一流の人はなぜ風邪をひかないのか?
一流の人はなぜ風邪をひかないのか?
書籍情報
- 裴 英洙 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2018年02月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:176
- ISBN:978-4-478-10250-3
内容紹介
プレゼン前、試験前、出張前、結婚式前、試合前……絶対に風邪をひけない人へ。MBA医師が国際感染症予防法×医療統計データ×150本の最新論文で初めて明かした、医学的に正しい35の風邪ウィルス撃退法と最速回復法を1冊に網羅!
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目次
はじめに 絶対に風邪をひけないあなたへ
■なぜ、誰も「正しい風邪対策」を教えてくれないのか?
■「都市伝説」に頼らない医学的根拠に基づいた具体策
■絶対に風邪をひけない医者が実践している方法
序章 一流の人は、なぜ風邪をひかないのか?
1 一生の「丸一年」あなたは風邪をひいている 「風邪をひかない人」がやっていること
■どんな名医も風邪をひく
■風邪をこじらせる人、1日でケロッと治す人
2 いかに風邪の「前兆」をキャッチするか? 本書で紹介する風邪対策の「新常識」
■「風邪のひき方」にはパターンがある
■みんな「身体」は一流である
3 風邪は7日で自然に治る 医者が教えてくれない最低限の風邪知識
■ベストパフォーマンスから1週間も遠ざかる
■あなたが1回風邪をひくと「4万4000円」の経済損失に
■余計な仕事が増えて、みんなの信頼を失う
第1章 医者が教えてくれない「風邪の正体」
4 風邪の代表的な症状と経過 ひき始めから治るまで、何が起きているのか?
■風邪の原因は「ウイルス」が9割
■ウイルスの種類によって症状は違う
■あと何日経てば治るのか?
■なぜ、夏に風邪をひくのか?
■「ウイルス」と「細菌」は別の生き物
5 病院に行っても風邪は治らない 「原因」を特定できない2つの理由
■医者は「風邪です」と断定できない
■「インフルエンザ以外は大丈夫」が医者の本音?
6 風邪とインフルエンザはどう違うか? 「症状」と「対処法」がこんなに違う
■検査しても「インフルではない」と誤判断される理由
■いつまで「外出禁止」なのか?
7 「インフルエンザワクチン」は意味がないのか? いつ、何のために接種すべきなのか
■「大切な人に迷惑をかけないため」に接種する
■ワクチンを打ったらインフルになるか?
8 要注意! こんな症状は風邪じゃない 「風邪以外の病気」の見分け方
■即刻、医者にかかるべき3条件
第2章 「超初期症状」で対処すれば風邪はひかない
9 風邪を悪化させる人・させない人 「ひく前」にリカバーする方法がある
■あなたの身体が発する「シグナル」に気付け!
■風邪の症状が起こるしくみ
■こんな「違和感」に気をつけろ!
10 超初期症状を発見する「風邪ログ」 あなたの「風邪のひき方のパターン」の見つけ方
■ほとんどの人が「風邪をひく前の行動」を振り返らない
■ベッドの中で超初期症状を特定せよ!
11 風邪ウイルスが集まる「危険地帯」 絶対風邪をひけない人が避けるべき場所とは?
■風邪は「接触感染」と「飛沫感染」でうつる
■「出っ張っていて、多くの人が触るところ」が危険!
■「顔を触るクセ」があるとリスクが跳ね上がる
■せきやくしゃみで飛んだウィルスは空気中で30分生きる
■満員電車・会議室・カラオケは超危険地帯
■子どもが集まりやすい場所も要注意
12 ウイルスをシャットアウトするマスクの着け方 医者が教える正しい着用3原則
■市販の使い捨てマスクを1日で使い切る
■「ウイルス○%カット」は要注意
13 ウイルスを寄せ付けない「うがい」の3原則 いつ、どんなやり方が効果的なのか?
■「うがい薬」に風邪の予防効果は望めない
■うがいする前に、口をゆすげ!
14 「唾液」を出し続けると風邪予防になる 「アメ」より「ガム」がいい理由
■のどの「保湿」と「殺菌」を両立する方法
15 「手洗い」と「アルコール消毒」の超基本 「1日11回」で風邪リスクが半減する
■ウイルスを撃退する「手洗いテク」
■濡れた手で「アルコール消毒」してはいけない
16 トイレの「ジェットタオル」を使ってはいけない 「タオルの選び方」で感染リスクが変わる!
■使い捨てペーパータオルが圧倒的に清潔である
17 「鼻で呼吸する」だけで風邪予防になる 鼻水の色で対策を判断せよ
■鼻が詰まると風邪をひきやすくなる理由
■鼻水の色に隠された「風邪のサイン」とは?
18 「鼻くそほじり」はリスクが高い 「自滅」しないために意識すべきこと
■伸びた爪で鼻の中をいじってはいけない
■「鼻毛」を切りすぎない
19 新幹線と飛行機は「一番後ろの席」を選べ 飛行機で「5人に1人」が風邪をひく?
