世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワイン
世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワイン
書籍情報
- 渡辺 順子 著
- 定価:1760円(本体1600円+税10%)
- 発行年月:2018年09月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:258
- ISBN:978-4-478-10661-7
内容紹介
ニューヨーククリスティーズ初のアジア人ワインスペシャリストが教える、ビジネスパーソンが教養として身につけたいワインの知識! ワインにまつわる歴史や豆知識、話題のトピック、ワイン投資の情報まで、幅広い知識を紹介します。これ一冊で、あなたもワインを語れる一流になれる!
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目次
はじめに
第1部 ワイン伝統国「フランス」を知る
世界を魅了する華麗なるボルドーワインの世界
フランスがワイン大国になった理由
ワイン伝統国のブランドを守る「AOC法」
なぜボルドーワインは、世界的に有名になれたのか?
ボルドーワインとネゴシアンの密な関係性
ナポレオン3世によって生まれた「ボルドー5大シャトー」
1本のぶどうの樹からグラス1杯!? 貴腐ワインの銘醸地ソーテルヌ
世界で最も美しいワイン生産地サンテミリオン
ボルドーの雄「ペトリュス」と「ルパン」
ボルドー特有のワイン先物取引の習慣
初心者のためのワイン講義(1) 必ず押さえておきたい6つのぶどう品種
神に愛された土地ブルゴーニュの魅力
ブレンドOKのボルドー、NGなブルゴーニュ
ロマネ・コンティを生み出す神に愛された村
高級白ワインの聖地モンラッシェ
病院から生まれた大人気のチャリティーワインとは?
「ボジョレー解禁」で盛り上がるのは日本だけ!?
初心者のためのワイン講義(2) 正しいテイスティングの仕方
フランスワインの個性的な名脇役たち
うっかりミスから生まれたシャンパンという奇跡
世界のワイン投資家が「ローヌワイン」に熱狂する理由
地味なロワールから出てくるイノベーションを起こす造り手
沸き起こるロゼレボリューション
アメリカが欲しがった南仏の土地とは?
ゲーテも愛したアルザスワイン
初心者のためのワイン講義(3) ワイングラスの形はなぜ違うのか?
第2部 食とワインとイタリア
食が先か? ワインが先か?
イタリアワインのゆるい格付け
イタリアワインと郷土料理の見事なマリアージュ
イタリア随一の高級ワイン銘醸地「ピエモンテ」の2大巨頭
高すぎた有名税? キャンティを襲った悲劇
世界中のワイン愛好家が欲しがるスーパータスカン
一夜にして有名になったイタリアのシンデレラワインとは?
メディチ家も愛した最高級赤ワイン「アマローネ」
シャンパン以上の実力!? 業界が期待するフランチャコルタ
初心者のためのワイン講義(4) ワインボトルの形と大きさ
ヨーロッパが誇る古豪たちの実力
「安かろう、悪かろう」のイメージを一新する新生スペインワインたち
凍ったぶどうからつくられる!? ドイツ特産の「アイスワイン」
イギリスに愛されたポートワインとマデイラ
ワイン不毛の地イギリスが、ワイン造りで注目を集めるワケ
初心者のためのワイン講義(5) 基本的なラベルの読み方
第3部 知られざる新興国ワインの世界
アメリカが生んだ「ビジネスワイン」の実力
規制だらけのオールドワールド、自由奔放なニューワールド
世界有数の銘醸地カリフォルニア誕生の裏側
「フランスVS.カリフォルニア」のブラインドテイスティング、その驚きの結果とは?
ビジネスワインの申し子「カルトワイン」
投資を集めるニューヨークワインに注目
初心者のためのワイン講義(6) ワインの評価を決める「パーカーポイント」
進むワインのビジネス化
IT・金融バブルから始まったアメリカワイン市場の急成長
リーマンショックと香港・中国市場の台頭
「投資」としてのワインの現状とは?
エリートたちも注目する、さまざまなワインビジネス
ワイン業界に衝撃が走ったルディーの偽造ワイン事件
日本は偽造ワインの温床だった!?
初心者のためのワイン講義(7) 知っておきたいワイン保存の7か条
未来を担う期待のワイン生産地
なぜ、フランスの一流シャトーは「チリ」でワインをつくるのか?
ブルゴーニュをしのぐ高いポテンシャル!? ニュージーランドワインの驚きの実力
中国人がこぞって欲しがるオーストラリアワインとは?
ワイン業界のユニクロ「イエローテイル」の革新性
日本のワインは世界に通用するのか?
初心者のためのワイン講義(8) ワインのビジネスマナー
おわりに
著者
渡辺順子(わたなべ・じゅんこ)
プレミアムワイン株式会社代表取締役。1990年代に渡米。1本のプレミアムワインとの出合いをきっかけに、ワインの世界に足を踏み入れる。フランスへのワイン留学を経て、2001年から大手オークションハウス「クリスティーズ」のワイン部門に入社。NYクリスティーズで、アジア人初のワインスペシャリストとして活躍。オークションに参加する世界的な富豪や経営者へのワインの紹介・指南をはじめ、一流ビジネスパーソンへのワイン指導もおこなう。
2009年に同社を退社。現在は帰国し、プレミアムワイン株式会社の代表として、欧米のワインオークション文化を日本に広める傍ら、アジア地域における富裕層や弁護士向けのワインセミナーも開催している。2016年には、ニューヨーク、香港を拠点とする老舗のワインオークションハウスZachys(ザッキーズ)の日本代表に就任。日本国内でのワインサテライトオークション開催を手掛け、ワインオークションへの出品・入札および高級ワインに関するコンサルティングサービスをおこなう。著書に『日本のロマネ・コンティはなぜ「まずい」のか』(幻冬舎ルネッサンス新書)がある。
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