目次

はじめに

どんなときでもポジティブでいられる自分になる！
心を強くする習慣を身につけると、どんな逆境にだって負けない

第１章　悩まない。

悩みを考えない、打ち込める場所をつくる
今わからなくてつらくても、いつかわかるときがくる
チン毛ないやつら、がんばれ！
心のブレーキを踏んでいるのは君自身かもしれない
人と違うことを障害だと思うな
心が強い人は当たり前のように全力疾走している
苦しいときにどうがんばるか。他者はそれを見て評価している
ゆずる精神が強烈な感動を与える
ムダな人なんて、この世にいない

第２章　後悔しない。

本当に楽しいことないの？
失敗を恐れず、成功に慢心しない
つらくても、「ほんのちょっと」が差をつける
自分がやりたいことと、周りが必要としていることは別と知る
「なんとかなる」ではなく、「なるようになる」
中途半端で満足するな！
今ある自分の立ち位置は、過去の自分が築いたものでしかない
やれるだけのことをやれば、悔いは残らない

第３章　気にしない。

人の目を気にする前に、楽しいことをつくる
積極的なミスは許すが、消極的なミスは許さない
誘われるのを待つのではない、自分から誘う
ムダに思えることでも、思いきってやってみる
前に出ることへの戸惑いを捨てる
悪く言う人はいつもいる。応援してくれる人のために尽くす
結果が出ないなら、プライドなんて捨ててしまえ

第４章　今しかない。

「友情っていいもんだね」と思える日が必ずくる
当たり前に感謝する
一瞬一瞬を本気で楽しんで、心にポカンと穴をあける
普段から真面目にやると、千載一遇のチャンスをものにできる
好きなことができないつらさがバネになる
怒られているうちが花。愛ある叱りで人は伸びる
後先考えず、この瞬間に集中する
意志をつなぐということ

第５章　やりたくない？

楽しくないと、身につかない
チームがまとまらないと結果は出ない
納得しないと、自分も相手も動かない
志の高さが自分を目標に向かわせる
「結果はいらない」という言葉に救われ、自分が何をすべきかを知る
朝起きた瞬間の気持ち次第で、人生は変わる

第６章　これ以上、ない！

努力が報われれば、思いっきり感動して泣ける
信念を持って、かたちは決めない

おわりに

著者

森本稀哲（もりもと・ひちょり）
1981年１月31日生まれ。東京都出身。小学１年生のときに、汎発性円形脱毛症で髪を失い、人の目を気にする少年時代を過ごす。そんなとき、友だちの誘いをきっかけに野球を始める。野球でよかったのは「帽子をかぶっていられるから」という思いがあるなか、いいプレーをすると周囲から認められ笑われなくなり、徐々に頭角を現す。
帝京高校の主将として第80回全国高校野球選手権大会に出場を果たし、1999年、ドラフト４位で日本ハムファイターズ（現北海道日本ハムファイターズ）に入団。2006年から2008年まで３年連続ゴールデングラブ賞を受賞し、2007年、ベストナインに選ばれる。かつてはコンプレックスだった頭を使うコスプレパフォーマンスや粘り強いプレースタイルなどで話題を呼び、一躍人気者に。その後、2011年、横浜ベイスターズ（現横浜DeNAベイスターズ）へ移籍。2014年、埼玉西武ライオンズへテスト入団。2015年９月、17年間にわたるプロ野球人生を終え、現役を引退。通算成績は、1272試合、3497打数904安打、33本塁打、521得点、267打点、106盗塁、打率.259。2006年、2007年はパ・リーグ最多得点。
現在、野球解説やコメンテーターとしてのテレビ・ラジオ出演のほか、大学での講義や講演活動も行っている。