どんなにバカな上司の下でも成長できる仕事術
あなたの上司を「いちばん大切なお客様」と思いなさい

どんなにバカな上司の下でも成長できる仕事術
あなたの上司を「いちばん大切なお客様」と思いなさい
書籍情報
- 緒方 健介 著
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
- 発行年月:2012年09月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:186
- ISBN:978-4-478-02082-1
内容紹介
いくら不満を並べても上司は変わりません。尊敬できない上司は「お客様」だと思って仕事をするのです。お客様だと思えば腹も立たなくなるでしょう。実際、あなたの仕事の評価をするのは会社の上司です。見方を変えれば、上司はあなたのお客様そのものです。尊敬できない上司の下でこそ、あなたは成長できるのです。
目次・著者紹介詳細を見る▼
目次
序章 仕事で大切なことは、実は「バカ」だと思った上司から学んだ
私がもっとも影響を受けたのは、最初に勤務した会社の「バカ」だと思った上司です/実は成功している人ほど、若いころの上司に恵まれていない/上司がバカだからって、会社、辞めちゃうの?/「バカ」だと思っている上司の下でこそ、猛スピードで自分を高められる
第1章 こんな上司は、たしかに「バカ」かもしれない
仕事を任せてくれない/仕事を教えてくれない/仕事の進捗管理をしてくれない/偉そうにしている割に実務能力がない/部下の行動に責任を取らない/部下と約束したことを忘れている/成績が上がらないと、見捨てようとする/怒るばかりで愛情を感じない/夜、飲みに誘うくせに割り勘/異性にモテない/部下の手柄を横取りする/「ああいう風になりたい」と思えない
第2章 あなたが上司を「バカ」だと思うのには、理由がある!
第一志望ではない会社に入ってしまったから/希望していない部著に配属されてしまったから/上司とまったくソリが合わないから/成長している感じがしないから/仕事が面白くないから/やりがいを感じないから/上司から評価されていないから
第3章 あなたの上司を「いちばん大切なお客様」と思いなさい
上司を「いちばん大切なお客様」と思えばすべては変わる/「仕事を教わろう」なんて思わない/具体的な指示は最初から期待しない/上司には常に「Yes, sir」、反論しても無駄/尊敬する必要はないが、人前では必ず立てる/実績を出すまでは、意見を控える/嫌いな上司とは一気に距離を縮めない/報告はメールだけにしない。口頭でも行なう/お客様である上司には、こまめに報告する/ときには、上司の仕事も引き受ける/自分の成績の責任を、上司に押しつけない/それでもハシゴを外した上司は、見捨てたって構わない!
第4章 バカな上司の下だからこそ、仕事にだけ集中せよ!
上司は選べないとあきらめろ!/「自分探し」は、やるだけ無駄!/やりたい仕事ではなく、求められる仕事をやれ!/自分の強みを、自分で見つけようとするな!/ハズレな仕事ほど、実績を上げるチャンス!/実績がすべて!/職場で自分が一番になれるものを見つける!/語学やITで勝てなかったら、営業力を磨け!/顧客のエージェントになれ!/何も考えず、ただ続けてみよ!/できるまでやる!/あえて「マニュアル人間」になれ!/自宅では仕事をするな!/20代で「ワークライフバランス」なんて考えるな!/資格に逃げるな!/「副業」なんて考えるな!/常に最高の自分を目指せ!
第5章 バカな上司のここだけはマネするな!
上司をバカにしても始まらないけれど……/言われたことを全部やろうとする/余裕のないスケジュールを組んでしまう/同じ時間に並行して仕事をしようとする/速さを重視するあまり、質が伴わない/自分の言葉で話せない /お客様への準備を自分でやらない/雑用が多い/権限がないのに、自分で決めようとする/部下や業者さんへの態度が横柄
第6章 バカな上司の下だからこそ、自分のスタイルをつくれ!
「自分のルール」をつくり、それを守る/いつも同じ時間に食事をする/1日の使い方は、午前、午後、夜に分けて考えろ/飲み会は、原則週に2回まで/ランチは外に出ない/平社員のあいだは、異業種交流会に行っても無駄/変に群れるくらいなら、ひとりで本を読むほうがいい/調べたいことがあったら、その関連書をすべて買ってすべて読む/並列ではなく、直列で読む/手取りの2割は必ず自己投資に回す/独習ではなく、学校へ行くことが大切/資格はあくまでも「仕事の仕上げ」として取る/会社から派遣されない限り、海外留学に行くな!
終章 自分が上司になって、はじめて気づいたこと
上司がバカだと思っていた自分がバカでした/どんな上司の下でも、できる部下になることはできる/上司の気持ちは“子を持ってわかる親の心”のようなもの—この本を書いた理由
おわりに
著者
緒方健介(おがた・けんすけ)
Oakキャピタル株式会社取締役投資事業本部管掌。
同志社大学経済学部卒業(八田英二ゼミ)。青山学院大学大学院MBA(ファイナンス専攻、野口悠紀雄ゼミ)。1995年大手都市銀行に入行、支店勤務、本店外国業務特別研修生を経て、法人新規営業にて全行表彰を受ける。
その後、成毛眞氏(元・マイクロソフト日本法人代表)率いる投資・戦略コンサルティング会社インスパイアにて東証一部上場企業のターンアラウンドなどに従事。孫泰蔵氏が設立したソフトバンクグループ会社の取締役を経て、2006年9月上場投資会社であるOakキャピタル株式会社入社、2012年6月より現職。国内上場企業に対し、投資及び戦略アドバイスを行なっている。
寄稿記事に「PM不在の企業にコンサルはできない」(日経コンピュータ)、『国内MBAスクールガイド』(東洋経済新報社)などがある。
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
(デジタル版では、プリント版と内容が一部異なる場合があります。また、著作権等の問題で一部ページが掲載されない場合があることを、あらかじめご了承ください。)