目次

Prologue　問題は、自尊感情だ

第１章　なぜ、自尊感情が大切なのか？

１　自尊感情はどんなもの？
２　自尊感情は本当に回復できるのか？
３　なぜ今、自尊感情が重要か？

第２章　自分を愛せないと、愛に振り回される

１　自分を愛せない人は、誰も愛せない
２　自分を愛せない人は、こんなにも生きづらい
３　自分を愛せない人は、パートナーを信じられない
４　自分を愛せない人は、愛する人と喧嘩ばかり
５　自分を愛せない人は、悪い関係を引きずる
６　自分を愛せない人は、「嫌われたくない」に執着する

第３章　人間関係は自尊感情が９割

１　「承認欲求」が自尊感情を下げる
２　「職場」や「仕事」に悩んだら考えたいこと
３　誰にも必要とされない人なんていない
４　「自分で決める」と自尊感情が高まる
５　つらかった過去にとらわれているあなたへ
６　「なぜ自分だけ？」は不幸の始まり
７　自己中くらいに自分ファーストでいい
８　誰かに依存しすぎていないか？

第４章　自尊感情回復のカギ「感情」のトリセツ

１　感情をコントロールできる人はすべてうまくいく
２　「怒り」や「不安」で頭がいっぱいになったら
３　あなたを苦しめる「核心感情」を知ろう
４　「熱い感情」の扱い方 ── 怒り、憎しみ、同情心、好感
５　「冷たい感情」の扱い方 ── 失望、無視、シニカル、無関心

第５章　自尊感情を落とす「心の悪習慣」とは？

１　不安を先取りして挫折してしまう習慣
２　やる気が出ないときに原因を探る習慣
３　すぐに人と比べて劣等感を抱く習慣
４　原因に執着し、問題解決を先送りにする習慣
５　他人のことに繊細すぎる習慣

第６章　自尊感情の回復を阻む「４つの障壁」

１　「心の傷」を克服する
２　「心の抵抗」をはねのける
３　「他人からの批判」を受け流す
４　失望と依存の「悪循環」を断ち切る

第７章　自尊感情を高める５つのワーク

１　「ありのままの自分を愛す」と誓う
２　“私を愛する私”からのメッセージを聴く
３　自分で決める訓練をする
４　“今、この場”に集中する
５　自尊感情が高い人のように振る舞う

Epilogue　どうかご自愛ください

著者

ユン・ホンギュン
自尊感情専門家、ユン・ホンギュン精神健康医学科医院院長。中央大学校医科大学を卒業し、同大学医科大学院で博士課程を修了。京郷新聞、韓国日報、月刊生老病死などへの寄稿のほか、FMラジオ交通放送「耳で聞く処方箋」などの相談医としても活躍。韓国依存精神医学会、韓国賭博問題管理センター、中央大学ゲーム過没入センター、性依存心理治療協会、校内暴力防止のための100人の精神科医師会などで活動。主に関心を寄せている分野は「自尊感情」と「依存」。

訳者

岡崎暢子（おかざき・のぶこ）
韓日翻訳・編集者。1973年生まれ。高麗大学などで学ぶ。帰国後、韓国人留学生向けフリーペーパーや韓国語学習誌、韓流ムック、翻訳書籍などの編集を手掛けながら翻訳に携わる。訳書に『あやうく一生懸命生きるところだった』『今日も言い訳しながら生きてます』（以上、ダイヤモンド社）、『頑張りすぎずに、気楽に』（ワニブックス）、『僕だって、大丈夫じゃない』（キネマ旬報社）など。