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ベンチャーの作法

「結果がすべて」の世界で速さと成果を両取りする仕事術

  • 紙版
  • 電子版

ベンチャーの作法

「結果がすべて」の世界で速さと成果を両取りする仕事術

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 高野 秀敏 著
  • 定価:1870円(本体1700円+税10%)
  • 発行年月:2024年11月
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:352
  • ISBN:9784478119372

内容紹介

成長途上の組織には、求められる仕事の仕方、成果の出し方、評価の手に入れ方がある。結果を出したいなら、その「作法」を知ることだ。1万人のキャリア相談、3500社の採用支援を手掛けた、ベンチャー・スタートアップ転職のプロが初めて明かす。組織の力に頼らず、いかなる環境でも「圧倒的に活躍する人」の考え方!!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに ──「結果がすべて」の世界の歩き方

第1章 結果がすべてをつれてくる  「目標設定」の作法

「結果」より先に「裁量」を求めるな
  「裁量のある仕事」を任せてもらうための条件
  裁量とともに得る「代償」の重さ
「良い人間関係」に甘えてはいけない
  やがて訪れる最大の「モチベーションダウン」
  「経営者に憧れる」という正解
「輝かしい過去」を過信してはいけない
  振り返るより「今」と正しく向き合う
  会社での評価なんて「適応力」の評価でしかない
  見せかけの「ブランド」が崩れ落ちる瞬間
「頭脳」になるな「手足」となれ
  むしろ「ベテラン」はマイナスからのスタート
  勝手な「布教」は社内の和を乱す
  「教えたい気持ち」を手放そう
「キャリアアップ」の本当の意味
  あなたに優しい「無責任」な人たち
  「キャリア」なんてアップさせなくていい
  すべては「結果」のあとについてくる
「結果」のことだけ考えていればいい
  「やる気」なんてなくて当たり前
  自分の成功を「気分」に委ねるな

第2章 評論家は今すぐ退場せよ  「任務遂行」の作法

「セカンドペンギン」が群れを導く
  行動する「2人目」が評価も結果も手にする
組織に「評論家」は必要ない
  一発退場をくらう「最悪の口癖」
  追い求めたところで「意味のない」もの
  評論家と「改革者」は紙一重の違い
「スピード感」のないベンチャーは死ぬ
  「大手企業」が攻めてきたらすべてが終わる
  「スピード感」のなかで失ってはいけないもの
「トレンド」を嘲笑してはいけない
  次の「常識」は誰も予想できない
  伝統とは「変化」の連なりである
  あなたの「賞味期限」は誰が決めるのか
自分で「自分」に厳しくできるか
  みんな「見えないところ」で努力している
  「量より質」は、ある意味で間違い
「納得感」なんて求めてはいけない
  「素直さ」だけは手放してはいけない
  「無茶を言われなくなった」という危険信号
「やる」だけでなく「やり抜く」が大事
  絶対に「負けない」たった1つの方法
  「評論家」からの批判を恐れるな
  「嫌われる」よりも恐れるべきこと
  「悲観」したまま、一歩目を踏み出す

第3章 誰の期待に応えるべきか  「指示対応」の作法

「顧客」より「経営者」を見ろ
  ベンチャーでの評価は「数値化」できない
  結局のところ組織は「ピラミッド構造」
  期待に応えるべき「真の顧客」とは
「朝令暮改」を受け入れよう
  経営者だけが見ている「景色」がある
  経営者だけが感じている「視線」がある
  「途中でやめられる」ことを誇りに思うべきだ
経営者に「説明」を求めてはいけない
  最後は「神頼み」で判断する経営者たち
  「正解なのか?」ではなく「正解にする」のが仕事
「無茶」に応えるのも立派なスキル
  仕事なんて結局は「なんとかする」こと
  「正解」がわからなくても「判断材料」は提示できる
振り回されても、他者を振り回すな
  受け入れてもらいやすい「自論」の出し方
  「振り回されそうだな」と思ったときにできること
  自分の「評判」は自分で守ろう
期待に「応える」と「超える」の違い
  仕事の「優先順位」を自分で決めない
  「期限ギリギリ」で仕上げて許されるのは学生まで
結果を出すために「評価」を手にする
  「過去の信頼」が、今の自分を守ってくれる
  評価を得た先により大きな「結果」がある

