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外国人材を競争力に変える法

日本企業が外国人から「選ばれる力」を持つために

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外国人材を競争力に変える法

日本企業が外国人から「選ばれる力」を持つために

書籍情報

  • 紙版
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  • 宮林利彦 著
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2024年06月
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:216
  • ISBN:9784478117699

内容紹介

団塊の世代にあたる800万人全員が後期高齢者となる「2025年問題」を目前にした今、超高齢化社会で人材不足大国となる日本で、企業が目指すべきは「外国人活用」だ。外国人の労働環境やコミュニケーションの壁を克服し、企業の成長へと導くための方法を伝授する

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

まえがき 日本企業が外国人材に「選ばれる力」を持つために

外国人材の「本音」
企業に求められる〝選ばれる力〟

プロローグ 優秀な外国人材の新たな宝庫・インドネシア

インドネシアに優秀な人材がそろう理由
苦境に陥る技能実習生を救うための「業界のクリーン化」

第1章 人材不足大国・日本 〜なぜ、この企業は外国人材の採用で成功したのか

人手不足解消の手段としての外国人材
外国人材が多く活躍する製造業の現場で起きていること
高齢就業者の割合が多い「限界産業」農業の救世主
マジカナファーム 〜酪農で外国人受入れの先駆けとなる
 大樹町に活気を取り戻してくれた技能実習生たち
 JA大樹町の手厚いサポート
 町ぐるみで関わる ── 外国人材活用のロールモデルに
日本のインフラや生活を支える建設業界の深刻な危機
「働き方改革関連法」のインパクト
三同建設 〜不足する能力を補うための外国人材受入れ
 技能実習生の失踪を招く受入れ企業の間違った認識
 業界未経験の技能実習生に〝即戦力〟を求めない
超高齢社会・日本を介護で支える外国人材
埼玉医療福祉会 〜外国人材の国家資格取得をバックアップ
 目先のコストよりも〝10年先〟を見据える
 約60年前から続くチベットとの絆
コラム1 日本の人口減少と働き手不足の現実
     「2070年に人口8700万人」予測が突き付ける未来の不安
     働き手不足はいつから始まった

第2章 外国人材の受入れを成功させる四つの法則と四つの課題

成功の法則1 外国人材を大切な家族・仲間として受け入れる
成功の法則2 外国人材が安心して就業・生活できる環境を整える
成功の法則3 理想の採用ルートを確立する(信頼できるパートナーとの提携・面接時の見極め)
成功の法則4 業務に関わる専門知識や日本語を学ぶ仕組みを作る
課題1 外国人材登用に対するネガティブな声
課題2 受入れ時に発生する〝見えない工数〟
課題3 適正な外国人採用ルートを確立する難しさ
課題4 効率化しにくい外国人材の教育
コラム2 外国人材の賃金事情と採用後の日本語教育
     外国人材受入れにかかるコストは?
     言語の壁は「急がば回れ」で乗り越える

第3章 外国人採用のDXを加速させたキャムコムグループのシステム

不透明かつアナログな外国人材業界の採用スキーム
多角的な視点で〝業界の常識を疑う〟
外国人材の定着率を左右する重要な情報
インドネシア政府とスタートした「パイロットプロジェクト」
雇用を可視化してリスクを回避する
DX化がもたらす外国人材業界の適正化
リリース当初は伝わらなかった外国人材業界DX化の魅力
最大の課題は〝適正な人材集め〟
コラム3 海外の外国人材受入れ事情
     韓国 〜雇用許可制を導入した効果と課題
     オーストラリア 〜人材獲得のライバル

第4章 キャムコムグループが切り開いた外国人採用の扉 〜課題を克服した企業

サン工業 〜日本屈指のめっき加工技術と先進的な社員教育
 経営幹部の反対を押し切った本気の説得
 二人三脚で進めた受入れとサポート
 インドネシアの技能実習生から得た〝学び〟
テージーケー 〜世界に拠点を持つ自動車用制御機器メーカーにもたらされた〝若さとやる気〟
 長期サポートが外国人材受入れの不安を解消
 コロナ禍での受入れで得た教訓
日本トレクス 〜トレーラ国内シェア45%超の企業が抱える地域の特殊事情
 日系ブラジル人と培った手法が言語の壁を越える
 業務時間外の対応が導入のネックに
北川製菓 〜革新的ドーナツ製造企業が先取りした外国人材戦略
 外国人材の管理職を育てる試み
コラム4 外国人材教育に欠かせないデジタルツール
     言語にまつわる受入れ企業の「本音」
     クラウドサービスで外国人材を教育

第5章 人材業界の代表として外国人材と企業のために果たすべき「使命」

人材業界の激動期を過ごした18年間
多様な人材が活躍するために必要なDX
DXの実現に必須の〝インとアウト〟
外国人材と企業の〝選択の幅〟を広げる
コラム5 海外から見た日本の外国人労働の問題点とその人権
     「人権後進国」日本への厳しい目
     避けて通れない「人権デューデリジェンス」の対応

エピローグ 外国人材支援事業の未来とキャムコムグループの「決意」

日本で働く全ての人々のインフラを目指して
日本の企業は今、生き残りを懸けた選択を迫られている






著者

宮林利彦(みやばやし・としひこ)
株式会社キャムコム代表取締役。横浜国立大学理工学部機械工学科卒業。警戒レーダーや電波監視システムのプロジェクトマネジメントを経て2006年株式会社綜合キャリアグループ(現キャムコムグループ)に入社。人材業界では異色の80名近くのシステムエンジニア部門を育て上げ、CTOを経て2016年グループの事業統括に就任。複数のグループ会社の経営を経験した後に、2022年株式会社キャムコムの代表取締役に就任。人材派遣事業のリソースを生かしたグローバル事業、IT関連事業の開発に積極的な投資を行い、キャムコムグループの第二創業期をけん引している。

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