アクティブリスニング なぜかうまくいく人の「聞く」技術
アクティブリスニング なぜかうまくいく人の「聞く」技術
書籍情報
- 谷本有香 著
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
- 発行年月:2015年05月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:240
- ISBN:978-4-478-02185-9
内容紹介
「聞く技術」「聞き上手の本」を読んで実践しても、なぜ成果が出ないのか。
「相手を気分良くさせて、それでいて、自分の強みをさりげなくアピールし、自分の思い通りの結果を出してしまう」
絶対結果を出している人の「聞く技術」があった!
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目次
はじめに
「話が苦手な人ほどうまくいく方法」とは?
「聞き上手」は「いい人」で終わりがち
口下手、人見知りの人ほどうまくいく方法
第1章 「アクティブ リスニング」は3つのステップで、うまくいく!
「準備」→「本番」→「フォロー」という3つのステップで、結果を出す
話し下手は「話す」ことを気にしすぎ
まずは相手の話を「聞く」に集中!
誰でも自分の話を聞いてほしいもの
日本的なコミュニケーションは、「傾聴」から始まるのが大正解
「聞く」には、「傾聴」と「問答」の2つがある
大事なのは、2つの「聞く」の相乗効果
まずは「傾聴」、次に「問答」の順番で!
「アクティブ リスニング」は3つのステップで、うまくいく!
「アクティブ リスニング」の4つのメリット
第2章 「準備のスキル」で、本番を最高の状態で迎える!
まずは、14の「準備のスキル」を身につける
準備とは「目標確認」「情報収集」「質問づくり」の3つ
準備
準備のスキル1 自分が目指す「目標」を、まずは明確にする
準備のスキル2 「目標」までの中間点をいくつか設定する
準備のスキル3 相手に提供できるメリットを、同時に考える
準備のスキル4 いつまでに何をどう調べるか、スケジュールを立てる
準備のスキル5 共通の知人に、相手と会う予定を伝える
準備のスキル6 相手の近くにいる人に、フォーカスする
準備のスキル7 自分の目標に必要な情報を絞って、集中的に調べる
準備のスキル8 ここ一番や重要な相手は、バックグラウンドまで調べる
準備のスキル9 相手との違いや共通点から、自分の強みを意識する
準備のスキル10 テーマ、切り口、強みで、「筋肉質な質問」にする
準備のスキル11 相手の思考パターンを想像しながら、質問を考える
準備のスキル12 自分のパーソナリティと関連づけて、質問をつくる
準備のスキル13 質問を、大まかな台本にまとめてみる
準備のスキル14 朝5時に質問を考える
第3章 「本番」では、「傾聴」と「問答」の組み合わせで、120%の結果を!
15の「傾聴のスキル」、15の「問答のスキル」を身につける
「傾聴」は、心構えと身振りが大事!
本番 傾聴
傾聴のスキル1 相手が最高の気分で話せる雰囲気で迎える
傾聴のスキル2 相手先へ出向く時も、敬意のひと手間を惜しまない
傾聴のスキル3 本番直前に、相手と笑い合っているシーンを思い浮かべる
傾聴のスキル4 最初の挨拶は、オーバーなくらいでちょうどいい
傾聴のスキル5 冒頭のひと言で、相手の気持ちを柔らげたり、高めたりする
傾聴のスキル6 初対面の相手は、名前を10秒で覚え、繰り返す
傾聴のスキル7 その日の相手との共通点を探す
傾聴のスキル8 苦手な気持ちをコントロールする
傾聴のスキル9 熱意や覚悟を心の中に持つことで、自信を示す
傾聴のスキル10 相手と「素」で向き合う
傾聴のスキル11 相手のツボに反応する
傾聴のスキル12 アイコンタクトは控えめがいい
傾聴のスキル13 大勢の中でもしっかり反応する
傾聴のスキル14 相手の共感を引き出すフレーズやアクションを使う
傾聴のスキル15 終わりの演出にこだわる
「問答」では質問のタイミングや表現を工夫する
本番 問答
問答のスキル1 質問っぽい質問をしない
問答のスキル2 慣れないうちは、「それで?」の繰り返しでOK
問答のスキル3 話の流れをさりげなくコントロールする「切り返し質問法」
問答のスキル4 話のペースを変えたり、他のテーマに移る「場面転換法」
問答のスキル5 相手のちょっとした変化を見逃さずに質問する
問答のスキル6 難しい質問をする時は、リフレーズしたり、二者択一で聞く
問答のスキル7 相手が答えにくそうな質問は、角度を変える
