なぜおば社長の100億円ノウハウ スタートアップ倒産させない絶対経営10の原則
なぜおば社長の100億円ノウハウ スタートアップ倒産させない絶対経営10の原則
書籍情報
- 平美都江 著
- 定価:1980円(本体1800円+税10%)
- 発行年月:2023年10月
- 判型/造本:46並
- 頁数:300
- ISBN:9784478118849
内容紹介
スタートアップ企業の10年間倒産率は8割以上。10社立ち上げても生き残るのはわずか2社ほど。並大抵の努力では夢ある起業も頓挫してしまうのが現実です。金融機関にも社員にも見放されながらも価値ゼロだった会社を急成長させた「なぜおば社長」だからこそ伝えられる、会社を絶対潰さない秘伝の経営ノウハウを大公開!
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目次
はじめに 経営の基本の基本をマスターしてスタートアップ80%倒産を回避!
序 章 52年間の決算書から見える「経営の極意」
○ 創業当初から25年間ずっと低かった「自己資本比率」
○ 売り上げは急増、なぜか現金がない! 銀行はいつまで貸し続けてくれるのか?
○ ついに価格見直し ── 奈落の底もあったが、いよいよ会社は激変
第1章 ライバル分析の原則
── 競合を徹底調査し、自社の方向性を決める ──
○ ライバル企業を知り、自社を知る「SWOT分析」
○ 異業種もライバル ── ユニクロがイケアを研究
○ 鍛造業界で一番最後に起業した父は、先行するライバルを分析
○ 値上げの交渉でも役立った「ライバル分析」
○ リーマン・ショックも円高も「ライバル分析」で勝ち抜く
○「平鍛造には全敗だった」と言わせたシンガポール開拓
イチオシ ライバル分析のカリスマ経営者
柳井 正 業種と国境を超えて常に研鑽する経営者たち
第2章 3分割の原則
── 何事もリスク分散は「3」で! 生き残る ──
○ 事業は3業種、客先も3社
○ モンベルも3段階で夢を実現
○ 現金も「3分割の原則」
○ 飲食業はコロナ禍から復活も「3」を
○ 農業も2年で3作の方針で
イチオシ 3分割のカリスマ経営者
イーロン・マスク 火星移住という途方もない夢も、「3分割」で実現
第3章 現金最優先の原則
── 増収増益の魔力に惑わされるな! ──
○ 利益に囚われると貯まらない。何よりも現金を見る
○ 債務超過で倒産寸前、税金よりも手形を落とすことを優先
○ 固定資産を流動資産に変えた太陽光発電
○ 現金をしっかり貯める知恵・アドバイス
○ 現金6000円しかなかったソフトウエア会社を2カ月でキャッシュリッチに
イチオシ 現金最優先のカリスマ経営者
松下 幸之助 経営の神様も提唱した現金重視の「ダム式経営」
第4章 アップデートの原則
── 絶え間なく改善&検証 ──
○ 昨日よりも今日、今日よりも明日
○ 最大コストから改善、検証(アップデート)
○ 勉強会で克服、多能工を実現
○ 会計事務所と大喧嘩!? 月次で締めて現金と改善の検証
イチオシ アップデートのカリスマ経営者
マイケル・デル 大胆なアップデートが生き残れた理由!?
第5章 スピードの原則
── 遅くなったら負ける! ──
○ PDCAを高速で回して改善 ── 効果を出す
○ 遅い対応の裏には、後ろめたい事実が隠されている
○ スピーディーな対応で、顧客の満足度を爆上げ!
イチオシ スピードのカリスマ経営者
大山 健太郎 家電、インテリア、DIY……、猛スピード開発の秘密
第6章 設備投資の原則
── 労力軽減・省人化・省時間化・省エネに積極投資! ──
○ 即時減価償却で、がっちり現金を貯める
○ 経営が苦しいときこそ合理化に特化した設備投資を
○ 人手不足の解消には設備投資 ── しぶる社長に未来はない
○ あらゆる作業を短縮できるDXを導入しない手はない!
○ 多能工化やペーパーレス化で、従業員の就業環境も劇的に改善
○「設備投資」をするか、しないか? 大きな差に
○ 業界平均を指標に ── 今の立ち位置を知る
イチオシ 設備投資のカリスマ経営者
稲葉 清右衛門 NC&ロボットの先駆者から学ぶ設備投資のあり方
第7章 報酬の原則
── 高額報酬は、起爆剤! ──
○ 利益の3分の1は従業員に還元、従業員の平均年収2倍で660万円
○ 人手不足は従業員の年収アップへの最大のチャンス
○ 社長は可能な限り高い報酬を
○ 会社の利益よりも大切なこととは?
○ 中小企業の社長報酬=全従業員の年給与が目安
イチオシ 富のカリスマ経営者
山内 万丈 莫大な資産を引き継ぐ経営者の社会的責任とは?
第8章 自己責任の原則
── 従業員任せじゃ利益爆発の会社にならない! ──
○「政治・経済のせい」にしているバカ社長では問題は解決できない
○ 国内が苦戦ならば、逆転の発想で海外へ
○ 材料高騰で危機! 海外調達を狙う
○ 職場の改善も、権限ある経営者の「自己責任」
イチオシ 自己責任のカリスマ経営者
川鍋 一朗 ソフトもハードもすべて自身の勉強で開発
第9章 トップ営業の原則
── すべては営業から始まる ──
○ 社長がトップ営業して即断即決で、片っ端から仕事を取りまくる
○ 自社にも顧客にも利益を
○ 働けども経営が空回りの弁護士事務所をどう改善?
○「コマツみどり会」から学ぶ、上場会社とそれを支える協力企業の絆
イチオシ トップ営業のカリスマ経営者
永守 重信 トップ営業とは、市場に自社技術を適用させること
第10章 コンプライアンスの原則
── どんなに苦しくても違法なことに手を出さない ──
○ 苦しくなると、至るところに不正の誘惑
○ 信用を失うことが最大の打撃、中小企業には死活問題
イチオシ コンプライアンスのカリスマ経営者
髙田 明 「社会的責任」を果たしてこそ、企業は認められる
おわりに 効果が大きいことから改善をスタートすることこそ王道
著者
平 美都江(たいら・みとえ)
株式会社インプルーブメンツ 代表取締役社長
1956年東京都大田区生まれ。1977年、父が設立した平鍛造株式会社に入社後、1989年、専務取締役就任。父の天才的な技術で製造される超大型鍛造リングにより、他の追随を許さない企業として急成長を遂げる。2009年、リーマン・ショックによる景気悪化などにより会社存続の危機に追い込まれる中、代表取締役社長に就任。数々の経営の合理化を進め、数年で業績を回復させる。2018年大手上場会社へ株式を90%譲渡するが、2021年6月まで代表を務める。その後、株式会社インプルーブメンツを設立し、代表取締役に就任。現在、経営コンサルタントとして、講演、セミナーなど幅広く活動中。著書に、『なぜ、おばちゃん社長は価値ゼロの会社を100億円で売却できたのか ── 父が廃業した会社を引き継ぎ、受注ゼロからの奇跡の大逆転』、『なぜ、おばちゃん社長は「絶対安全」で利益爆発の儲かる工場にできたのか? 』、『なぜ、おばちゃん社長は「無間改善」で利益爆発の儲かる工場にできたのか? 』『なぜ、おばちゃん社長は連続的に勃発する地獄のような事件から生き残れたのか? これ1冊でもめない損しない事業承継』(すべてダイヤモンド社)などがある。
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