目次

はじめに

世界最大のソフトウェア会社をゼロから作り替える
知られざる超エクセレントカンパニー変革の全貌

Chapter１　12万人の10兆円企業をゼロから作り替える ── 全盛期を過ぎたと思われた巨大企業はなぜ蘇ったのか

巨人はなぜ蘇ったのか
「来るべき未来」への想像力
自社のアイデンティティを見直す
「文化は戦略を上回る」
アップルは敵ではなくパートナー
王者が描く「チャレンジャー」戦略
新しいカルチャーに息を吹き込む10の習慣
ミッションの次はストラテジーではなく「世界観」
時代が変われば世界観も変わる
事業部の垣根を越えて「会社全体」を捉える
伝統行事もやり方をどんどん変える
組織体制もパッチワーク型をすべてリセット
評価制度はアクティビティから「インパクト」へ
求められる人材が変われば「育成」も変わる

Chapter２　知られざる最強企業の全貌 ── 未来の震源地に集まる世界最高の頭脳たち

単なる「Windows」「Office」の会社ではない
広大な敷地に125の建物が並ぶアメリカ本社
個室からオープンスペースへ
イノベーションを生む秘密基地「Garage」
仕事は自分で見つけ、動かしていくもの
世界最高峰の研究所「マイクロソフト・リサーチ」
「破壊的なテクノロジー」で巨大なインパクトを起こす
世界中から集まる最高レベルの頭脳たち
強い危機感が組織とビジネスモデルを大きく変えた
変革の成功は「過去を否定しなかった」から

Chapter３　AIを最もスケールできる会社 ── 「AIの民主化」ですべての人の仕事と生活を変える

25年の研究とデータ量で世界最先端
スケールできるものこそ、社会で意味を持つ
高速で日々進化する「対話のAI」
人間のように対話する「自動会話プログラム」
ドライブスルーのオーダーをAIが完璧に受ける
人間より「感情」を読み取れる顔認証
AIのエコシステムを作って実用化を目指す

Chapter４　未来を激変させる驚異の発明 ── 無限の可能性を秘めた破壊的テクノロジー「MR」の秘密

現実とデジタルが融合して新世界の扉を開く
視線・ジェスチャー・声で操作するという「未来」
目の前に浮かんだ人体模型に頭を入れると……
さまざまなビジネスに応用できる無限の可能性
HoloLensはこれまでとまったく違う爆発力を持つ
過去を振り返り、未来を予見して生まれた発明
時間と空間を操れば働き方は激変する
すべての業界で“不可能がなくなる”プラットフォーム

Chapter５　驚異的な生産性を実現する仕組み ── なぜ少ない人数でより多くの仕事ができるのか

100万人が訪れた働き方改革の聖地
フレキシブルな働き方で売り上げと生産性アップ
「１週間、会社に来てはいけない」でわかったこと
競合と比べて生産性が圧倒的に高い理由
「会社に行かないといけない」は本当か？
データの作り方で管理部門の生産性も激変
AI時代にいかに機械を参考に意思決定するか

Chapter６　ポスト・スマホ時代の覇者 ── AI、MR、ビッグデータ、ワークプレイス……すべてつながる働き方の未来

史上最高の包括的ソリューションとは？
データで「時間の使い方」を可視化して改善
１クリックで63カ国の言語に一発変換
スピーディな意思決定ができる仕組み
年間1000億円ものセキュリティ対策
オフィス環境を変えて、業務効率を上げる
他社の業務改善からビジネスモデル構築まで支援
ポスト・スマホ時代の覇権は誰が握るのか

おわりに

著者

上阪徹（うえさか・とおる）
1966年、兵庫県生まれ。早稲田大学商学部卒。
ワールド、リクルート・グループなどを経て、94年にフリーランスとして独立。
経営、金融、ベンチャー、就職などをテーマに雑誌や書籍、webメディアなどで幅広く執筆やインタビューを手がける。これまでの取材人数は3000人を超える。
著書に『あの明治大学が、なぜ女子高生が選ぶNo.１大学になったのか？』（東洋経済新報社）、『社長の「まわり」の仕事術』（インプレス）、『10倍速く書ける　超スピード文章術』（ダイヤモンド社）など多数。インタビュー集に、累計40万部を超えるベストセラーとなった『プロ論。』シリーズ、『外資系トップの仕事力』シリーズなどがある。
企業取材本も『JALの心づかい』（河出書房新社）、『600万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス』（角川SSコミュニケーションズ）、『リブセンス〈生きる意味〉』（日経BP社）、『成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか？』（あさ出版）など多数。インタビューで書き上げるブックライター作品も60冊以上を数える。