1位思考
後発でも圧倒的速さで成長できるシンプルな習慣
1位思考
後発でも圧倒的速さで成長できるシンプルな習慣
書籍情報
- 猿渡 歩 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2022年11月
- 判型/造本:46並
- 頁数:264
- ISBN:9784478116081
内容紹介
創業9年目で売上300億!アンカー・ジャパンCEO処女作。27歳入社→33歳アンカーグループ最年少役員→34歳アンカー・ジャパンCEO。参入したほぼ全製品カテゴリーでオンラインシェア1位。後発でも圧倒的速さで成長できるシンプルな習慣(全体最適/バリューを出す/学ぶ/因数分解/1%にこだわる/サボる)
目次・著者紹介詳細を見る▼
目次
はじめに
第1章 全体最適の習慣
1 個人目標よりチーム目標、チーム目標より会社目標
私が一番大切にしている習慣
会社全体で何がベストか
NGワードは「それは私の仕事じゃない」
大切にしたい「現場の手触り感」
負けないゲームと全体最適
激戦市場でも“後発で”1位になるには?
面倒なことをやって参入障壁を高くする
あえて直営店を出した理由
2 チームや職種に優劣はない
90%を99.9%にする全体最適の習慣
少人数だから機能する『アベンジャーズ』
「部門間の優劣はない」と意識すると強いチームができる
3 全体最適と3つのバリュー
「合理的に考えよう」&「期待を超えよう」が意味すること
「共に成長しよう」に合った人を採用する理由
トラブル回避の有効策は想像力
4 大局観を持つ
将棋と経営の大局観
参入するかしないか、2つの判断基準
「始め方」より難しい「終わり方」
ミッション&バリューへの深い共感が成否を決する
第2章 バリューを出す習慣
1 すべての行動に「価値」をつける
とことん成長を楽しむ
1年後、37.8倍に成長する人、しない人
ディズニーランドはいつまでも未完成
プロダクトは永遠のベータ版
カスタマーサポートを内製化する理由
自分にしかできないバリューの見つけ方
なぜ、すべての面接に立ち会うのか
2 コミュニケーターになるな、プロジェクトマネージャーであれ
コミュニケーターとプロジェクトマネージャーの決定的な違い
バリューの出し方はポジションによって変わる
新卒1年目に10億円の仕事を任せる理由
エクセレンスとは、お客様の期待を超えること
第3章 学ぶ習慣
1 インプット×地頭力=アウトプットの質
「インプット×地頭力=アウトプットの質」とは?
インプット力と地頭力が磨かれる5冊
思考すればするほど地頭力は向上する
応募者の地頭力を試す質問
「1位思考」になる5つのインプット法
負けず嫌いに火がついた大学受験の失敗と米国留学
地頭力が向上する自問自答
「なぜそうなるのか」── 前提自体を疑える人、疑えない人
2 ラーニングと「アンラーニング」を繰り返す
アンラーニングが必要な理由
後発企業のメリット
前提が一つ違えばすべてが変わる
痛い目に遭ってわかった「アンラーニング」の大切さ
アンラーニング、3つのプロセス
学ぶ習慣には「素直さ」が大切
自動的にアンラーニングする方法
失敗から立ち直る「小さなことをしっかり完了する」思考法
3 逆T字型、逆π字型人間になる
「逆T字型人間」&「逆π字型人間」に注目する理由
副業よりも本業で突き抜ける
専門×専門の「逆π字型人間」で市場価値を上げるために
専門を極めながら関係分野を広げると一段深い話ができる
4 私の勉強法
将棋の定跡は経営の勝ちパターンに通ず
これだけはやっておくべき2つの学問
「時間のつくり方・使い方」4つの方法
プライベートも仕事も充実させよう
第4章 因数分解の習慣
1 因数分解力は仕事力
分解に関するデカルトの名言
MECEがなぜ重要か
因果関係と相関関係
「因数分解力」に必要なのは正確さと速さ
なぜ1次情報が重要?
