[改訂4版]グロービスMBAアカウンティング
[改訂4版]グロービスMBAアカウンティング
書籍情報
- グロービス経営大学院 編著
- 定価:3080円(本体2800円+税10%)
- 発行年月:2022年09月
- 判型/造本:A5上
- 頁数:280
- ISBN:9784478116722
内容紹介
MBAシリーズの人気タイトル、14年ぶりの大幅改定!
企業の意思決定に不可欠な財務会計と管理会計の基礎知識が、この1冊で身に付くシリーズ累計160万部
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目次
はじめに
第1部 財務会計
第1章 財務会計と会社を見る目
第1章のはじめに
1 会社の実態を見抜く
1 貸借対照表の成り立ち
2 損益計算書の成り立ち
3 キャッシュフロー計算書の成り立ち
4 貸借対照表を読む
コラム:ブランドや人材・技術力は「資産」にどのように反映されているか
コラム:のれんとは何か
5 損益計算書を読む
6 キャッシュフロー計算書を読む
補論1◉国際財務報告基準(IFRS)
補論2◉税務会計
2 経営の実態を見抜く
1 指標分析の体系
2 分析の流れ
3 総合力を見抜く
4 収益性を見抜く
5 効率性を見抜く
6 安全性を見抜く
7 成長性を見抜く
コラム:粉飾決算はなぜ起きるのか。その手口と見分け方
8 指標分析の限界と留意点
コラム:ESG投資
コラム:統合報告書
3 業界の実態を見抜く
1 状況の整理
2 まとめ
第2章 財務会計と経営方針
第2章のはじめに
1 経営戦略と会計方針
1 会計方針の多様性と選択の余地
2 棚卸資産の評価基準及び評価方法
3 固定資産の会計処理方法
4 引当金の計上方法
5 収益の計上基準
補論1◉収益認識会計基準 — 適用で影響の大きい取引とは
6 費用の計上基準
7 その他の会計処理方法
コラム:年金の種類 — 確定拠出型年金と確定給付型年金の違い
8 会計方針の変更と継続性の原則
コラム:高度化する会計
補論2◉日本基準とIFRSの主な会計処理の違い
コラム:IFRS適用の難所と効果
第2部 管理会計
第3章 意思決定の管理会計
第3章のはじめに
1 さまざまな費用
1 管理会計の役割
2 変動費と固定費
3 直接費と間接費
4 製品原価と期間原価
5 直接原価計算の活用(短期利益計画)
2 損益分岐点分析
1 損益分岐点の求め方
2 損益分岐点分析
3 固定費と変動費の区分方法
4 損益分岐点分析の応用例
5 損益分岐点分析から見える事業構造と戦略との関係
6 テクノロジーと費用構造
7 損益分岐点分析の留意点
3 ABC(活動基準原価計算)
1 ABCとは何か
2 ABCと価格戦略の関係
3 非製造業におけるABCの活用
4 ABCのメリット
5 ABCの留意点
6 ABCの将来
コラム:シェアードサービスによる間接部門コストの削減
4 短期的意思決定
1 差額原価収益分析
2 予測財務諸表
5 長期的意思決定
1 キャッシュフローをベースに考える
コラム:リスクと資本コスト
コラム:感度分析とシナリオ分析
2 利益をベースに考える
コラム:適切な利益管理軸定義
第4章 組織管理の管理会計
第4章のはじめに
1 予算管理とコントロール
1 PDCA
2 予算
3 予算策定の方法論
4 予算実績差異分析
コラム:標準原価
補論1◉KPI経営
補論2◉ROICとEVA®
2 BSC
1 BSCの体裁
2 BSCの効用
3 BSC導入を成功に導く
4 BSCをベースに工夫する
3 責任会計システム
1 コストセンターとプロフィットセンター
コラム:京セラのアメーバ経営
2 業績評価
コラム:グローバル企業の管理会計制度と情報システムのあり方
参考文献
索引
執筆者紹介
【第1章担当】
大山みのり(おおやま・みのり)
オックスフォード大学サイード・ビジネス・スクール経営学修士課程(MBA)修了。公認会計士。中央青山監査法人にて監査業務従事後、PwCアドバイザリー合同会社ディールズ部門にて国際案件のM&A統合支援業務に従事。その後、大山みのり公認会計士事務所を開設。グロービス経営大学院教員。
井上智映子(いのうえ・ちえこ)
大学卒業後、大手通信会社でIRに従事。その後メガバンクで非日系案件審査、ベンチャー企業の資金調達マネジャーを経て、グロービスへ入社。アカウンティング領域リーダーとしてコンテンツや新規デジタルプロダクトの開発をリード。ベンチャー企業の社外取締役やNPO法人の監事も務める。グロービス経営大学院教員。
東樹敏明(とうじゅ・としあき)
大学卒業後、国際電信電話(現KDDI)株式会社に入社。海外現法での新規事業立上げ、海外現法の業績管理等を担当。その後、ベンチャー企業を経てグロービスへ入社。現在は、人材育成・組織開発コンサルティングに加え、アカウンティング領域のコンテンツ開発/講師育成を担う。また、ベンチャー企業の財務アドバイザーやNPO法人の監事も務める。
【第2章・第3章担当】
溝口聖規(みぞぐち・まさき)
大学卒業後、大手監査法人にて会計監査業務等に従事。その後、溝口公認会計士事務所を開設。現在は、管理会計、株式公開、内部統制、企業価値評価等に関するコンサルティング業務に従事。グロービス経営大学院教員。上場企業の社外取締役も務める。公認会計士/証券アナリスト/公認内部監査人/地方監査会計技術者。
【第4章担当】
嶋田毅(しまだ・つよし)
東京大学理学部卒業、同大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社。累計160万部を超えるベストセラー「グロービスMBAシリーズ」のプロデューサーを務める。著書に『KPI大全』(東洋経済新報社)、『グロービスMBAミドルマネジメント』(ダイヤモンド社)他、多数の共著書、共訳書がある。グロービス経営大学院教員。
【コラム執筆】
嘉鳥昇、熊倉彰宏、堤あづさ、平川理恵(有限責任 あずさ監査法人)
【企画・執筆協力】
大島一樹(グロービス出版局)
編著者紹介
グロービス経営大学院
社会に創造と変革をもたらすビジネスリーダーを育成するとともに、グロービスの各活動を通じて蓄積した知見に基づいた、実践的な経営ノウハウの研究・開発・発信を行っている。
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