IPOは野村にきいてみよう。[改訂版]
IPOは野村にきいてみよう。[改訂版]
書籍情報
- 野村證券 公開引受部 編
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2023年04月
- 判型/造本:46並
- 頁数:200
- ISBN:9784478117361
内容紹介
IPOの主幹事証券会社として業界最大手の野村證券が、これまでに数多くの企業のIPOおよび株式上場をサポートしてきた経験に基づき、どうすればIPOを実現し、企業をさらなる成長へと導けるのかについてわかりやすく解説する。
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目次
改訂にあたって
第1章 なぜ経営者は株式上場を目指すのか?
── 最新のIPO事情
IPOを実現したベンチャー企業の経営者たちが明かす成長のための「覚悟」と「決断」
どんな会社にもチャンスはある
マンションの一室から始まったGunosyの躍進
自由な意思決定と引き換えに成長への道を切り拓いたTKP
経営者たちのIPOへの想い
IPOすることの意義と上場企業になることの責任とは?
そもそもIPOとは何か?
上場企業が負うべき責務とは?
それでもIPOを目指す理由
日本のIPO市場の現況
世界金融危機やコロナショックで急減も、ここ数年は着実に増加
IPOの盛り上がらない日本経済に未来はない
第2章 IPOまでのスケジュールとやるべきこと
IPO実現に欠かせないのは壮大な事業計画よりも、経営者の「覚悟」と「誠実さ」
IPOまでの流れ(概要)
証券会社はどんな視点でIPO候補企業を探しているのか?
経営者の「覚悟」と「誠実さ」が実現可能性を高める
上場までには、どれくらいの年数を要するのか?
キックオフミーティングからファイナンスまでIPO準備の7つのステップ
ステップ① キックオフミーティング
ステップ② 基礎資料を提出する
ステップ③ 事前準備が始まる
ステップ④ 証券会社による審査
ステップ⑤ 上場申請
ステップ⑥ 証券取引所審査
ステップ⑦ ファイナンス手続き
そして、ついに株式上場へ
いいパートナー選びが「はじめの一歩」IPOの成否は主幹事証券会社によって決まる
取材・文 ダイヤモンド社出版編集部
そもそも主幹事証券会社とは何か?
毎年数十社のIPOに携わる野村の強みとは?
未上場企業専門のリサーチ部隊 ── フロンティア・リサーチ部
「野村の審査は厳しすぎる」は本当か?
リーディング・カンパニーならではの頼もしいファイナンス力
IPOを実現した企業に聞く、「野村を選んだ理由」
第3章 ケーススタディ 経験してみてわかったIPO
いまだから明かせるIPOに至るまでのさまざまな苦悩
主幹事を最終決定するまでに多くの証券会社を転々
脱!オーナー経営、公私混同をいかに解消するか?
土砂降りのなかで出待ち、時には社長を説得する度胸と野村イズム
予算どおりの結果を出し続けることの難しさ
毎日3〜5件の投資家を訪問、汗と涙のロードショー
IPOによって実感した未上場企業と上場企業の大きな違い
社会的信用力が向上した結果、事業展開や事業提携が加速
知名度が上がり、多様な人材が獲得できるようになった
社員の士気が向上、家族からも感謝の声が
上場に向けてビジネスモデルを見直し、長期的な成長への道を拓く
第4章 IPOは「ゴール」ではなく「スタート」である
パブリック・カンパニーの使命と責任とは
企業価値の向上に終わりはない
投資家からの収益プレッシャーにどう向き合うか
主幹事証券はIPO後も力強く支えるパートナー
市場区分の変更でも多くの支持をいただける理由
上場後の企業価値向上のために野村ができること
IPO後に大きく成長した企業のサクセスストーリー
快進撃を続けるM&Aキャピタルパートナーズとじげん
株式上場を“新創業"と位置づけた第一生命
これからIPOを目指す経営者の方々へ
おわりに
編者
野村證券 公開引受部
野村證券株式会社のホールセール部門(インベストメント・バンキング)に属し、全国の未上場企業に対し、経営管理体制の整備・審査対応・エクイティストーリーの検討や資本政策等に関するアドバイザリーサービスの提供、およびIPO時の株式引受を行なっている。国内最大級の陣容を有しており、東京・大阪・名古屋に拠点を構え、全国各地の企業のIPOを支援している。前身となる部署は昭和32年に創設された。昭和59年に現在の「公開引受部」となり、長きにわたり日本のIPOマーケットをリードしてきた。
民営化案件等の大型IPOから、初の赤字創薬ベンチャーのIPO、それまで世の中になかった新しいビジネスモデルのIPO等、多種多様な案件に積極的に取り組んでいる。
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