日本地図をなぞって楽しむ 地図なぞり
日本地図をなぞって楽しむ 地図なぞり
書籍情報
- 林 雄司 著/古橋 大地 監修
- 定価:1210円(本体1100円+税10%)
- 発行年月:2021年07月
- 判型/造本:B5並
- 頁数:80
- ISBN:9784478113592
内容紹介
地図好きにはたまらない、地図をなぞって楽しむ本!
日本にはペンでなぞりたくなる海岸線がたくさんあります。三陸海岸、五島列島、野付半島などなど。その他、富士山の等高線、湖、川、城、台風の進路や船の航路まで! なぞれば日本の地形がわかる。ペン1本で旅気分も味わえます。
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目次
はじめに
海と陸の境界線 海岸線をたどる
三陸海岸/伊勢志摩/佐賀県〜長崎県
内と外の二面性 半島を行く
渡島半島/渥美・知多半島/能登半島/伊豆半島/野付半島/紀伊半島
移動のロマン 海峡をわたる
津軽海峡/関門海峡/宗谷海峡/鳴門海峡/対馬海峡
寄り添い生きる 川を下る
最上川/北上川/木曽三川/石狩川/淀川/利根川・江戸川・荒川・多摩川
辺境への入り口 湾をのぞむ
若狭湾/鹿児島湾/東京湾/大阪湾
謎解きの楽しさ 等高線のストーリー
富士山/武甲山/いろは坂
岬をめぐって 台風の進路
台風9号(1969)/台風18号(2017)/台風9号(2010)
あの日に帰ろう 教科書的
排他的経済水域(EEZ)/逆さ地図/海流と気温/分水嶺/プレートとフォッサマグナ
自然と人工の美 湖という奇跡
琵琶湖/霞ヶ浦/サロマ湖/八郎潟/風蓮湖/浜名湖/阿寒湖/十和田湖/猪苗代湖
リアスを楽しむ ダムを訪ねて
黒部ダム/満濃池ダム/早明浦ダム
一度は行きたい 名所探訪
五稜郭/江戸城/大阪城/猿ヶ森砂丘/中田島砂丘/鳥取砂丘
大仙陵古墳/野毛大塚古墳/西谷古墳群(墳墓群)
時を刻む大地 自然と造形
鹿島灘ヘッドランド/西之島/松川浦/天橋立/三方五湖/佐田岬半島/洞爺湖・内浦湾/倶多楽湖/潮岬/広島(三角州)
遥かな島の物語 離島のロマン
瀬戸内しまなみ海道/伊豆諸島/八丈島/佐渡島/小豆島/種子島・屋久島/奄美群島・沖縄島/隠岐諸島/五島列島/天草諸島
移動への渇望 陸路・航路
小笠原航路/トカラ列島航路/大阪釜山航路/東海道新幹線/リニア中央新幹線/東名高速道路/新東名高速道路/中央自動車道
おわりに
著者
林雄司(はやし・ゆうじ)
デイリーポータルZ(DPZ)編集長。1971年、東京都練馬区生まれ。埼玉大学教養学部(専攻:コミュニケーション論)卒業後、富士通グループのジー・サーチに入社。会社勤めの一方、インターネット黎明期の1996年に個人サイト「東京トイレマップ」「webやぎの目」を立ち上げ雑誌やテレビで話題となる。ニフティ転籍後の2002年、個人サイトで培ったスピリットを生かし、DPZを立ち上げる。編集長として編集部&ライターのチームを束ねる一方、自身も記事執筆やデザイン、コーディング、動画編集、イベント企画などを行う。DPZは月間最高2000万PVを誇る人気メディアに。2021年、東急メディア・コミュニケーションズに転籍。会社員でありながら多岐にわたる活動を続けている。主な編著書にシリーズ累計150万部突破のベストセラー『死ぬかと思った』がある。好きな半島は野付半島。
監修
古橋大地(ふるはし・たいち)
青山学院大学地球社会共生学部教授、マップコンシェルジュ株式会社代表取締役社長、NPO法人クライシスマッパーズ・ジャパン理事長、日本地図学会常任委員。東京大学大学院新領域創成科学研究科修了(環境学修士)。専門は地図学。地理空間情報の利活用を軸に、Googleジオサービス、オープンソースGIS(FOSS4G)、オープンデータ(OpenStreetMap)の技術コンサルティングや教育指導を行なっている。ここ数年は「一億総伊能化」をキーワードにみんなで世界地図をつくるOpenStreetMapに熱を上げ、GPS、パノラマデバイス(GigaPan)、ドローンを駆使して、地図を作るためにフィールドを駆け巡っている。好きな交差点名はクダッチ。