幸せな自信の育て方
フランスの高校生が熱狂する「自分を好きになる」授業
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幸せな自信の育て方
フランスの高校生が熱狂する「自分を好きになる」授業
書籍情報
- シャルル・ペパン 著/児島修 訳
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
- 発行年月:2022年07月
- 判型/造本:46並
- 頁数:264
- ISBN:9784478112069
内容紹介
フランス人が大絶賛!哲学者が教える「自信」の授業。なぜ、人と比べてしまうのか?なぜ、いつも不安なのか? あらゆる人の悩みに答えを出す話題の書。生きていくなかで自信の土台が自然と育ち、どんな状況でも「自分なら大丈夫」と思えるようになる。心を自由にして、豊かな人生を送るために知っておきたい10のヒント。
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目次
序章 人はどのように「自信」を獲得するのか?
「自信」はどこからやってくる?
自信の3つの原動力 「他者への信頼」「自分の能力への自信」「人生全体への肯定感」
なぜ自信を持つことが重要なのか
第1章 「強い絆」を育む ── 人間関係から自信を得る
人間は助け合って生きていく
「自尊心」と「自信」はどう違うのか
動物に育てられた野生児は人間を信頼できない
自信がなかった若きマドンナを変えた出会い
スター・テニスプレーヤーを生んだ「4語の言葉」
哲学者アリストテレスの教え 「友人とはあなたをより良くしてくれる人」
自信は、他者があなたに与えてくれる贈り物
自信は「愛情と友情」から生まれる
第2章 「能力」を高める ── 技能を磨いて自信を培う
「1万時間の法則」と自信
「単なる練習」だけでは不十分
1つの分野を極めれば、人生全般への自信も高まる
本物の自信をもたらす魔法
技能を磨くことは、自分を知ること
人生に同じ経験は二度とない
「コンフォートゾーン」と「外の世界」を行き来する
結果が出せる学生の心構え
あなたの歩んだ過程が宝物
第3章 「自分の心の声」に耳を傾ける ── 直感を信じる
複数の内なる声に「平等に」耳を澄ませる
「緊急性」と「重要性」を区別する
「儀式」の力を借りて心の声を聞く
「本当の自由」を手に入れるには
第4章 「感動」を体験する ──「美しさ」の力で自信を深める
「美しい」に裏付けはいらない
考えすぎると、美しさの本質を逃す
美に触れることで、物事を相対化できる
自然と一体となるロッククライマーの自信
第5章 「決断」する ──「自分の意思で決めること」で自信が生まれる
「選択」と「決断」の違い
「不確実性」を受け入れる価値
「自分の意思」で決断する
「小さな決断」の積み重ねが自信をつくる
第6章 「手」を動かす ── 行動で自信を育む
手を動かして働くことで得られる喜び
「デジタルの松葉杖」に潜むワナ
伝統的な暮らしと共に失われたもの
「良い仕事」の条件とは?
「ホモ・ファベル(つくる人)」としての人間
第7章 「行動」する ── 世界と接することで自信を得る
行動し、現実世界とぶつかることで自信は生まれる
「行動が起こす変化」を信じる
行動することは、「私」の外側に出ること
集団に参加することで自信を取り戻す
第8章 「憧れの人」を持つ ── 自信と模範
「誰かに憧れること」が人生を豊かにする
目標とする人から学んだ上で、自分独自の道を切り拓く
憧れがもたらす大きな価値
第9章 「自分の望み」に忠実になる ── 自信の危機に対する解毒剤
他人と自分を比べることは自信にとっての「毒」になる
自分の本当の望みがわかれば、人と比べる必要はなくなる
「自分の求めていること」に忠実になる
第10章 「人生」を信じる ── 生きることに自信を持つ
今東西の哲学が教えてくれること
世界そのものを信頼する
人生には「ユーザーマニュアル」はない
夜間着艦のパイロットが暗闇で頼りにするもの
最悪の状況の中で、なぜ自信を持ち続けられたのか
「私は自信に満ちている」
賢者たちが教えてくれること
おわりに
著者
シャルル・ペパン(Charles Pépin)
哲学者、作家。哲学の一級教員資格を持ち、フランスの政治エリート養成機関であるパリ政治学院、HECパリ(パリ高等商業学校)を卒業。高校や高等教育機関で哲学の教鞭をとるかたわら、哲学専門誌への寄稿をはじめ、哲学を紹介するテレビ番組のプレゼンテーターや雑誌での連載、ポッドキャストの配信、映画館で哲学セミナーを毎週開講するなど、さまざまなメディアでも精力的に活動している。著書に『フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者』(草思社)、『考える人とおめでたい人はどちらが幸せか』(CCCメディアハウス)、『賢者の惑星』(明石書店)などがある。
訳者
児島修(こじま・おさむ)
英日翻訳者。立命館大学文学部哲学科卒。訳書に、『サイコロジー・オブ・マネー ── 一生お金に困らない「富」のマインドセット』(モーガン・ハウセル著)、『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』(ビル・パーキンス著、いずれもダイヤモンド社)、『ハーバードの心理学講義』(ブライアン・R・リトル著、大和書房)などがある。
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