目次

はじめに

デザインはツライ？

基本① 伝わるコツ

基本② そろえるとメリハリ

この本のとくちょう

Chapter１　そろえる

１　ブランディング
コンセプトを形にしよう
デザインは、いつもここから
バリエーション

２　SNS
自分らしさをみがこう
「らしさ」は１つにしぼる

３　チラシ
基本型を使いたおそう
とにかく、そろえてみよう
バリエーション① ②

４　メニュー
お客さまの視点で
デザインは、おもてなしです

５　３つ折パンフレット
信じてもらうために
準備がだいじ＝家事とおなじ
バリエーション① ②

Chapter２　メリハリ

６　ポスター
必要なものだけにする
メリハリをつける
バリエーション① ② ③

７　DM
相手をハッとさせよう
メッセージ×デザイン

８　まじめ資料
パッと見てわかる？
レイアウトの秘策をどうぞ
いろがみにプリント

９　プレゼン
なぜプレゼンするの？
聞きやすくて話しやすい
テンプレート

10　Web
そろえて→メリハリ
サイトもプレゼンとおなじ
バリエーション

パソコンを使った制作のヒント

素材の著作権について

妄想店長

①カフェバス　ミチヨ商店
②カフェ　+michiyo
③ベーカリー　ミチヨズベイク
④トリミングサロン　hachi
⑤ヘアサロン　ミチヨ理髪店
⑥文具店　みちよ文具店
⑦手芸店　ミチヨステッチ

Chapter３　まなぶ

１. 文字
①読みやすい行間の値
②文字加工で気をつけること
③文字数が多くなりがちなら

２. 色
①私たちは色で解釈する
②私たちの色の共通認識
③色数と、使い方によるノイズ

３. イラスト
①横長資料のイラスト配置
②項目をグルーピングする

４. 写真
①写真に入れる文字の色
②記憶に残すためには
③視線の方向は……

５. 余白
効果的な余白のとり方

６. 文章

７. 印刷

８. Web


よくある質問
11のお悩みに答えます。

デザインのたねあかし

01）　存在しない未来を形にするのが、ブランディング。ぶれない自分との約束。
02）　自分の目を信じるか、数値を信じるか。それが問題です。私は自分の目。
03）　四辺の余白は内容を魅力的に見せ、かつ相手を疲れさせない魔法の額縁。
04）　ビジネス文書において、色は機能的に使いたい。美しさや装飾のためでなく。
05）　人が我慢できる限界は、たった３秒。モチベーションは一瞬でゼロになる。
06）　人は繰り返しで形を認識する。規則性に学習効果アリ。テンプレートを使おう。

おわりに

参考文献

著者

深田美千代（ふかだ・みちよ）
神奈川県横須賀市生まれ。大手複合機メーカーに在職中、40歳を目前に多摩美術大学に入学。世界標準である非常口サインの制作者、太田幸夫氏に師事する。大学に通いながら仕事では取扱説明書の制作に携わり、1000ページ超の分厚いマニュアルを利用者目線で改善。イラストを多用して40ページに仕上げたところ、電話相談センターへの問い合わせ数が３分の１にまで減少、顧客満足度40％向上という成果をおさめる。これにより「トリセツの達人」として雑誌Forbes JAPANや読売新聞、テレビ東京など数々のメディアで取り上げられ、『広告の中の図説デザイン』（パイインターナショナル）、『コミュニケーションデザイン−5 目で見ることばのデザイン』（遊子館）などデザイン書でも紹介される。2008年からカタログや広報誌、ブランディングなどの企画制作全般へと担当業務を広げ、2014年には24年間在籍した企業を離れる。大手企業から個人商店まで幅広い業態のデザイン制作を請け負うほか、企業研修やセミナーを開催し、受講者からわかりやすいと好評を得ている。
受賞歴に、2006年度マニュアルオブザイヤー（日本マニュアルコンテスト）等多数がある。