■飛行機は日常生活の「113倍」風邪をひきやすい
20 出張先のホテルでは「湿度」を上げよ ウイルスが部屋を漂いにくくするテクニック
■室内の湿度を上げる3つの方法
第3章 「ひいてしまった……」正しい医者のかかり方と「あの治し方」のウソ
21 「この本の著者」が風邪をひいたら何をするか? 「ひき始め」「いちばん辛いとき」「治りかけ」でやっていること
私の方法(1) 「ひき始めの対策」
私の方法(2) 「いちばん辛いときの対策」
私の方法(3) 「治りかけの対策」
22 医者が風邪をひいても病院に行きたがらない理由 「病院感染」対策の5原則
■冬の病院は「ウイルスの巣窟」
23 より速く、より的確な治療を促す「症状メモ」 ベッドで寝ながらスマホで10分の方法
■今日までの「症状の変化」を伝えよ!
■「様子をみてください」と言われた時の切り返し方
■医者への聞き方「良い例」と「悪い例」
■「過去の病気」「家族の病歴」で医者は何を判断する?
24 風邪に「抗生物質」は効かない 「不適切な風邪薬」の恐るべき副作用
■説明なく「抗生物質」を出す医者を信用するな
■症状が消えても細菌は生きている
■「抗ヒスタミン薬」を飲んだら運転は避けるべき
25 薬局と薬剤師の「使い倒し方」 全国5万8000軒の薬局活用法
■薬局の滞在時間を短縮する3つの方法
■「かかりつけ薬局・薬剤師」と「電子お薬手帳」を活用せよ
■薬のインペアード・パフォーマンスについて確認する
26 「あの治し方」のウソ6選 都市伝説にダマされない正しい医学知識
(1) 酒で「アルコール消毒」する
(2) 人にうつせば風邪は治る
(3) 熱い風呂に入れば治る
(4) ビタミンCで予防・回復できる
(5) うがい薬で風邪は予防できる
(6) 「空間除菌グッズ」を使う
■「厚着」がよいとは限らない
第4章 ぶり返さない・他人にうつさないためにやるべきこと
27 「重力に逆らわない」が回復への最短距離 身体を回復に集中させるためにできること
■できる限り「身体を横たえる」
■1つ仕事をやろうとするだけで回復が遅れる
28 熟睡できないと風邪をひきやすくなる 「睡眠不足」と風邪の関係
■「徹夜」の恐ろしいリスク
29 のどの痛みは「黙れ」のサイン 炎症からの回復法の基礎知識
■「刺激物で消毒」は最悪
30 「鼻のかみ方とティッシュの捨て方」のルール 医療従事者の感染防止法のエッセンス
■フタ付きゴミ箱の奥に押し込め!
■医療従事者の常識「咳エチケット」
31 もし家族が風邪をひいたら ウイルスだらけの「家の中」のリスク管理法
■部屋を分離し、共有物もできる限り分ける
■1週間のスケジュールを組み直す
32 取引先が風邪をひいている時の対処法 相手の感情に配慮した4つの防御策
■相手に配慮した「風邪ひき相手の対応法」4原則
33 医者が教えてくれない「漢方薬」の効果 漢方の医学的エビデンス
■驚くべき漢方薬の効果5選
■日本には漢方の専門医が少ない
おわりに
参考文献
著者
裴 英洙(Eishu Hai)
医師・医学博士、MBA。ハイズ株式会社代表取締役社長。
1972年奈良県生まれ。金沢大学医学部卒業、金沢大学大学院医学研究科修了。金沢大学医学部卒業後、金沢大学第一外科(現・先進総合外科)に入局し、大学病院や基幹病院を中心に、主に胸部外科(肺がん、心臓病など)に従事し、日々手術に明け暮れる。その後、金沢大学大学院に入学し、外科病理学を専攻し医学博士を取得。さらに、病理専門医を取得し、市中病院にて病理医として病気の最終診断にかかわり、年間1万件以上の重大疾病の診断をこなす。
医師として働きつつ慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應ビジネス・スクール)にて医療政策・病院経営の第一人者の田中滋教授に師事。同ビジネス・スクールを首席で修了。フランスグランゼコールESSEC大学院交換留学。ビジネス・スクール在学中に医療機関再生コンサルティング会社を設立。多数の医療機関の経営支援、ヘルスケア企業の医学アドバイザー業務などを行なっている。現在も医師として臨床業務をこなしつつ、臨床の最前線からのニーズを医療機関経営に活かすハンズオン型支援を行なう。
『一流の睡眠』『なぜ、一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さないのか』『10の仕事を1の力でミスなく回すトリアージ仕事術』(以上、ダイヤモンド社)、『医療職が部下を持ったら読む本』(日経BP社)など著書多数。
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
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