目次

はじめに

「心理的安全性」とは何か？

第１章　リーダーとメンバーの信頼関係を築く声かけ

001　若手社員の失敗をサポートしたとき
002　新入社員の仕事が軌道に乗ってきたとき
003　自信のない若手社員に発破をかけるとき
004　若手社員が自分の気づきを共有したとき
005　メンバーに苦手な仕事を助けてもらったとき
006　メンバーが大仕事を成し遂げたとき
007　若手社員と１on１を始めるとき
008　メンバーが忙しそうなとき
009　会議で若手社員が勇気を出して発言したとき
010　良い仕事をしたメンバーが退勤するとき
011　リーダーが落ち込んでいるとき
012　リーダーにフィードバックをもらったとき
013　リーダーに細かなことを教えてもらったとき

column
ほめるのが苦手でも大丈夫「ほめなくてもよい技術（1.1力）」を身につけよう
仲山考材株式会社代表取締役、楽天グループ株式会社楽天大学学長　仲山進也さん

第２章　ミス・トラブルを防ぐ声かけ

014　難しい仕事を任せるとき
015　メンバーがトラブルに直面しているとき
016　ネガティブな相談を受けたとき
017　深刻なトラブルの報告を受けたとき
018　ヒヤリハットの報告を受けたとき
019　進捗状況の報告を依頼するとき
020　的を射ていない報告を受けたとき
021　ミスを報告されたとき
022　メンバーが良かれと思った行動がトラブルになったとき
023　自分のミスを指摘されたとき
024　リーダーが見逃していることをメンバーが指摘したとき
025　メンバーがチームのリスクに対応したとき
026　仕事を進められないメンバーに事情を聞くとき
027　メンバーのミスをフォローしたとき
028　メンバーが同じミスを繰り返したとき
029　ミスやヒヤリハットを振り返るとき

column
リーダーの心理的柔軟性が、組織・チームの心理的安全性を育む
株式会社ZENTech取締役、『心理的安全性のつくりかた』著者　石井遼介さん

第３章　突然の退職を防ぐ声かけ

030　新入社員を職場で迎えるとき
031　メンバーが仕事を進められずに悩んでいるとき
032　メンバーが失敗して萎縮しているとき
033　メンバーが難易度の高い仕事に挑戦したいと言ったとき
034　繁忙期にメンバーから泣き言が出たとき
035　メンバーから業務量について不満の声が上がったとき
036　追加業務を頼んだらイヤがられたとき
037　メンバーが成果を出せずにいるとき
038　休職中のメンバーが復帰したとき
039　メンバーに大変な仕事を任せるとき
040　メンバーが小さな仕事にコツコツ取り組んでいるとき
041　裏方を担っているメンバーが仕事の意義について聞いたとき
042　若手社員が小さな仕事を積極的に引き受けているとき
043　同じチームのメンバーが退職したとき

column
ハイポテンシャル人材の離職を防げ！大切なのは社員の声に耳を傾けるコミュニケーション
産業医、株式会社エリクシア代表取締役　上村紀夫さん

若手社員の離職を避けたいならキャリア意識を高めるような声かけを
株式会社人材研究所代表取締役　曽和利光さん

第４章　会社のカルチャーになじむ声かけ

044　新入社員が入社したとき
045　新人社員に歓迎の言葉を伝えるとき
046　OJTの最中
047　中途社員が入社したとき
048　入社間もない社員から違和感を伝えられたとき
049　新入社員に初めて電話対応を任せるとき
050　メンバーから不安を打ち明けられたとき
051　リーダーが先に退勤するとき
052　メンバーにどんどん仕事を任せたいとき
053　周囲になじめないメンバーを見つけたとき
054　面倒を見ていたメンバーが異動したとき
055　入社半年後の振り返りをするとき