第4章 他者への期待を捨て去る  「連帯形成」の作法

「人を動かせる人」が本当に優秀な人
  「言ったことはやってもらえる」と思ってはいけない
  意外と「ぬるま湯」なベンチャーが多い理由
  「動かない人」を動かしていく
「助けてもらえる人」がやっていること
  「優秀」だからといって人がついてくるとはかぎらない
  「助けてもらえる人」に共通するたった1つの特徴
  「人の手を借りたら負け」と思っている人たちへ
仕事を「任せる」ときにやってはいけないこと
  「マイクロマネジメント」と「丸投げ」を使い分ける
  部下や後輩を「板挟み」にしない
  誰もが誰かの「師」となりうる
  「手を尽くした」と周囲に感じてもらう意味
「知りたい」と思われる人になれ
  「プライベート」という名の絶対的な不可侵領域
  押すのがダメなら引けばよい
「上を動かす」という最強のマネジメント
  残念ながら「根回し」は令和でも必須のスキル
  「ボスマネジメント」という最強の根回し
  あなたの提案に「上司の上司」はなんと言うか
  「ギャップ」があるからコミュニケーションが生まれる
「自分勝手な人」になってはいけない
  巻き込んだ人に「責任」を押し付けない
  劇薬となった「テイカー」はやがてその姿を消す

第5章 落ちたボールを拾いにいけ  「職務越境」の作法

「関係のない仕事」は組織に存在しない
  「自分の仕事」しかしない人は扱いに困る
  「仕事」だからではなく「必要」だからやる
  曖昧な仕事はある意味で「チャンス」
「採用」するのもあなたの仕事である
  「優秀な仲間」をあなたが見つけてくる
  「管理職のプロ」は必要とされない
「社長のボール」も奪いにいけ
  仕事を奪うから「権限」をもらえる
  結果を出せない人が口にする「嫉妬の言葉」
越境と似て非なる「越権」という行為
  いかなる場合も「筋を通す」ことは必要
  「組織のため」という言い訳を捨てる
手を動かせない人がたどる末路
  「育ててもらえる」という幻想
  期待されたことの「12割」の結果を出す
「会社の壁」を越えるということ
  「企画者」だけが手にするもの
  未来はいつだって「快適ではない場所」から生まれる

終章 あなたが群れを抜けるとき

「何人辞めた」ではなく「誰が辞めた」が重要
  「よく人が辞める」は危険信号なのか
  組織にとって「替えの利かない」もの
  あなたの組織の「実質的なブレイン」は誰か
  「バックオフィス」の退職という組織崩壊の予兆
「120%成長」を喜んではいけない
  「5年で72倍」という言葉の意味
  「赤字」が怖くてベンチャーはできない
  焦ったほうがいい「儲かっていない」の基準とは
  その赤字は「想定内」かそれとも「想定外」か
中途半端な「黒字」にすがるな
  ベンチャーのビジネスには「賞味期限」がある
  「ピボット」できる会社だけがうまくいく
自分の「市場価値」がわかる瞬間
  優良企業が「転職サービス」に求人を出さない理由
  ベンチャーの人材採用は「ダイレクト」が主流
  「SNS」から逃げている人たちへ
  「実力以上」のオファーを得るためにできること
  社会に発信できる「自分の仕事」があるか
会社を去ることは「恩返し」でもある
  「良い転職先」を見つけるために絶対にしてはいけないこと
  「自分と同じような人」が活躍している企業
  「あなた」がいなくなっても組織は変わらず回る
  あなたが組織にできる「最高の恩返し」

おわりに ── やがて世界を変える皆さんへ





著者

高野秀敏(たかの・ひでとし)
株式会社キープレイヤーズ代表取締役。東北大学特任教授(客員)。文部科学省アントレプレナーシップ推進大使。これまでに1.1万人以上のキャリア相談、4000社以上の採用支援をおこなってきたヘッドハンターかつ経営者。とくにベンチャー・スタートアップへの転職支援に特化している。エンジェル投資家、顧問、社外役員としても活動しており、関わる企業は173社。識学など投資先企業7社と、創業から役員として関わったクラウドワークス、メドレーの2社が上場している。新卒ではインテリジェンスに入社。上場時のメンバーとして、ベンチャーから大企業への変化を身をもって体験した。自身も圧倒的な結果を出し、その後に独立。シリコンバレーの投資会社、バングラデシュの不動産会社と銀行の、設立当初からの株主にもなっている。「転職」「キャリア」についての著書多数。X、Instagram、TikTok、YouTubeなどでも、キャリアやベンチャー転職などについての発信を積極的に行う。専門である「ベンチャー」をテーマにした書籍は本書が初。

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