苦しみの手放し方
苦しみの手放し方
書籍情報
- 大愚元勝 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2020年02月
- 判型/造本:46並
- 頁数:328
- ISBN:9784478102787
内容紹介
人気爆発!!youtubeチャンネル「大愚和尚の一問一答」の著者がはじめて書いた「苦しまない生き方」
540年続く由緒ある禅寺に育つも、寺を飛び出し、海外放浪、起業など紆余曲折の人生を経て再び寺へ戻った異色の僧侶が説く、苦しみを手放して人生を明るく、強かに生きるための56の知恵。
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目次
はじめに お釈迦様が説かれた「苦しみの手放し方」
第1章 人間関係に苦しまない考え方
001 付き合ってはいけない「4種類の人」
①何ものでも取っていく人 ②言葉だけの人
③甘言を語る人 ④遊蕩の仲間
002 「悪口を言う人」から逃げずとも、
「悪口」は、いずれ過ぎ去る
003 本人のいないところで人を褒めると、
相手を魂のレベルで喜ばせることができる
004 苦手な人も、嫌いな人も、会いたくない人も、
自分を成長させてくれる「人生の師」である
005 「心を受け取る」と書いて「愛」
006 挨拶は、
「相手と争わないための最善の知恵」である
007 本当の友だちは、
孤独の中からつくられる
008 優れた人同士は
言葉を交わさなくても、気脈が通じ合う
009 他人を生かすための行動は、
回り回って、「自分を生かす」
第2章 仕事の悩みとどう向き合えばいいのか
010 「書物」の中に、真理はない。
真理は、「実践」の中にある
011 インターネットを使えば、「スキル」は身につく。
けれど、「心」は身につかない
012 「一所懸命」や「本気」は
人の心を動かす
013 他人のしたことと、しなかったことを見るな。
自分のしたことと、しなかったことだけを見よ
014 先に「想い」がある。
その想いを叶えるために、創意工夫が生まれ、
その先に思いやりに満ちた美しい商品が生まれる
015 初心を忘れないで、人知れず努力する。
それが仕事の本分である
016 優秀な上司とは、
自分の仕事を部下に任すことができる人
017 事業のやり方に「筋」が通ったとき、
利益は、自ずと出はじめる
018 ビジネスで大切なのは
「お金」よりも「元気」
019 「努力」や「才能」よりも大切なのは、
仕事に対する「姿勢」である
第3章 お金に惑わされない考え方
020 お釈迦様が教える
お金持ちになる方法
021 お金は、「本当に大切なもの」を
手に入れるための道具である
022 貧しさから逃れたければ、
人のために惜しみなく与える
023 お釈迦様が教える
「正しいお金の稼ぎ方」と「正しいお金の使い方」
第4章 病気と健康をどうとらえたらいいのか
024 死ぬときがきたら、静かに死を受け入れる。
それが、迷いから抜け出す最良の方法
025 「当たり前のこと」を当たり前にやるだけで、
心も身体も健やかに整う
026 薬に依存しないで、
健康を維持する方法
027 食事は、空腹を満たすものではない。
健康な生命を支える源泉である
028 「使命感を持って、毎日を生きる」ことが、
健康長寿の秘訣
029 僧侶が、長寿の職業と呼ばれる
「5つ」の理由
第5章 子どもや家族の悩みとどう向き合えばいいのか
030 自分でさえ自分のものではないのに、
どうして子が自分のものであろうか
031 本気で叱って、本気で抱きしめて、本気で信じる。
親が心を開かなければ、子どもも心を開かない
032 子どもが、
「世界でいちばん好きな場所」
033 現世での私たちの行いが、
子孫の栄枯盛衰を決める
034 1万以上の家を見てわかった、
「繁栄する家」に共通する「2つ」のこと
035 お焼香は、故人を偲ぶと同時に、
自分の心を育てる作法である
第6章 恋愛や結婚の悩みとどう向きあえばいいのか
036 セックスは、
「本当に愛した人」と、「真の愛」を育むための行為
037 恋人との「思い出の品」を捨てると、
未練も一緒に捨てられる
038 失恋の痛手から立ち直る
3つのステップ
039 仏教が教える
「イイ男」と「イイ女」の定義
040 「相手がどんな人生を送りたいのか」を理解し、
その実現の助力となるのが配偶者の務め
041 壊れかけた夫婦関係を修復する
2つの教え
第7章 悩み、イライラ、ストレス、悲しみから逃れる
042 過去は追うな。未来を願うな。
過去はすでに捨てられ、未来はまだ来ない。
ただ今日すべきことを熱心になせ
043 人は「刺激」がなくては生きていけない。
しかし、刺激が多くても、生きてはいけない
044 「命を大切にする」とは、
「今」をおろそかにしないこと
045 「自分は怒っている」と認めることが、
「怒り」の感情を克服する最初の一歩
046 相手に悪口を言われても、受け取らない。
受け取らなければ、腹は立たない
047 絶望的な悲しみから、
自分の心を救う方法
048 「悩み」と「不安」の正体とは?