column
リーダーが率先して弱さをさらけ出せその勇気が伝染して、それが組織風土になる
株式会社チームボックス代表取締役　中竹竜二さん

第５章　メンバーを育てる声かけ

056　大事な仕事を任せるとき
057　悩みを相談されたとき
058　メンバーが成功してうれしそうだったとき
059　１on１でメンバーが考え込んでいるとき
060　メンバーが活躍できていないとき
061　メンバーがスランプで悩んでいるとき
062　メンバーが周りに後れをとって焦っているとき
063　メンバーのミスが続くとき
064　メンバーが思いつめているとき
065　頑張っているけれど、なかなか結果に結びつかないとき
066　繁忙期にメンバーが一歩ずつ仕事を進めているとき
067　メンバーが人の手助けをしているとき

column
心理的安全性を高めるのに大切な「聴く」ことと「聴く」姿勢
エール株式会社取締役　篠田真貴子さん

第６章　イノベーションが生まれる声かけ

068　アイデアを募集するとき①
069　アイデアを募集するとき②
070　アイデアがなかなか出てこないとき
071　アイデアを比較しているとき
072　メンバーが今までのやり方に固執しているとき
073　メンバーが前例のないアイデアを出したとき
074　メンバーが仕事のやり方を変えたいと言ったとき
075　若手社員がリーダーに反対意見を伝えたとき
076　メンバーが実力を超えた挑戦をしたいと申し出たとき
077　リスクの高いアイデアを試すとき
078　メンバーが失敗を恐れて動き出せずにいるとき
079　新しい取り組みがうまくいかず、メンバーが落ち込んでいるとき
080　チーム全体の士気を高めたいとき

column
イノベーションに必要な健全な対立お互いの「言葉の定義」をそろえることが第一歩
オムロン株式会社イノベーション推進本部シニアアドバイザー　竹林 一さん

第７章　部門間の衝突をなくす声かけ

081　他部門に要望を出して、対応を後回しにされたとき①
082　他部門に要望を出して、対応を後回しにされたとき②
083　営業部が受注した案件にCS部が不満を伝えたとき
084　部門間で交渉しているとき
085　納期に遅れそうな部門に声をかけるとき
086　他部門の業務が遅れ、自部門のメンバーが残業しているとき
087　働き方の違いで衝突が起きたとき
088　トラブルが起こり、他部門から協力を要請されたとき①
089　トラブルが起こり、他部門から協力を要請されたとき②
090　メンバーが他部門のサポートをしたとき

column
部門ごとにカテゴライズするのではなく「同じ会社の一員だ」と思えば部門間対立は消える
早稲田大学商学部准教授　村瀬俊朗さん

第８章　階層を超えて届ける声かけ

091　社長肝いりのプロジェクトを始めるとき
092　社員が一丸となって乗り越えなければいけない危機のとき
093　新しいプロジェクトの起案を依頼したとき
094　進行中のプロジェクトでトラブルが起こったとき
095　プロジェクトの進捗が良くないとき
096　力を発揮できていないメンバーがいたとき
097　納期が迫り、チームに疲労感が漂っているとき
098　成果がなかなか目に見えないとき①
099　成果がなかなか目に見えないとき②
100　成果がなかなか目に見えないとき③

column
役職の違いはあくまでも役割の違い組織の中でフラットな人間関係を構築するコツとは
Zホールディングス株式会社Zアカデミア学長、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部長　伊藤羊一さん

おわりに

参考文献

著者

田中 弦（たなか・ゆづる）
Unipos株式会社代表取締役社長
1999年にソフトバンクのインターネット部門採用第1期生としてインターネット産業に関わる。ネットイヤーグループ創業に参画後、2001年に経営コンサルティング会社、コーポレイトディレクション入社。 2005年、ネットエイジグループ（現ユナイテッド）執行役員。モバイル広告代理店事業の立ち上げに関わる。2005年Fringe81株式会社を創業、代表取締役に就任。2013年3月マネジメントバイアウトにより独立。2017年8月に東証マザーズへ上場。同年に「発⾒⼤賞」という社内⼈事制度から着想を得たUniposのサービスを開始。2021年10月に社名変更し、Unipos株式会社の代表取締役社長として、感情報酬の社会実装に取り組む。