体は顔から朽ちていく
小さなところからわかるカラダの重大サイン
体は顔から朽ちていく
小さなところからわかるカラダの重大サイン
書籍情報
- KRD Nihombashi Medical Team 編/山岸昌一 監修/高橋政代 監修/和泉雄一 監修
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2020年04月
- 判型/造本:46並
- 頁数:204
- ISBN:9784478084649
内容紹介
日本の網膜研究の第一人者、日本の歯周病の第一人者、日本のAGE(終末糖化産物)の第一人者が参画する、次世代健康診断施設「KRD Nihombashi」。彼らが注目するのが「顔」である。顔が衰えている=体も衰えており、最終的にはがんになり死を招くことに。人生100年時代を生き抜く処方箋が詰まった一冊。
目次・著者紹介詳細を見る▼
【目次】
●はじめに
体は顔から朽ちていく
普通に生きられなくなるということは、どういうことか?
人生100年時代を生きるために必要なこと
第1章 最初のボヤは顔から起こる
●ある日、自らを破壊するメッセージが届く
なぜ同じ年齢なのに、老いている顔の人と若々しい顔の人が存在するのか?
私たちの体を守る免疫とは?
脳さえも動かす細胞同士のコミュニケーション
相手を騙すがん細胞のメッセージ
細胞の近距離通信と遠距離通信
細胞や臓器が発信する伝達物質
●火事によって、体に何が起こるのか
顔に炎が生まれる細胞間のコミュニケーション
炎症が「朽ち」を進めていく
2005年と2016年では歯周病患者は15~44歳でほぼ2倍に
歯茎に炎症がある人は全身にも疾患がある
●重大な病の真の原因を探る
食環境が劣悪な4000年前の庶民のミイラに、なぜぜいたく病とされた動脈硬化が見つかるのか
脳を進化させるため人類は炎症に弱くなった!?
肥満が顔を老化させる
肥大化した脂肪細胞が、聴力を低下させる驚くべき事実
失明原因の第1位である緑内障にも炎症が影響を与えている
50代から発症する日本の加齢黄斑変性は血管病
なぜ大人の近視が増えているのか?
目の負のマイルストーンを踏み続けないために「アイフレイル」を重視する
フレイルの高齢者の6割は、眼科的な問題を抱えている
最初のボヤは顔から起こる
column 夜型は肥満になりやすい
第2章 口から始まる炎の連鎖
●それは口の中のボヤから始まった
体のボヤは口から起こる、その理由
口にはなぜ腸と同じくらいの細菌が存在しているのか
細菌のバランスが取れていれば、体に悪さはしない
虫歯と歯周病は、常在菌のバランスを崩す
歯周病の原因菌とは?
●小さな炎がやがて広がっていく
現代人の口は、朽ちている
臭い口は雑菌が充満している台拭きと同じ
喫煙者の口腔環境はバイキンだらけ
タバコに含まれる有害物質で、肺が炎症を起こすCOPD
●体を繫ぐネットワークがもたらす脅威
歯周病菌が血管に入り全身に運ばれる
歯周病が他の慢性炎症を悪化させる
歯周病菌が体内ネットワークをつかさどる腎臓の働きを低下させて死に至る病へ
歯周病を患うとすい臓がんの発症リスクが最大で2・2倍に
歯周病が悪化すると早産・低体重児出産に!?
手足切断もあるバージャー病にも歯周病菌が関係
毛細血管が多い腎臓や目がボロボロに。体が朽ち始める
歯に付いた歯垢が大火事のもと
第3章 かくして体は炎に包まれ続ける
●AGEは炎症の火つけ役
現代人は、食生活により体中に「炎症」の火薬庫を抱えている
糖とタンパク質が出合い、炎症が始まる
糖化は血液や酵素にも起こる
がん細胞の増殖を手助けする
老化のスピードが加速する
36歳以上の人の死亡リスクと関連
●体にAGEがたまっていないか
AGEはなぜたまるのか
体は高血糖状態を記憶する
血管がなぜ硬くなるのか?
AGEは腸内環境を乱す
骨粗しょう症の原因にもなる
紫外線以上に皮膚を老化させるもの
●そして全身に「朽ち」が広がっていく
水晶体に影響を与え、白内障が悪化する
歯周病がさらに悪化する
脳の機能にも影響を与える
卵子も糖化の影響を受ける
AGEは男性ホルモンを減らす
第4章 健全な体は顔から生まれる
●口に入るものを変えよ
負のマイルストーンを踏襲しないように生きるには?
早めの対応でQOLを高めれば、「健康格差」を是正できる
何はともあれ、まずは口に入るものから変えていく
老化に直結する調理法や糖質に注意をする
料理の仕方で炎症を防ぐ
●体の糖化に気を付けるには
食後の血糖値が上がりにくい食物を食べる
●空腹は寿命を延ばす
空腹の時間が細胞の抗酸化、抗糖化能力を高める
糖質制限は極端にしない
糖化から始まる、糖尿病、失明、がん、QOL低下の悪循環を食い止める
食生活と生活習慣を変えて、老化に打ち勝つ
column 男性更年期障害を乗り切るには?
第5章 体の今を読み解く
●自分にとっての健康とは?
そもそも、あなたは何のために健康になりたいのか?
