1秒で答えをつくる力
お笑い芸人が学ぶ「切り返し」のプロになる48の技術
1秒で答えをつくる力
お笑い芸人が学ぶ「切り返し」のプロになる48の技術
書籍情報
- 本多 正識 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2022年12月
- 判型/造本:46並
- 頁数:344
- ISBN:9784478115589
内容紹介
お笑い芸人並に頭の回転が速くなる...!ナインティナイン、中川家、麒麟、ダイアン、かまいたちetc...30年間で1万人の芸人を育てた伝説のお笑い講師による頭の瞬発力を上げる1冊。NSCの超人気授業を凝縮!商談、採用面接から飲み会まで使える「意識せずとも頭が勝手に反応する」48のトレーニング掲載!
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目次
はじめに 人生が変わる1秒
■お笑いのスキルは仕事の役に立つ
■急に話を振られると「自己紹介」すらまともにできない
■「頭の回転の速さ」は後天的に身につく
■1秒で答えが求められる時代
第1章 殻を破るための「頭を柔らかくする」レッスン
芸人見習いがはじめる入門編 難易度:★☆☆☆☆
レッスン1 自然とリアクションできる頭をつく
実践トレーニング ── 雑誌や記事をほめまくる
レッスン2 常識を起点に非常識をつくる
実践トレーニング ── 漫才づくりで「想定外」と「理解できる」を両立する
レッスン3 「興味がない」ものから思考のタネを見つける
実践トレーニング ── 興味がないジャンルのニュースに目を通す
レッスン4 「オリジナリティ」を求めない
実践トレーニング ── 真似からエッセンスを取り出す
レッスン5 思考に「締切」を設ける
実践トレーニング ── 5つの締切でスムーズに仕事を進める
レッスン6 自分のペースで考える
実践トレーニング ──「間」を取って自分のペースをつくる
レッスン7 わけて考えて整理する
実践トレーニング ── 仕事の内容を分解して考える
レッスン8 返事を「しながら」考える
実践トレーニング ── 考えるよりも先にツッコむ
レッスン9 自分で自分の表情を知る
実践トレーニング ── 自分のイメージと実際の表情を合わせる
レッスン10 自分の名前は「1文字ずつ」伝える
実践トレーニング ── 名前を伝えるために正確な口の形をつくる
── 休み時間1 かまいたち濱家の語尾から“お前”が消えた日
第2章 状況を素早く理解するための「分析する」レッスン
若手芸人が取り組む基礎編1 難易度:★★☆☆☆
レッスン11 「好き嫌い」のメカニズムを理解する
実践トレーニング ── 要因・原因を深掘りする
レッスン12 意識してアホになる
実践トレーニング ──「アホ思考」の2原則を身につける
レッスン13 考えるときは口に出す
実践トレーニング ──「誰が」「どこで」「どんなことを」を意識する
レッスン14 反省するときはできたことも探す
実践トレーニング ──「できなかったこと」と「できたこと」は平等に扱う
レッスン15 頭をアイドリング状態に保つ
実践トレーニング ── 返事を「違和感センサー」にする
レッスン16 自分のできることを理解する
実践トレーニング ── 自分の「できること」を3段階にわける
レッスン17 ネガティブをポジティブに変換する
実践トレーニング ──「事実」と「感情」をわけて考える
レッスン18 アドバイスは聞くものではなく実行するもの
実践トレーニング ──「いつから」「どのように」アドバイスを実践するか決める
レッスン19 予測するクセをつける
実践トレーニング ──「1、3、9の法則」に合わせて予測する
レッスン20 結論から逆算して話す
実践トレーニング ── トーク番組でも役に立つテクニックを駆使する
レッスン21 知識がない人にもわかるように話す
実践トレーニング ──「新人」と「子ども」を意識する
── 休み時間2 ミキの“やかましい漫才”を「そのままでいい」とやらせ続けた
第3章 自分の必殺パターンを見つけるための「言い換える」レッスン
若手芸人が取り組む基礎編2 難易度:★★★☆☆
レッスン22 発想するときは論理的に考える
実践トレーニング ──「大喜利もどき」で自分の発想パターンを知る
レッスン23 スベることを恐れない
実践トレーニング ──「きっかけ」づくりのマインドに変える
レッスン24 意識して語彙を増やす
実践トレーニング ──「予測変換機能」で語彙力を上げる
レッスン25 自分の特徴を活かす
実践トレーニング ── 相手の印象に残る言葉の技術を身につける
レッスン26 大事なのは「第二印象」
実践トレーニング ── 第一印象を気にしない
