会社を絶対つぶさない仕組み
経営者が最低限身につけておくべき7つの原則
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会社を絶対つぶさない仕組み
経営者が最低限身につけておくべき7つの原則
書籍情報
- 髙畑 省一郎:著
- 定価:2090円(本体1900円+税10%)
- 発行年月:2013年11月
- 判型/造本:46上製
- 頁数:264
- ISBN:978-4-478-02624-3
内容紹介
金融マンおよび経営コンサルタントとして、40年近くにわたって中小企業の現場に携わってきた経験と洞察から、会社の命運を左右する「資金循環の原則」や「経営数字の本質」など、いますぐ経営者が取り組むべき戦略と戦術のすべてを説く。
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目次
はじめに
赤字企業が7割を超えた事実が意味すること
序 章 倒産の可能性が高い会社の特徴とは何か
1 ポイントは借入金の償還年数と自己資本比率
2 企業の実態はどうなっているか
3 中小企業金融円滑化法が与える影響
4 大企業の弱体化も続く
5 このままでは2050年、日本はアジアの最貧国になる
第1章 会社はどのようにして倒産するのか
──[原則1]資金循環の原則を理解する
1 日本航空の事例に見る倒産への道
2 倒産と存続の狭間で
3 倒産のメカニズムはどのように働くのか
4 経営者、経営幹部が知っておくべき資金のセオリー
第2章 倒産させないために必要な経営数字の水準
──[原則2]本当に重要な経営数字の本質を理解する
1 会社はどこで評価されるか
2 収益力と収益性の意味とあるべき水準
3 自己資本比率の意味とあるべき水準
4 これだけ守れば倒産しないですむ経営数字とは
5 投資の本当の意味を理解する
6 経営を定義する
第3章 収益力とバランスシートを改善する戦術
──[原則3]機会費用の把握とその解消の手法を知る
1 機会費用とは何か
2 機会費用はどうすれば発見できるか
3 バーチャルで民事再生を考える
4 バーチャルで民事再生を行う手順
第4章 経営戦略とビジネスモデルの融合
──[原則4]ビジネスモデルのあり方を理解する
1 経営戦略のコア論
2 ビジネスモデルのあり方
3 経営戦略とビジネスモデルを融合する
4 企業30年説に対して戦略的にどう対応するか
第5章 経営は先行管理に帰着する
──[原則5]先行管理を導入する
1 先行管理とは何か
2 先行管理としての業績管理のあり方
3 先行管理としての事業構造変革
4 後継者育成についての先行管理
第6章 これからの経営者に必要な条件とは何か
──[原則6]組織を滅亡に導く「驕り」を排除する
1 この20年間で企業業績はがらりと変わった
2 トップリーダーの使命とは何か
3 経営者としての運気の育て方
4 宗教・哲学を確立すること
5 目標の設定について
第7章 新規事業を成功させるために
──[原則7]世界の宗教・文化を学び、マネジメントを行う
1 新規事業が成功するための4つの条件
2 グローバル化にどう対処するか
おわりに
著者
髙畑省一郎(たかはた・しょういちろう)
経営戦略研究所所長。1953年神戸市生まれ。1975年関西大学商学部卒業後、政府系金融機関勤務を経て、1993年経営戦略研究所所長に就任、現在にいたる。公認会計士(1977年公認会計士第二次試験合格)。
企業の再生から成長支援まで幅広い実務に従事し、また社外取締役として経営幹部の教育支援等を行うとともに、経営戦略研究所が主宰する経営後継者育成研修の総括責任講師、地方銀行協会の研修講師等としても活躍している。
これまでに、どうすれば会社を倒産させなくてすむか、また会社はどのようにして成長するのかをテーマとして、『成長企業の経営戦略』『会社存続の原理』『会社成長の原理』(ともにダイヤモンド社)の著作がある。
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