ジョン・P・コッタ— 実行する組織
大企業がベンチャーのスピードで動く
ジョン・P・コッタ— 実行する組織
大企業がベンチャーのスピードで動く
書籍情報
- ジョン・P・コッタ— 著/村井章子 訳
- 定価:2200円(本体2000円+税10%)
- 発行年月:2015年07月
- 判型/造本:46上製
- 頁数:208
- ISBN:978-4-478-02837-7
内容紹介
世界中の管理職がこぞって読んだベストセラー&ロングセラー『リーダーシップ論』のコッター教授が贈る最新作!半世紀の歴史を誇る「マッキンゼー賞」2012年金賞受賞!
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目次
はじめに
第1章 階層組織の限界
組織にとって最も根本的な問題
ネットワーク組織から階層組織へ
階層組織の限界
新しい道「デュアル・システム」
本書の構成
第2章 デュアル・システムとは何か
高業績企業は実施していた
デュアル・システムの構成
デュアル・システムを成功に導く五つの原則
八つのアクセラレータ
ネットワーク組織の波及効果
推進力を生むために
第3章 失敗事例に学ぶ、企業が陥りがちな罠
P社の事例 ── 新しいCEO、新しい戦略
人事情報システムを開発する
はたして、プロジェクトの価値は
暗礁に乗り上げる
思い込みの罠
第4章 リーダーシップの本質と企業組織の進化
ベストプラクティスの限界
マネジメントとリーダーシップの違い
多くの企業がたどる、組織のライフサイクル
いま必要なのは、原点回帰アプローチ
第5章 成功事例にみる「五つの原則」「八つのアクセラレータ」
デュアル・システムをうまく回すには
業績が伸び悩むT社の挑戦
デビッドソン、五つの原則を肝に銘じる
アクセラレータ① 危機感を持ち、機会の実現をめざす
アクセラレータ② コア・グループを形成する
アクセラレータ③ ビジョンを掲げ、イニシアチブを決める
アクセラレータ④⑤ 志願者を募り、イニシアチブを進める
アクセラレータ⑥⑦⑧ 最初の成果を上げ、さらに成果を上げ続ける
誰もが驚いた二年後の成果
その他にも成功事例はある
第6章 真の危機感をいかに醸成するか
組織は本来的に自己満足に陥る
自己満足と偽の危機感
心を開き、外の現状に気づかせる
トップがロールモデルになる
成果を祝い、前向きのエネルギーを生む
いつでも、どこでも、誰に対しても
第7章 大きな機会、大きな可能性
なぜビジョンではなく、「大きな機会」なのか
ビジョン、戦略目標のデメリット
大きな機会を伝わりやすく示すには
ケース① 製造サービス会社の成長の加速
ケース② サプライチェーンの改革
ケース③ 医療関連企業の営業改革
ケース④ 軍隊の組織改革
第8章 デュアル・システムを巡る「よくある質問」
多くの人の不安と疑問に答える
終章 企業の未来とデュアル・システム
変化は加速し続ける
戦略は大きく進化した
資料A 従来の変革手法はまだ通用するか
資料B いまデュアル・システムを導入すべきか
著者
ジョン P. コッター(John P. Kotter)
ハーバード・ビジネス・スクール松下幸之助記念講座名誉教授。マサチューセッツ工科大学(MIT)、ハーバード大学卒業後、1972年からハーバード・ビジネス・スクールで教鞭をとる。1981年、当時としては史上最年少の34歳で正教授に就任した。
主な著書に『企業変革力』『ジョン・コッターの企業変革ノート』(日経BP社)、『第2版 リーダーシップ論』『幸之助論』『カモメになったペンギン』(ダイヤモンド社)、『ハーバード流企画実現力』(講談社)など多数。
変革のリーダーシップの実現をサポートするコッター・インターナショナルを興した。
訳者
村井章子(むらい・あきこ)
翻訳家。上智大学文学部卒業。翻訳書多数。主な訳書に、『リーン・イン』(日本経済新聞出版社)、『帳簿の世界史』(文藝春秋)、『トマ・ピケティの新・資本論』『幸福論』『道徳感情論』(共訳)(以上日経BP社)、『じゅうぶん豊かで、貧しい社会』(筑摩書房)、『ファスト&スロー』(上下、ハヤカワ・ノンフィクション文庫)、『善と悪の経済学』(東洋経済新報社)など。
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