破壊——新旧激突時代を生き抜く生存戦略
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破壊——新旧激突時代を生き抜く生存戦略
書籍情報
- 葉村真樹 著
- 定価:1980円(本体1800円+税10%)
- 発行年月:2018年05月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:344
- ISBN:978-4-478-10558-0
内容紹介
落合陽一氏推薦! 生か死か——。残された時間はあまりない。自動車、小売、流通、電機、金融、メディア、広告……これから始まる新時代の再編をどう生き抜くか? グーグル、ソフトバンク、ツイッター、LINEで「日本侵略」を担ってきた戦略統括者がついに明かす、デジタル時代の生存戦略。
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目次
プロローグ
破壊するか、されるか ── 人類の歴史はディスラプションの連続
勝者と敗者を分けるもの ── 3つの技術進化と3つの原則
残された時間はあまりない ── 日本市場「侵略」を手がけてわかったこと
Part1 〔生存戦略1〕 人間中心に考える ── 人類の歴史は「機能拡張」の歴史である
第1章 勝者と敗者を分けるもの 生物の進化に共通する3つの技術進化
テクノロジーとは人間の感覚と機能の拡張である
生物はどのように生き抜いたのか?
人間を拡張させる「メディア」という強力な武器
勝者と敗者を分ける「モビリティ」の進化
現代のディスラプションはまだ始まったばかり
第1章のまとめ
第2章 最強の思考法 ディスラプターに共通するデザイン・シンキング
競争戦略論のアンチテーゼ
容赦なきディスラプター「アマゾン」は何を目指すのか?
実は無邪気な現代のディスラプター
日本企業とデザイン・シンキング
「人間中心に考える」とは「いかに人間がよりよく生きられるか」
第2章のまとめ
Part2 〔生存戦略2〕 存在価値を見定める ── サバイバル時代の生存条件
第3章 存在価値のない企業は消え去るのみ 生き残る企業の絶対条件
シリコンバレー企業にあって、日本企業にないもの
グーグルはなぜヤフー・ジャパンに検索エンジンを提供したのか?
情報革命で人々を幸せにする会社
商社不要論と総合商社が求め続けられる理由
鬼十則はゴミ箱に ── HOWでもWHATでもなくWHYを考える
第3章のまとめ
第4章 存在価値を作り出していく者たちの時代 新旧が激突するときの勝者の条件
人間は考える葦である
ツイッターCEOジャック・ドーシーの矜持
ジャパン・アズ・ナンバーワンの亡霊
テスラCEOイーロン・マスクが目指すもの
自動運転時代の勝者は誰か?
彼を知り己を知れば百戦殆うからず
第4章のまとめ
Part3 〔生存戦略3〕 時空を制する ── 支配者か奴隷かを決める分水嶺
第5章 消費者の時間を制した者が勝者となる 「余暇」を巡る果てなき戦い
20世紀における余暇と娯楽と「消費者」の誕生
テレビ時代の支配者と奴隷
スマートフォンがもたらした時間価値の変化
週休5日時代をどう生きるか?
時間を制するとは?
第5章のまとめ 273
第6章 空間からネットワーク、そしてコミュニティへ 個人が主役になる巨大なディスラプション
地理的空間から人的空間へのシフト
「弱い紐帯の強み」と「構造的空隙」
フェイスブックのミッション・ステートメント変更が意味するもの
ポストソーシャル企業のビジネスモデル
ブロックチェーンが塗り替える経済空間
第6章のまとめ
エピローグ
旅の終わりに
「価値創造者」になるということ
失敗から学ぶ
最後に
参考文献
後注
著者
葉村真樹(はむら・まさき)
LINE株式会社 執行役員(広告事業戦略担当)
Google日本法人にて経営企画室兼営業戦略企画部統括部長、ソフトバンクにてiPhone事業推進室長、Twitter日本法人にて広告事業統括および東アジアのブランド戦略統括を歴任。世界最大の広告会社WPP傘下のデジタルエージェンシーAKQA日本法人代表、PwCコンサルティング エクスペリエンスセンター長を経て、現職。
現在、明治大学公共政策大学院兼任講師(情報・メディア戦略)としても教鞭を執る。富士総合研究所(現みずほ総合研究所)で研究員としてキャリアをスタート。博報堂在籍時には、ストラテジックプランナーとしてNYフェスティバルAME賞、MAA The GLOBES Awards金賞、マーケティング朝日賞大賞などを受賞。
コロンビア大学建築・都市計画大学院修士課程修了
東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了、博士(学術)
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