すごい言語化
「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法
すごい言語化
「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法
書籍情報
- 木暮太一 著
- 定価:1760円(本体1600円+税10%)
- 発行年月:2023年06月
- 判型/造本:46並
- 頁数:256
- ISBN:9784478117835
内容紹介
「言いたいことがあるのに、言葉が出てこない」「話してるうちに、何が言いたいか見失う」そんな悩みを一気に解決する「言語化の型」を、著書累計180万部を超える言語化のプロが解説! 伝えたい、伝えるべきことがパッと言葉にできて、一生役に立つ! 言語化は、人生を「確実に」豊かにする!
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目次
はじめに 言語化は人生を「確実に」豊かにする
人は、自分の感覚のうち5%しか認識していない
ぼくらは言葉にする方法を教えてもらってこなかった
言語化をせずにビジネスをしようとしている
序章 「言語化」されないと、何が起こる?
「なんかうまくいかない」根本的な理由
「言語化」されていないから起こる問題
① 指示通りにやっているはずなのに、上司が不満そう
② 部下が自分で考えて行動しない
③ アンケートをもとに作った商品が売れない
「言語化」がすべてを解決してくれる
言語化しないと「目標の達成」が遠のく
寓話から学ぶ言語化の価値
「言葉で表現すれば言語化できた」わけではない
「いい感じにして」は指示ではない
第1章 そもそも「言語化」とは何か?
ビジネスで言語化する意味
自社のストーリーを発信することに意味はあるか
流ちょうな説明が良いとは限らない
言語化の大きな誤解言語化とは、どう伝えるかではなく、何を伝えるか
「何を伝えれば伝わるのか」を、まず自分の中で明確にする
言語化をするための「PIDAの4法則」
言語化の目的は「見えるようになること」
スタバが店舗を「サードプレイス」と言語化したことで得たもの
「弱者の戦略」で見えるようになったもの
日本に観光資源が豊富にあるのは、「観光資源」を言語化したから
言語化できれば、課題が見える
第2章 語彙力、センス不要の「すごい言語化」
「言語化する力」とは何か
× キャッチコピーを磨く
× 語彙力を上げる
× 短く表現する
× これまでの言い方を変える
× ポジティブに言い換える
× 比喩で伝える
× 話し方を練習する
語彙力不要、センス不要の「すごい言語化」とは?
まずは、「何を表現するか」を明確にする
ワード・ディレクションと言語化フォーマット
ビジネスでは「言語化すべき項目」が決まっている
「なぜそれを」「なぜ今」「なぜ私から」
ビジネスの言語化で必要な5段階項目
ビジネスでは5段階項目を言葉にすればうまくいく
第3章 「すごい言語化」を自分のものにする
言語化をするためには、まず「考え方の型」が必要
第1段階 価値を言語化する
「価値」を言語化しようとすると「素材」を語ってしまう
「ビジネスは相手の課題解決」だとわかっていても、自分目線から抜けられない
価値を言語化する①それが与える変化に着目する
価値を言語化する②それが与えるテンションに着目する
「五感に訴える」とは?
価値を言語化する③その商品に持っている「異様なまでのこだわり」に着目する
「価値にならない」もの
「なぜ?」を繰り返しても本質は見えてこない
顧客は、自分が欲しいものを言語化していない
第2段階 差別化を言語化する
ぼくらが素材や技術を強調してしまう本当の原因
言葉が悪いとミスリードされる 「付加価値」の危険性
差別化に対する誤解 「USP」はいらない
「違い」を打ち出しても差別化はできない
何に着目すれば差別化が表現できるのか?
差別化を表すための言語化フォーマット
第3段階 自分の信頼性を言語化する
『少年ジャンプ』の最後のページに載っていた広告
信頼性を表現したいときの言語化フォーマット
第4段階 価値提供プロセスを言語化する
価値提供プロセスを示す言語化フォーマット
第5段階 相手に取ってもらいたい行動を言語化する
大半のアドバイスは、何も示していない
MORSの法則は難易度が高すぎる
第4章 すごい言語化で「意味がある言葉」を作る
言葉にしても言語化できているとは限らない
定義をすれば、言葉が特定される
定義と具体例は違う
「幸せになりたい」と言っている人は、幸せになれない
欲しいものが手に入らないときは、定義を見直す
「資産」の定義を考える
「社内の言葉」を定義する
定義をすれば、やるべきことが見えてくる
「ターゲット」という言葉がぼくらを迷子にさせる
漠然としたスローガンは、「いつ、どこで、誰が、何をする」を加えて文章にする
ToDoリスト(アクションプラン)を作っても、何をしていいかわからない
「当たり前のこと」しか言えないとしたら、それは論理的に考えているから
第5章 すごい言語化で「自分の感覚」を言語化する
「自分の感覚」を言語化する
「起承転結」では語らない
1. ビジネス的なコメントを求められたら、何に目を向ければいいか?
なぜ「それ」?:①それはどんな価値を持っているものなのか?
なぜ「それ」?:②自社商品の存在意義
伝わりやすいか(相手の中に類似の成功例があるか?)
なぜ「今」?:なぜ今やらなければいけないか?
なぜ「自分たち」?:自分が介在することで価値が上がるのか?
2. ビジネスとは関係ないコメントにも、自分の視点を入れたい
自分の気持ちが揺れた部分に目を向ける
意味のある「一部分」に焦点を当てる方法
「切り口を変える」ではなく、「教えたい人」を変える
自分の不安と期待に目を向ける
「不安と期待」を言語化する
おわりに
著者
木暮 太一(こぐれ・たいち)
作家・出版社経営者・言語化コンサルタント
中学校2年生の時から、わかりにくいことをわかりやすい言葉に変換することに異常な執着を持つ。学生時代には『資本論』を「言語化」し、解説書を作成。学内で爆発的なヒットを記録した。
ビジネスでも「本人は伝えているつもりでも、何も伝わっていない!」状況を多数目撃し、伝わらない言葉になってしまう真因と、どうすれば相手に伝わる言葉になるのかを研究し続けている。
企業経営者向けのビジネス言語化、出版コンテンツの言語化コンサルティング実績は、毎月100件以上、累計で1万件を超える。コンサルティング中に頭の中が言語化され「ずっと、それが言いたかったんです」と涙を流すクライアントも多数。
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
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