目次

プロローグ ── これからあなたの新しい舞台が始まる

第１章　自分で自分を信じられないのに誰があなたを認めるだろうか

「やればできる」と考え、「夢は叶う」と信じる
「自分はできる」と強く信じて引き寄せる
すべてが思い通りになる肯定的錯覚の力
ディスレクシア（難読症）だった彼が大学入試で満点を取れた理由
肯定的な気持ちを高める最高の方法
過去は誰にも変えられないが、現在と未来は変えられる
ひとつの点がつながって線となり面となり絵に変わる
努力を続けて未来の準備をする者だけにチャンスは訪れる

「プラス思考」のための５つの行動指針
　１．ひたすら本を読み、勉学に勤しむ
　２．毎朝、「やればできる」と自分に言い聞かせる
　３．胸を張る
　４．なくても“ある”と思う
　５．楽観せずに現実を冷静に直視する

第２章　ひとまず決心したらすべてを断ち切って始めよう

頭で考えてばかりいる人は頭のなかから出て行動しよう
チャンスがめぐってきたときにすばやく判断し、決断を
人生のなかで重要なときはいつだろうか？
人と同じようにやっていては人と同じように失敗するだけだ
生まれ変わってもこれ以上はできないと言えるほどの努力をしているか？
人生は一度きり、次はないと思うことが大事
「できない」のではない、「しない」だけだ
運動は意志力を鍛える最高の方法
具体的な計画が具体的な行動へとつながる
運を呼び込む計画法

「決断力」のための５つの行動指針
　１．小さなことから始める
　２．至らない点があっても速く片付ける
　３．締め切りを自分で決めて短く分割する
　４．ファスティングを実行する
　５．未完の状態を作る

第３章　あなたは本当に、切実にそれを望んでいるのだろうか

３秒以内に望みを ３ つ言えるだろうか？
全力で物事にあたれば、結果にこだわらなくなる
「切実さ」は自分の「足りなさ」を感じるところから始まる
これしかない、という何かを持っているか
あきらめなければ、誰かが必ず見ている
自分の人生を生きるふたつの質問
夢は見るものではなく、書いて語るものだ
目標を現実にするビジョンボードの作り方

「切実さ」のための５つの行動指針
　１．背水の陣を敷く
　２．時間効率を４倍にする
　３．夢見る人たちと付き合う
　４．未来の失敗もイメージする
　５．自分なりの戒めを作る

第４章　１日や２日のことではないから、一喜一憂するのはやめよう

感動する人間は目を見ればわかる
見慣れたものを新しい視点から見る
失敗と無気力に慣れてしまってはいないか？
他人の意見に振り回されず、自分が正しいと信じる道を選べ
あなたの不完全性には無限の潜在力が眠っている
ソウルの教育ママが居昌高校に魅了されたわけ
優先順位を定め、限られた時間をより価値あるものにする
変えられないものは受け入れ、変えられるものは変えていく
瞑想、模倣、経験を通じて賢いカメになる

「愚直さ」と「謙虚さ」のための５つの行動指針
　１．問題の責任は自分にあることを自覚する
　２．毎晩、３つのことに感謝する
　３．感謝の気持ちを表現する
　４．比較はやめる
　５．ときには自然浴に行く

第５章　そこでやめたら失敗、最後まであきらめなければ失敗ではない

何度も失敗すれば、失敗するのもうまくなる
いまできることをやろう、やれることをやろう
人生を邪魔するものが「道」となる
失敗から自己肯定感を回復させる方法
ゲーム依存から脱するには人間関係の回復から始める
遠くまで行くには休む戦略が絶対必要
高い目標を持って努力する人だけがスランプになる
あきらめそうになったら、あと一歩だけ前に
後悔のない人生を送る自信があるか？

「根気」のための５つの行動指針
　１．一度にひとつずつ
　２．いますぐ行動に移す
　３．勝つ習慣を付ける
　４．横腹をつつく
　５．あきらめるべきことはあきらめる

エピローグ

参考文献

著者

チョン・ソンミン
釜山大学行政学科を卒業。大学卒業後５年ほど国家公務員試験に挑んでいたがゲーム依存症になって20代を無駄にする。入営期限を迎え30歳を目前に軍隊に入り、31歳で兵役を終えた。何の計画も意志もなかったとき、「たった一度でもすべてをかけたことがあるか」という問いが心を占め、10年ぶりに国家公務員試験の勉強を再開した。前回の失敗は切実さがなかったせいであり、「やれば何でもできる」という自信はあった。一度は最終面接で落ちたが、２年目に国家公務員（日本の総合職相当）と国会事務所職員（日本の衆議院事務局職員総合職に相当）の両方に合格という成果を得た。読書を通じて人生の知恵を得るという考えのもと、3000冊を超える本を読み、人生の岐路に立つたびに本の中から答えを見つけてきた。より多くの人たちが自身と同じように願いをかなえて人生の質を向上させてほしい、という思いから本書を執筆。思考を変化させるだけで、一瞬にして失敗を乗り越えて立ち上がった自分の経験と、これまでの読書を通じて得た知恵を本書に盛り込んだ。現在は国会行政安全委員会で立法調査官として働いている。

訳者

吉川 南（よしかわ・みなみ）
翻訳家。韓国の書籍やテレビ番組の字幕など、ジャンルを問わず幅広く翻訳を手がけている。訳書に『私は私のままで生きることにした』（ワニブックス）、『あなたにそっと教える　夢をかなえる公式』（サンマーク出版）、『「後回し」にしない技術』（文響社）、『勉強が面白くなる瞬間』（ダイヤモンド社）など多数。