目次

ウォーミングアップ　日常語を言い換える

マジで？
なんか微妙
あの〜
ちょっとだけ
すみません
すごく
やばいです
なるほどですね
みたいな？
そんな感じです
お疲れ
大丈夫です

第１章　顔を合わすとき、電話で話すとき

お時間をいただきまして、ありがとうございます
どうぞお気づかいなく
資料をお持ちしました
すっかり長居をしてしまいました
またご連絡します
お呼び立て致しまして
どうぞこちらへ
すぐおわかりになりましたか
お引き留めしてしまって、申し訳ありません
どうぞそのままで
コートをお召しになってください
皆様でお召し上がりください
お気に召していただけるとうれしいのですが
お気づかいいただきまして恐れ入ります
先日はお心づかいをいただきまして
お話し中、失礼します
ご挨拶させてください
申し遅れましたが
ちょっと失礼します
次がありますので、これで
ご紹介いただけませんか
お口添えをいただきたいのですが
お見知りおきください
後任をご紹介したいのですが
初めてお電話を差し上げます
お取り込み中ではありませんか
いただいたお電話で申し訳ありませんが
あいにく外出しております
打合せに入っておりまして
かしこまりました
定刻となりましたので
僭越ながら
ご歓談ください
お手元の資料をご覧ください
ご清聴ありがとうございました
小粋なお店ですね
かえって気詰まりですから
すっかりごちそうになってしまいまして

　COLUMN　ネットの常識は非常識

第２章　言いにくいとき、言葉につまるとき

このたびの不祥事につきましては
私が至らぬばかりに
恥じ入っております
心よりお詫び申し上げます
二度とこのようなことのないよう
ご容赦くださいますよう
私がうかつでした
せっかくのお申し越しではございますが
お受けしかねます
お役に立てず申し訳ありません
私では荷が勝ちます
あいにく先約がありまして
ご一緒にいかがですか
お運びください
ご出席のほどお願い申し上げます
喜んでお供します
忌憚のないご意見をお願いします
僭越ながら私の少ない経験からの意見を
諸手を挙げて賛成です
拙速な判断は避けねばなりません
惜しむらくは
単刀直入に申し上げますと
ご一任ください
このような大役を仰せつかり
全力を尽くす所存でございます
やむなきに至りました
非の打ちどころのない
懐の深い
右に出る者がいない
上品なお味
八面六臂のご活躍ですね
身に余るお言葉をいただき
ご指導の賜物です
心からお祝い申し上げます
より一層のご活躍を祈念致します
ご出産おめでとうございます
このたびはご愁傷さまでございます
お悲しみはいかばかりかとお察し申し上げます
お辛いですね
心よりお見舞い申し上げます

　COLUMN　今さら聞けないカタカナ語

第３章　仕事を進めるとき

一度ご相談させていただきたく
なにとぞお力添えを
ご承諾いただきたく
幸いに存じます
ぶしつけなお願いで
平にお願い申し上げます
お手すきのときに
ご査収ください
ご一読ください
念のため確認致します
喜んでお引き受け致します
私でお役に立つようでしたら
拝受致しました
ご快諾をいただきまして
いつもお心づかいをいただき
お骨折りをいただきまして
おかげさまで
なんとお礼を申し上げたらよいものやら

　COLUMN　感謝の基本語まとめ

第４章　そのまま使える！　季節感を表現する言い回し

春
夏
秋
冬
季節の言葉の使い方

第５章　これだけはおさえたい！　つかえる敬語一覧

敬称
名詞
動詞
ていねいな言い方　かしこまった言い方

著者

中川路亜紀（なかかわじ・あき）
1956年神戸市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。出版社勤務を経て、コミュニケーション・ファクトリーを設立。著書に『気のきいた短いメールが書ける本』（11刷８万部）、『気のきいた手紙が書ける本』（８刷2.65万部）、『ビジネス文書の書き方』（５刷1.5万部）、『新版・これでカンペキ！ 誰でも書けるビジネス文書』（３刷・旧版６刷）、『そのまま使える！ ビジネスマナー・文書』（すべてダイヤモンド社）、『入社１年目から差がつく！ ビジネスメール即効お役立ち表現』（集英社）などがある。