その仕事、全部やめてみよう
1%の本質をつかむ「シンプルな考え方」
その仕事、全部やめてみよう
1%の本質をつかむ「シンプルな考え方」
書籍情報
- 小野 和俊 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2020年07月
- 判型/造本:46並
- 頁数:224
- ISBN:9784478108598
内容紹介
「プログラマー×ITベンチャー社長×大企業CTO」が語る「超」効率的な仕事の進め方・考え方とは? 入山章栄(早稲田大学ビジネススクール教授)、鈴木健(スマートニュース創業者・CEO)、推薦! 仕事の「無駄」を排除し、生産性を劇的にあげる方法・考え方を紹介!
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目次
はじめに ── ITベンチャーと老舗金融企業で学んだこと
第1章 「谷」を埋めるな、「山」を作れ! ── 市場で勝つ
「谷」を埋めるな、「山」を作れ!
王者マイクロソフトへの挑戦 ── 「1%の本質」をつかむ
「実績ある」方法論は、ときに凶器となる
業務命令でビットコインを配布した日
「山」を作るプレゼン、3つのコツ
「2ピザチーム」が最強の理由
過剰品質の美学 ── 日本とアメリカの違い
第2章 「ハンマーと釘」の世界の落とし穴 ── 正しく実行する
「ハンマーと釘」の世界の落とし穴
「よいアイデア」と「ダメなアイデア」の違い
PDCAではなく、DCAPで動くべき3つの領域
あるものは使う。ないものは作る
デジタル技術の「正しい」使い方
ベンチャー企業と老舗企業をつなぐ
稟議書の呪縛から逃れる「2つのタイミング」
会社は大きくすべきか?
コラム 社内で「健全に」競争する
第3章 「ラストマン戦略」で頭角をあらわせ ── 自分を磨く
「ラストマン戦略」で頭角をあらわせ
「遊び人」が賢者になる日
「臆病者」の私が24歳で起業した理由
「最強のワンオブゼム」になるな
エンジニア風林火山
「キレる」スーパーゲーマーが教えてくれたこと
戦略的に「見せ場」を作る
コラム 人が人を育てるなんて、おこがましい
第4章 「To Stopリスト」をいますぐ作る ── 生産性を上げる
「To Stopリスト」をいますぐ作る
「繰り返し処理」を攻略せよ ── プログラマー的発想法
人は「見られる」と生産性が上がる
「選択肢は2つある。ビールを飲むか、ワインを飲むかだ」
トラブルの総合百貨店で学んだこと
パフォーマンスを高めるために「力を抜く」
オフィスに「遊び」を入れてみた
「一番近く」と「一番遠く」だけを見る
コラム 「会社に炊飯器を持ってきていいですか?」
第5章 職場は「猛獣園」である ── チームで戦う
職場は「猛獣園」である
人を傷つけずに、問題点を指摘する ── 「ひよコード」
人を動かすコツは、相手を全力で理解すること
「俺がやったほうが早い病」の治し方
遊び心で多様な才能を集める
「いい人が採用できない」に効く2つのアプローチ
調整型とリーダーシップ型、マネージャーに向いているのは?
ファインプレーを「称え合う」文化は強い
おわりに 山田先生の教え
著者
小野和俊(おの・かずとし)
クレディセゾン常務執行役員CTO
1976年生まれ。小学4年生からプログラミングを開始。1999年、大学卒業後、サン・マイクロシステムズ株式会社に入社。研修後、米国本社にてJavaやXMLでの開発を経験する。2000年にベンチャー企業である株式会社アプレッソの代表取締役に就任。エンジェル投資家から7億円の出資を得て、データ連携ソフト「DataSpider」を開発し、SOFTICより年間最優秀ソフトウェア賞を受賞する。
2004年、ITを駆使した独創的なアイデア・技術の育成を目的とした経済産業省のとり組み、「未踏ソフトウェア創造事業」にて「Galapagos」の共同開発者となる。2008年より3年間、九州大学大学院「高度ICTリーダーシップ特論」の非常勤講師を務める。
2013年、「DataSpider」の代理店であり、データ連携ソフトを自社に持ちたいと考えていたセゾン情報システムズから資本業務提携の提案を受け、合意する。2015年にセゾン情報システムズの取締役 CTOに就任。
当初はベンチャー企業と歴史ある日本企業の文化の違いに戸惑うも、両者のよさを共存させ、互いの長所がもう一方の欠点を補っていく「バイモーダル戦略」により企業改革を実現。2019年にクレディセゾンの取締役CTOとなり、2020年3月より現職。「誰のための仕事かわからない、無駄な仕事」を「誰のどんな喜びに寄与するのかがわかる、意味のある仕事」に転換することをモットーにデジタル改革にとり組んでいる。
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