レッスン27 場を温めて空気をつくる
実践トレーニング ──「気の利いた前置き」で場を温める
レッスン28 経験を自分の引き出しとしてストックする
実践トレーニング ──「相手が知りたい情報」を盛り込む
── 休み時間3 キングコング西野の“9対1の理論”
第4章 端的に情報を伝えるための「言葉を操る」レッスン
プロの芸人が必ず行っている実践編1 難易度:★★★★☆
レッスン29 キーワードは最初の1回で印象に残せ
実践トレーニング ── キーワードを言うときは「1秒半〜2秒」を費やす
レッスン30 ハードはそのままにソフトを変える
実践トレーニング ── なにが「ソフト」になるか理解する
レッスン31 緊張と余裕は表裏一体
実践トレーニング ──「やらなくていいこと」を決めて思考をシンプルにする
レッスン32 言葉にこだわりを持つ
実践トレーニング ── 類語のバリエーションを増やす
レッスン33 方言を武器にする
実践トレーニング ──「わかりづらい方言」は表現でカバーする
レッスン34 完成度は7割を目指す
実践トレーニング ── 話を「分解」して聞く
レッスン35 プロデューサー目線で自分を見る
実践トレーニング ── 見るべきものを決めておく
レッスン36 2種類の「準備」を使い分ける
実践トレーニング ──「ベスト」「ベター」「バッド」の3つの対応策を用意する
レッスン37 直感に頼らない
実践トレーニング ──「考える」プロセスを後回しにする
レッスン38 話をブロックにわけて考える
実践トレーニング ── 5秒のブロックをつくる
── 休み時間4 “変幻自在”の中川家の漫才に「参りました」
第5章 1秒で答えをつくるための「洗練させる」レッスン
プロの芸人が必ず行っている実践編2 難易度:★★★★★
レッスン39 「そうですね……」で時間を稼ぐ
実践トレーニング ── 考える時間を数文字でつくる
レッスン40 言葉は少しでも短くする
実践トレーニング ──「なくても大丈夫なもの」を削る
レッスン41 自信は持ちつつ自分を疑う
実践トレーニング ──「擬似的な若づくり」をする
レッスン42 会話の温度を大事にする
実践トレーニング ──「声量」と「言葉遣い」を意識する
レッスン43 フリを効かせる
実践トレーニング ──「予告」「逆」のフリを使いこなす
レッスン44 「共感」が決め手になる
実践トレーニング ──「たとえ話」を駆使する
レッスン45 目標を明確にし、自分だけの戦略を立てる
実践トレーニング ── 真似て、加える
レッスン46 自分の武器に固執しない
実践トレーニング ── 肯定からはじめる
レッスン47 常に「わからせる」意識を持つ
実践トレーニング ──「目」でメッセージを伝える
特別レッスン 今のことだけ考える
── 休み時間5 オール阪神・巨人の恐るべき体内時計
おわりに 目の前のことに全力で
著者
本多正識(ほんだ・まさのり)
漫才作家・吉本興業NSC講師
1958年大阪府高槻市生まれ。
1979年にラジオ大阪『Wヤングの素人漫才道場』のコーナーに11本連続で漫才台本が採用されたことがきっかけで漫才作家を志した。その後、大阪シナリオ学校通信教育部を卒業(14期卒)、1983年に漫才作家集団「笑の会」に参加した。1984年にオール阪神・巨人の台本を執筆し、ブレーンの1人となり、漫才師や吉本新喜劇に台本を提供、1991年に読売テレビ『上方お笑い大賞』にて秋田實賞を受賞。1990年にはNSCの講師に就任し、担当した生徒数は1万人を超え、ナインティナイン、キングコング、南海キャンディーズ、ウーマンラッシュアワーなどの芸人を指導した。
『M-1グランプリ』『キングオブコント』では審査員を務め、2017年のNHK連続テレビ小説『わろてんか』では脚本協力・漫才指導で参加した。
近年では自身の体験も踏まえ、著書などで子供たちに「いじめのない、笑いのある未来を」というメッセージを発信している。
2021年NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』にて特集回放送、2022年NHK『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』に出演。
現在、『日刊ゲンダイ』にコラム掲載、ポッドキャストで『本多正識の芸人よもやま噺』配信中。主な著書に『素顔の岡村隆史』(ヨシモトブックス)、『笑おうね 生きようね』(小学館)など。
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
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