049 イライラを鎮めるもっとも簡単な方法
050 「四諦・八正道」を実践すると、
「苦」がなくなり、心の平穏が訪れる
おわりに 「苦しみ」は、知らず知らずのうちに積み重ねてきた
「生き方」に対してのSOS(警鐘)
著者
大愚元勝(たいぐ・げんしょう)
佛心宗 大叢山福厳寺住職。(株)慈光マネジメント代表取締役。慈光グループ会長。
僧名「大愚」は、大バカ者=何にもとらわれない自由な境地に達した者の意。
駒澤大学、曹洞宗大本山總待寺を経て、愛知学院大学大学院にて文学修士を取得。
僧侶、事業家、作家・講演家、セラピスト、空手家と5つの顔を持ち、「僧にあらず俗にあらず」を体現する異色の僧侶。
愛知県小牧市に540年の歴史を誇る禅寺、福厳寺の弟子として育つ。3歳で経を習い、5歳で葬儀デビュー、10歳で僧籍を取得するも、厳しい師匠や堅苦しいしきたり、「お寺の子」と噂される重圧に反発して寺を飛び出す。
32歳で起業。慈悲心を具現化したいと、複数の事業を立ち上げて軌道に乗せる。
社員教育は人間教育であることを実感し、40歳を目前に寺に戻ることを決意。
事業を後進に引き継ぎ、インドから日本に到るまでの仏教伝道ルートをはじめとする世界23カ国を遊行し、現代における寺や僧侶のあり方を問う。
平成27年に福厳寺31代住職に就任。令和元年には、仏教の本質に立ち返って「慈悲心、知恵、仏性を育む」ことを宗旨とする佛心宗を興し、従来の慣習や常識にとらわれない、会員制寺院として新たなスタートを切る。
現在は、住職としての職務のほか、内弟子僧侶の育成、インターネットを通じて「仏教の本質と実生活への応用」を学ぶことができる佛心僧学院(令和2年5月配信予定)、心技体を備えた次世代の経営者を育成する「仏教経営マンダラ研究会」を開催するなど、様々な切り口から仏教を伝えている。
今後は、人口減少、少子高齢化によって消滅しつつある地方寺院の復興モデルとして、「テンプルステイ」や「寺町構想」を計画、「人づくリ、生きがいづくり、町づくり」をテーマに、「心も生活も豊かな、小さくとも美しい寺町を作ろう」と提案する「寺町構想」には、国内外の経営者から関心が集まっている。
また、過食、拒食、リストカットを繰り返す少女の母親からの相談をきっかけに始めた、動画配信サービスYouTubeでのお悩み相談番組、『大愚和尚の一問一答』は、3年で18万登録を超え、その数は月5000ペースで増え続けている。
講演、研修実績として、三菱UFJ銀行、(株)ダイキエンジニアリング、(株)孝建、小牧市立桃陵中学校、北海道富良野市立富良野小学校などがある。
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
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