ファーストコールカンパニーシリーズ 物流業 4つのサステナブル・ビジネスモデル
ファーストコールカンパニーシリーズ 物流業 4つのサステナブル・ビジネスモデル
書籍情報
- 土井大輔 著/タナベ経営 物流ドメインコンサルティングチーム編 編
- 定価:1760円(本体1600円+税10%)
- 発行年月:2022年04月
- 判型/造本:46上
- 頁数:248
- ISBN:9784478114469
内容紹介
物流(ロジスティクス)は、事業の遂行に欠かせないライフライン。「物流を制する者が市場を制する」といわれるほどいまや、物流を抜きにしてビジネスは語れない!
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目次
はじめに
第1章 日本の物流業界の現状
1 「物流」は世界の成長マーケット
2 世界における日本の物流
3 国内物流業界の現状
①陸運
②海運
③空運
④倉庫
4 国内物流を巡る環境の変化
第2章 日本の物流業界を取り巻く課題
1 日本の物流業界が直面する五つの課題
2 深刻な人手不足
3 物流の「二〇二四年問題」
4 ひときわ目立つ「低生産性」
5 立ち遅れるデジタル化
6 サステナブル・ロジスティクス(グリーン物流、ホワイト物流、物流BCP)
第3章 物流会社の持続可能なビジネスモデル
1 四つのサステナブル・ビジネスモデル
(1)物流会社のノウハウ発揮ポイント
(2)ノウハウを明確にし、「事前価値」を高める
(3)事前価値の伝え方
(4)サステナブルを実現する四つのビジネスモデル
2 サステナブル・ビジネスモデルの企業事例
(1)丸和運輸機関(埼玉県吉川市)
(2)KUBOXT(広島県広島市)
(3)ビーイングホールディングス(東京都千代田区、石川県金沢市)
(4)日東物流(千葉県四街道市)
(5)関通(大阪府東大阪市)
(6)関空運輸(大阪府泉佐野市)
(7)ヒガシトゥエンティワン(大阪府大阪市)
(8)シーアール物流(岡山県岡山市)
第4章 物流会社が取り組むべき五つの重点施策
1 「物流」が世の中を支えていることを再認識する
2 善循環のサイクルと五つの重点施策
3 自社のミッション・ビジョンの明確化と浸透
(1)ミッション・ビジョンの相互理解
(2)関係性の相互理解
(3)組織の相互理解
(4)プライベートとのバランスの相互理解
(5)自己成長の相互理解
4 依存率の低減
(1)収益構造を変える
(2)サステナブル・ビジネスモデルを実現する三つの条件
5 業務フローの見直しと属人化の解消
(1)効率化・省人化
(2)高付加価値業務への再配分
(3)属人化の解消
6 戦略人材の確保
(1)戦略人材の必要性
(2)戦略人材育成の進め方
7 専門人材の確保
(1)デジタル人材の採用強化
(2)HR(人事専門)人材の採用強化
(3)工事・加工などの専門職の採用強化
(4)デザイン人材の採用強化
(5)不足を補う方法としてのM&A
第5章 物流業界の未来
1 物流業界は変化と変革をつなげる時代へ
(1)急変する国際業界
(2)物流業界の三つの課題
2 競争から共創へ
(1)デジタル化の推進
(2)機械化(ロボット化・自動化)の進展
(3)ヨコの連携とタテの連携
(4)荷主との取引内容の改善
(5)DXを実装する
3 物流に携わる誇りを持つ
おわりに
著者
土井 大輔(どい・だいすけ)
タナベ経営 物流ドメインコンサルティングチーム リーダー
大手システム機器商社を経て、2006年タナベ経営に入社。2016年より物流経営研究会リーダー就任。「物流が世の中を支えている」という想いで物流経営研究会を立ち上げ、物流業のサステナブルモデルを開発。「荷主側の経営課題」を把握したうえでの物流会社の事業戦略構築を得意とする。また、製造・卸売・小売・サービス・建設業の経営支援も数多く手がけ、熱意あふれるクライアントファーストのコンサルティングで多くのファンを持つ。
編者
タナベ経営 物流ドメインコンサルティングチーム
日本の経営コンサルティングのパイオニアであるタナベ経営の物流ドメイン専門コンサルティングチーム。サステナブル・ロジスティクスを実現するため、「物流クライシス」が懸念される現場の課題と向き合い、“受注型物流会社”を脱却する新たな事業創造支援で多くの実績を上げている。
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