不安というネガティブな心理によって、情報を取得する弊害
健康オタクでは、「健康格差」は埋まらない
体は百人百様。自分の体に合った正しい生活を送る
体を理解して進行のメカニズムを知り、どう生きるべきか考える
●病気が見つかってからでは遅過ぎる
疾患を見つけるための人間ドックではもはや手遅れのときもある
静かに症状が進行していく疾患には定期的な健診が必要
KRD Nihombashiでできること
自分中心に健康を考える
column 健康のために何をすべきか?
● おわりに
体は顔から朽ちていく
普通に生きられなくなるということは、どういうことか?
人生100年時代を生きるために必要なこと
第1章 最初のボヤは顔から起こる
●ある日、自らを破壊するメッセージが届く
なぜ同じ年齢なのに、老いている顔の人と若々しい顔の人が存在するのか?
私たちの体を守る免疫とは?
脳さえも動かす細胞同士のコミュニケーション
相手を騙すがん細胞のメッセージ
細胞の近距離通信と遠距離通信
細胞や臓器が発信する伝達物質
●火事によって、体に何が起こるのか
顔に炎が生まれる細胞間のコミュニケーション
炎症が「朽ち」を進めていく
2005年と2016年では歯周病患者は15~44歳でほぼ2倍に
歯茎に炎症がある人は全身にも疾患がある
●重大な病の真の原因を探る
食環境が劣悪な4000年前の庶民のミイラに、なぜぜいたく病とされた動脈硬化が見つかるのか
脳を進化させるため人類は炎症に弱くなった!?
肥満が顔を老化させる
肥大化した脂肪細胞が、聴力を低下させる驚くべき事実
失明原因の第1位である緑内障にも炎症が影響を与えている
50代から発症する日本の加齢黄斑変性は血管病
なぜ大人の近視が増えているのか?
目の負のマイルストーンを踏み続けないために「アイフレイル」を重視する
フレイルの高齢者の6割は、眼科的な問題を抱えている
最初のボヤは顔から起こる
column 夜型は肥満になりやすい
第2章 口から始まる炎の連鎖
●それは口の中のボヤから始まった
体のボヤは口から起こる、その理由
口にはなぜ腸と同じくらいの細菌が存在しているのか
細菌のバランスが取れていれば、体に悪さはしない
虫歯と歯周病は、常在菌のバランスを崩す
歯周病の原因菌とは?
●小さな炎がやがて広がっていく
現代人の口は、朽ちている
臭い口は雑菌が充満している台拭きと同じ
喫煙者の口腔環境はバイキンだらけ
タバコに含まれる有害物質で、肺が炎症を起こすCOPD
●体を繫ぐネットワークがもたらす脅威
歯周病菌が血管に入り全身に運ばれる
歯周病が他の慢性炎症を悪化させる
歯周病菌が体内ネットワークをつかさどる腎臓の働きを低下させて死に至る病へ
歯周病を患うとすい臓がんの発症リスクが最大で2・2倍に
歯周病が悪化すると早産・低体重児出産に!?
手足切断もあるバージャー病にも歯周病菌が関係
毛細血管が多い腎臓や目がボロボロに。体が朽ち始める
歯に付いた歯垢が大火事のもと
第3章 かくして体は炎に包まれ続ける
●AGEは炎症の火つけ役
現代人は、食生活により体中に「炎症」の火薬庫を抱えている
糖とタンパク質が出合い、炎症が始まる
糖化は血液や酵素にも起こる
がん細胞の増殖を手助けする
老化のスピードが加速する
36歳以上の人の死亡リスクと関連
●体にAGEがたまっていないか
AGEはなぜたまるのか
体は高血糖状態を記憶する
血管がなぜ硬くなるのか?
AGEは腸内環境を乱す
骨粗しょう症の原因にもなる
紫外線以上に皮膚を老化させるもの
●そして全身に「朽ち」が広がっていく
水晶体に影響を与え、白内障が悪化する
歯周病がさらに悪化する
脳の機能にも影響を与える
卵子も糖化の影響を受ける
AGEは男性ホルモンを減らす
第4章 健全な体は顔から生まれる
●口に入るものを変えよ
負のマイルストーンを踏襲しないように生きるには?
早めの対応でQOLを高めれば、「健康格差」を是正できる
何はともあれ、まずは口に入るものから変えていく
老化に直結する調理法や糖質に注意をする
料理の仕方で炎症を防ぐ
●体の糖化に気を付けるには
食後の血糖値が上がりにくい食物を食べる
●空腹は寿命を延ばす
空腹の時間が細胞の抗酸化、抗糖化能力を高める
糖質制限は極端にしない
糖化から始まる、糖尿病、失明、がん、QOL低下の悪循環を食い止める
食生活と生活習慣を変えて、老化に打ち勝つ
column 男性更年期障害を乗り切るには?
第5章 体の今を読み解く
●自分にとっての健康とは?
そもそも、あなたは何のために健康になりたいのか?
不安というネガティブな心理によって、情報を取得する弊害
健康オタクでは、「健康格差」は埋まらない
体は百人百様。自分の体に合った正しい生活を送る
体を理解して進行のメカニズムを知り、どう生きるべきか考える
●病気が見つかってからでは遅過ぎる
疾患を見つけるための人間ドックではもはや手遅れのときもある
静かに症状が進行していく疾患には定期的な健診が必要
KRD Nihombashiでできること
自分中心に健康を考える
column 健康のために何をすべきか?
● おわりに
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