10章 男と女が求めることはこんなに違う ── 相手が求めているものが何かを知らなければ、本当の愛は与えられない
女性が求めている愛情表現とは
愛は男の人生に新しい意味を与える
男性が求めている愛情表現とは
火星と金星、それぞれ人生の目的
感謝や尊重をきちんと示す
愛を与え、受け入れる
男性は「受け入れられること」を求める
第11章 ふたりが力を合わせれば人生は変わる ── 女の感謝と男の共感が“一生別れないカップル”をつくる
女の気持ちを認め、男を褒める方法
認めることの力
感謝することで相手も心を開いてくれる
男の“ボスザル”の感覚を目覚めさせる
異性が話す言葉の本当の意味を知る
カップルが別れる理由
第12章 不満をぶつけ合わない男女関係 ── 生涯をかけて高次元の愛を求めていくために
不満は人生の一部だと認める
なぜ不満を口にするとうまくいかないのか
男の最大の弱点は、“コントロールされている”という感覚
男は女から「私は不幸だ」と言われると辛い
女性は「リクエスト」をパートナーに伝えよう
男はまず「わかった」と言おう
パートナー以外についての不満はその日のうちに話そう
男女の関係の4段階
第1段階 ── 相手を正しいか間違っているかで判断する
第2段階 ── パートナーとの関係がうまくいかないことに気づく
第3段階 ── 「高次元の愛」を見つけ始める
第4段階 ── パートナーのあるがままを受け入れる
人生の新たなステージへ
訳者あとがき
著者
ジョン・グレイ(John Gray)
心理学博士。恋愛・結婚分野の専門家として世界一の名声を誇る。大ベストセラーとなった『ベスト・パートナーになるために ── 男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた』(三笠書房)をはじめとする多くの著作は45カ国語に翻訳され、世界150カ国で販売。累計5000万部を売り上げた。過去40年間にわたり、世界中の人々の男女関係、コミュニケーション、健康の改善に貢献し、自らも30年以上、幸福な結婚生活を続けている。家庭や職場で男女の違いを理解し、尊重することの重要性をテーマにしたワークショップや講演を世界各地で実施。多数のテレビ番組に出演し、タイム誌、フォーブス誌、USAトゥデイ紙など大手メディアで特集された。3人の娘と4人の孫がいる。現在は妻のボニーと北カリフォルニアに暮らし、自らが主張する、健康とパートナーとの関係性を健全に保つための方法を熱心に実践している。
訳者
児島修(こじま・おさむ)
英日翻訳者。訳書に『脳にいい食事大全 ── 1分でアタマがよくなる食事の全技術』『天才の閃きを科学的に起こす 超、思考法 ── コロンビア大学ビジネススクール最重要講義』『自分を変える1つの習慣』(以上、ダイヤモンド社)、『やってのける』『自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義』(ともに大和書房)などがある。
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