問答のスキル8 話が盛りあがらない時は、子ども時代の話を聞く
問答のスキル9 自分の考えや気持ちを疑問形で伝える
問答のスキル10 質問に自己アピールをさりげなく混ぜ、「デキるな!」と思わせる
問答のスキル11 グッドコップとバッドコップを使い分け、質問する
問答のスキル12 自分の得意な役柄になりきって質問する
問答のスキル13 質問以外の雑談や無駄話をたっぷり行い、信頼関係を深める
問答のスキル14 場合によっては疑問や否定の反応で、自分の考えを伝える
問答のスキル15 自分の考えをスムーズに伝える定番フレーズを増やしていく
第4章 「フォロー」で関係をつなぎ、より大きな結果を出す
4つの「フォローのスキル」で、次へつなげる
本番後のフォローは、スピードが大事
フォロー
フォローのスキル1 別れ際にもうひと言を加える
フォローのスキル2 相手に連絡するきっかけのため、自分に宿題を課す
フォローのスキル3 自分の言葉で感想をつづった「お礼状」を、すぐ出す
フォローのスキル4 相手の役に立つ小さなことを続ける
「ほどよい距離」のネットワークを、あちこちにつくる
信頼が深まると、相談を受けることが多くなる
人生のポジティブ・スパイラルへ
第5章 「アクティブ リスニング」を磨くトレーニングと応用法
9つのトレーニングと4つの応用例で、「アクティブ リスニング」が完璧に身につく
当たり前だけど、なかなかできていない大切なこと
トレーニング1 相手が話し終わるまで黙って聞く
トレーニング2 よく知らない相手の長所を5つ見つける
トレーニング3 一緒に仕事をしたい相手に提供できるメリットを、5つ考える
トレーニング4 相手と会う前に、目標と話の流れを書き出してみる
トレーニング5 気になる相手と親しくなるプロセスを設定し、質問を考えてみる
トレーニング6 まわりとは違う立場で理由を3つ挙げてみる
トレーニング7 自分らしい言葉やフレーズを集める
トレーニング8 質問の主語と述語をはっきりさせてみる
トレーニング9 身近な人相手に、「アクティブ リスニング」の3ステップをやってみる
普段の仕事やプライベートでのスキルの応用例
応用例1 パーティーで初対面の人と仲良くなる
応用例2 新任の上司と良い関係をつくる
応用例3 取引先からの信頼を高める
応用例4 プレゼンテーションでの勝率をあげる
おわりに
著者
谷本有香(たにもと・ゆか)
経済キャスター/ジャーナリスト/コメンテーター
大学卒業後、山一證券に入社、社内の経済キャスターに抜擢される。しかし、2年後、会社が自主廃業となり、フリーランスキャスターの道を選ぶ。ところが、アナウンス訓練も受けたことがない、人としゃべるのが苦手、敬語も使えない、知識も教養もない、のないないづくしで、フリー初日から厳しい洗礼を受ける。そこで、フリーランスの世界での生き残り策を必死で考え、コミュニケーション術が大きく影響していることに気づく。そこからはフリーの世界で仕事をさせていただくために、試行錯誤しながら最強の技術を探求し、見出したのがこの「アクティブ リスニング」である。この技術に出合ってからは、十数年にわたって経済キャスターの第一線で活動し、日経CNBCでは初めての女性コメンテーターに抜擢される。経済シンポジウムでは元日銀副総裁らに交じりパネリストを務めるなど、仕事の範囲が大きく広がることに。
また、トニー・ブレア元英首相、マイケル・サンデル ハーバード大教授、著名投資家のジム・ロジャース氏などの独占インタビューをはじめ、世界のVIPへのインタビューは1000名を超える。
Bloomberg TV、日経CNBCなどを経て、現在はフリーで国内外の著名人インタビューや、金融・経済セミナーのモデレーター、企業IR支援、Huffington Post、TABI LABO等でコラム・記事執筆などを手掛けている。また、テレビ朝日『サンデースクランブル』ゲストコメンテーターとして不定期出演中。
2015年4月から、日経CNBC『夜エクスプレス』アンカー
サンダーバード国際経営大学院(MBA)
北京大学外資企業EMBA
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
- kobo
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- COCORO BOOKS
- Reader Store
- 紀伊國屋書店Kinoppy
- honto
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