イーロン・マスク 世界をつくり変える男
イーロン・マスク 世界をつくり変える男
書籍情報
- 竹内一正 著
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
- 発行年月:2018年01月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:224
- ISBN:978-4-478-10284-8
内容紹介
スペースX、テスラモーターズ、ソーラーシティ、ニューラリンク……世界を驚かせ続ける伝説の起業家・イーロン・マスクの破壊的な実行力の正体とは。火星移住・電気自動車・人工知能……地球の未来をも左右する壮大なヴィジョンはどこから生まれるのか? 常識を破壊し続けるイーロン・マスク最新の入門書!
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目次
プロローグ イーロン・マスクとは何者なのか?
170億円の成功など「ほんの序章」に過ぎない
「世界をつくり変える」ビジョンをぶち上げる!
火星移住計画を提唱
イーロンがぶち上げた「未来」が少しずつ「現実」になる
新車なら「電気自動車」という時代がやってくる
世界で最も売れている自動車を電気自動車にする
ポルシェより速いEVを作れ!
イーロンの前に立ちはだかる「強力な敵」
イーロン・マスクは「現代のコロンブス」
イーロンに学ぶ「常識を破壊する力」
イーロン・マスクのビジネスドメイン
イーロン・マスク 年表
Rule 01 理想を掲げた現実主義者になる ── ビジョンに実行力を近づける
誰もがワクワクする未来を描く
近未来感に溢れた「新交通システム」
「現実の一歩」を示すからこそ人々の期待感が高まる!
世界は「イーロン・マスクの描く未来」に近づいている
Rule 02 社会全体を見ろ、世界の未来を担え! ── スケール感を2段階アップして考える
地球規模のスケール感で考える
「再生可能エネルギーを使うように」と電力会社に要求する
日本企業に求められる「世界視座を持った、自立した企業スタンス」
松下幸之助が大事にした「水道哲学」
Rule 03 どんな失敗でも、正面から受け入れる ── 絶望をモチベーションに昇華する
失敗は成功の必要条件
ロードスターの出荷が遅れるなど、テスラはトラブル続き
「ファルコン1」は打ち上げ失敗の連続
スペースXは「宇宙の宅配便」
アメリカにおける宇宙産業の光と影
タフなハートがなければ「未来の創造者」になんてなれない
Rule 04 ギブン・コンディションを超える ── 「ワク」を取っ払う図太さ
与えられた状況に甘んじるな
大きく見ながら、細部にこだわる
ハードワークを恐れない
「普通の仕事」に安心するか、ボイコットするか
車にソフトウェア・アップデートを行う
Rule 05 ひとつの成功なんかで満足しない ── 21世紀を切り拓く起業家の正体
イーロンが連続起業する理由
ビル・ゲイツより金持ちになったかもしれない男
それは、人生を賭けるに値する仕事なのか
人間の知能レベルを飛躍させる
聖人君子ではない
脈々と受け継がれる「開拓者」のDNA
21世紀は開拓者の時代だ
Rule 06 最後はトップがリスクを取る ── やり抜く組織はリーダーがつくる
イーロン、最大の苦境
すべての投資家が見捨てても、私がテスラを支える!
商品を世に出すまでに20年かかった男と、その理解者
テスラ車の自動運転で死亡事故が起きた時
死亡事故でわかるトップの覚悟
Rule 07 常識は疑え、ルールを壊せ ── 絶望をモチベーションに昇華する
業界の慣習を破る
テスラの前に立ちはだかる巨大な敵「全米ディーラー協会」
松下電器も苦しんだ「販売ルート」の変遷
MITの「不服従賞」?
常識を壊せば、そこから未来が見える
Rule 08 すべてを、ハイスピードで実行する ── 頭脳とフットワークの両輪を回す
スピードのあるジェネラリスト
専門家を束ねる指揮者となる
インプットに比べて「人間のアウトプット」は凄まじく遅い
誰もが熱中した「プログラミングの時代」
21世紀を生きるすべてのビジネスパーソンに求められること
ICBMを買いに、ちょいとロシアまで……
輸送中に「ファルコンロケットの機体」がへこんでしまった
Rule 09 相手が強敵でも、怯まず戦う ── 攻撃は合理的かつ客観的に
ニューヨークタイムズとの戦い
データをもとに理詰めで反論していく
「エンタメの巨人」を相手に一歩も引かなかった盛田昭夫
米国防総省や公正取引委員会まで敵に回す
ドラゴンV2で有人飛行へ挑戦
Rule 10 常にオープンであれ ── 自ら「矢面に立つ」覚悟を持つ
すべてを公開して協力を得る
業界の外側にいる「大衆」を味方につける
オープンにしたくないこともある
「電気自動車の要」の特許を無料公開するわけ
特許を公開することで業界を活性化させる
Rule 11 本質に立ち戻って考える ── 日本企業にこそ必要な思考法
すべて当たり前だと思わない
「料理は科学だ」を実践している老舗料亭の料理人
「なぜ」を繰り返すことで本質に迫っていく
トヨタに引き継がれている「本質に立ち返る精神」
企業には4つのフェーズが存在する
なぜ、日本の大企業はイノベーションを起こせないのか?
本質に立ち戻ってわかるロケット再利用の方法
Rule 12 世界を変えるビジネスモデルを構築する ── 点から線に、線から面に拡大せよ
新たな価値を創造する
テスラは「サスティナブル・エナジー・カンパニー」になる!
「太陽光発電の未来」はすぐそこまで来ている
Rule 13 時流に乗り、大勝負に出る ── 勝敗を分けるタイミングの見極め方
世界最大のリチウムイオン電池工場を建設
経営とは「後ろしか見えない車を運転するようなもの」
時流を読めば「無茶」は「飛躍」へと変わる
イーロン・マスクの大勝負は規模を拡大させながら続いていく
Rule 14 株主の言うことなんか聞くな! ── ぶれない信念が壁を壊す
最大の敵は「株主」
「株式会社」と「株主」の微妙な関係
火星ロケットBFRを打ち上げろ
危機の時こそ、冷静に判断する
未来を託したくなる男
参考文献
著者
竹内一正(たけうち・かずまさ)
ビジネスコンサルタント。1957年生まれ、徳島大学大学院修了。米国ノースウェスタン大学にて客員研究員。松下電器産業(現・パナソニック)に入社、新製品開発を担当。その後、アップルコンピュータに転職しマーケティングに従事。2002年にビジネスコンサルティング事務所「オフィス・ケイ」代表。シリコンバレーのハイテク動静に精通。著書に、『スティーブ・ジョブズ 神の交渉力』(経済界)、『30代の「飛躍力」』(PHP研究所)、『イーロン・マスク 破壊者か創造神か』(朝日文庫)ほか多数。
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