分析はスマートさより泥臭さ
2 仮説思考を身につける
なぜ仮説思考が重要か
将棋で鍛えた直感力と仮説思考
仮説思考で大幅な時間短縮
「仮説が先でデータが後」で仕事が一気に速くなる
直営店で響いた仮説思考のキャッチコピー
定量データだけでなく定性データを武器にする
身近でできる仮説思考トレーニング
仮説を立てる7つの武器
社内研修を自前で行う理由
3 バックキャスティング思考
バックキャスティング思考とは
教授との交渉に活用したバックキャスティングの魔力
内定を勝ち取ったバックキャスティング活用術
バックキャスティングはリーダーこそ持つべき視点
大きな絵を描けば常識は変わる
視座の高さをどう身につけるか
4 スピードがすべて
最高の仕事を最高のメンバーと期限内にやる
スピード感=意思決定の数
1年分の履歴書を3年分の履歴書にする
仕事のスピード感を上げる方法
チームビルディングのフレームワーク「タックマンモデル」
性善説とスピード感の関係性
5 非合理の合理
「非合理の合理」とは
リーダーの本質とは
留学時に体験した「合理」と「非合理」
左脳と右脳をうまく使う方法
「重さはわずか卵3個分」コピー誕生秘話
第5章 1%にこだわる習慣
1 99%と100%は違う
後発でも1位になった原動力
「三木谷曲線」の教え
1%のこだわりの積み重ね
プロダクト・ファースト
提供する3つの価値
公式サイトにアマゾンリンクをはる理由
商品第一主義でいこう
ブランディングで本当に大切なこと
深い溝「キャズム」を超える方法
2 限界まで頭をひねる
「限界まで頭をひねる人」だけに見えてくるもの
「悔しさ」というバロメーターはあるか
企業が停滞してしまう本当の理由
限界まで頭をひねった経験と「やり抜く力」
3 組織は上に合わせる
成長意欲は伝染する
リーダーの仕事は環境を整備すること
勝敗を分けるのは人材
上が突き抜けるシステム
3大ムダ—「嫉妬」「だって」「マウント」
小さな成功体験を積み上げる
4 「全体最適」と「期待度と満足度」
意識が薄い社内に全体最適を普及させるには?
全体最適を評価に紐づける方法
同じ会社でも、場所や人が変われば必要なルールは変わる
全体最適の意識がある人が昇格できるシステム
「期待度」と「満足度」をチューニングする方法
「従業員サーベイ」で見る期待度と満足度
「期待度は高いが満足度が低い項目」の改善方法
新入社員が既存社員とランチにいくと無料
5 当たり前のことを当たり前にやる
グーグルの「20%ルール」の教訓
99.5%を100%にするために大切なこと
運を活かすための必要条件
第6章 サボる習慣
1 机に向かい続けることに意味はない
サボることで得られるもの
「頑張った感」という悪魔
リモート監視ツールは愚策の極み
夜空を眺め、星の位置を確認しよう
毎週1日は「ノーミーティングデー」
アイデアがひらめく瞬間
脳疲労を取る「7時間」睡眠
毎日8時間寝るジェフ・ベゾスの告白
知力は必要条件、体力は十分条件
2 サボるから結果にコミットできる
頭のよさと結果にコミットする力は違う
「やり抜く力」とサボることは相関関係
目標が高すぎて続かないときは?
シンプルな「習慣の公式」
おわりに
巻末プレミアム 面接を通過する10のコツ
著者
猿渡 歩(Ayumu Endo)
アンカー・ジャパン株式会社代表取締役CEO。アンカーストア株式会社代表取締役CEO、EAコンサルティング合同会社CEO、他数社の社外取締役や顧問も務める。Deloitteにてコンサルティング業務やIPO支援に従事後、PEファンド日本産業パートナーズにてプライベート・エクイティ投資業務に携わる。アンカーの日本事業部門創設より参画し、同部門を統括。参入したほぼすべての製品カテゴリーでオンラインシェア1位を実現するとともに、創業9年目で売上300億円を達成。本書が初の著書。
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
(デジタル版では、プリント版と内容が一部異なる場合があります。また、著作権等の問題で一部ページが掲載されない場合があることを、あらかじめご了承ください。)