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戦略コンサルティング・ファームの面接攻略法

マッキンゼーの元面接官が教える秘密のノウハウ

  • 紙版
  • 電子版

戦略コンサルティング・ファームの面接攻略法

マッキンゼーの元面接官が教える秘密のノウハウ

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • ビクター・チェン 著/渡部 典子 訳
  • 定価:2200円(本体2000円+税10%)
  • 発行年月:2016年03月
  • 判型/造本:A5並製
  • 頁数:268
  • ISBN:978-4-478-02368-6

内容紹介

戦略コンサルタントになるためのすべてが読める。戦略コンサルタントの基礎知識、面接テクニック、思考法、フレームワーク、勉強法まで、オールインワンで手とり足とりサポート。このやり方なら複数の戦略コンサルティング・ファームに合格できる!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

戦略コンサルタントを目指す人への序文

 私がケース・インタビューをきわめるまでの道のり
 本書の構成
 最新情報の入手方法

謝辞

第1章 コンサルティング・ファームの採用プロセス

1 7つの評価方法
  数的能力評価
  ケース・インタビューのパターン

第2章 数的能力評価の攻略法

2 マッキンゼーPSTとは何か
  マッキンゼーPST対策の基本スキル
  演習ツール

3 推定問題の攻略法
  推定問題の基本スキル
   スキル1 大きな数字を正しく計算する
   スキル2 切りのいい数字をうまく使う
  推定問題の応用
   スキル3 プロキシを見つける
   スキル4 プロキシの不完全性とその要因を認識する
   スキル5 推定要素を細分化して不完全性を補う
   スキル6 合理的な仮定を用いて各要素の計算を行う
  練習あるのみ!

第3章 ケース・インタビューの基本

4 ケース・インタビューが用いられる理由
  戦略コンサルティング・ファーム側の動機を理解する
  ケース・インタビューは実務のシミュレーションである
  有能なコンサルタントの資質を示す

5 インタビュアーは志望者に何を求めているのか
  プロのように振る舞う
  契約をめぐるファームとクライアントとの攻防
  コンサルティングの採算はどのように決まるのか
  自力で問題を解決できる人材の価値
  海を沸騰させてはならない
  どこまでの正確性が求められているのか
  その発言に事実の裏付けはあるか
  言葉選びは慎重のうえにも慎重に
  クライアントが納得できる言葉で伝える
  エアープレイン・テスト ── イヤな奴にならない
  インタビュアーは問題解決プロセスの安定性を見ている
  コンサルタント、そして志望者が身につけるべき考え方
  CEOの視点に立った提言

6 問題解決のコア・ツール
  仮説
  イシュー・ツリーを使う
  イシュー・ツリーとフレームワーク
  ドリルダウン分析でデータを掘り下げる
  統合

7 仮説の効果的な用い方
  どのタイミングで仮説を用いるか
  仮説の「5分間ルール」

8 イシュー・ツリーの使い方
  イシュー・ツリーの構造
  フレームワークの限界を知る
  フレームワーク・ロボットの呪い
  仮説とイシュー・ツリーの関係
  仮説はフレームワークよりも重要である
  「準備しすぎ」症候群
  イシュー・ツリーの全体像を伝える

9 ドリルダウン分析の使い方
  仮説の修正に躊躇してはならない
  削除プロセスのコツ
   Tips1 最初に最大の不確実性を取り除く
   Tips2 定量分析と定性分析の両方を行う
   Tips3 結論に達するまでドリルダウン分析をやめない
   Tips4 最低限必要なデータがそろったら分析を終える
   Tips5 箇条書きではなく、図を使う
  なぜ削除プロセスが効果的なのか

10 統合の方法
  トップダウン型統合の効用
  弱点を克服したマッキンゼー合格者のケース
  ケースの途中でも柔軟に統合を使う

第4章 フレームワークを使いこなす

11 基本のフレームワーク
  3つのフレームワークを使いこなす
  やみくもにフレームワークを覚えることの弊害
  いつ、どのフレームワークを使うべきか

12 利益フレームワーク
  細分化と分離を用いて原因に迫る
  ドリルダウンのステップ

13 ビジネス環境フレームワーク
  顧客分析
  製品分析
  自社分析
  競合分析
  ビジネス環境フレームワークを使いこなすためのヒント

14 M&Aフレームワーク

15 演習:フレームワークを適用する

第5章 志望者主導ケース・インタビュー

16 志望者主導ケースの始め方
   インタビュアーから情報を引き出す
   ステップ1 時間を稼げ!
   ステップ2 理解したことを明確にする
   ステップ3 再び時間を稼げ!
   ステップ4 自分の仮説を述べる
   ステップ5 分析、構造化したケースを図に表す

17 志望者主導ケースの分析方法
  なぜ細分化が必要なのか
  分析プロセスは段階を追って進める
   ステップ1 定性的な枝を下位仮説として言い換える
   ステップ2 データを要求して各枝をドリルダウンする
   ステップ3 削除プロセスを使う
   ステップ4 (必要に応じて)仮説を修正する
   ステップ5 次の枝の分析に移る
   ステップ6 最後の枝の分析を終える
  分析をレベルアップするコツ
   Tips1 勝手にあちこちへと飛ばない
   Tips2 解決策は、問題を分離、定義した後でのみ提案する
   Tips3 データで誤りだと証明されたら、仮説を変更する
   Tips4 インタビュアーに自分のイシュー・ツリーを見せる
   Tips5 自分の数値をほかのものと比較する
   Tips6 データを細分化する際は、注意して言葉を選ぶ
  分析例1 ドリルダウン分析をしながら仮説を修正する
  分析例2 行き詰まったらどうするか

18 志望者主導ケースの終わり方

第6章 ケース・インタビューのバリエーション

19 インタビュアー主導ケース・インタビュー
  インタビュアー主導ケースの5つのステップ
   ステップ1 仮説を立てる
   ステップ2 問題を構造化しイシュー・ツリーを作成する
   ステップ3 分析する
   ステップ4 ビジネス感覚とブレインストーミング
   ステップ5 統合する

20 記述式ケース・インタビュー
  論理力が問われる
  記述式アセスメントなのか、それとも記述式ケースなのか

21 グループ・ケース・インタビュー
  新人コンサルタントはなぜ失敗するのか
  敵はケースであってチームメートではない

22 プレゼンテーション形式のケース・インタビュー
  スライド作成のポイント
  タイトルでストーリーを伝える
  一から作成する場合の手順
  プレゼンテーションの実用的なヒント

第7章 採用通知を勝ち取る

23 複数のコンサルティング・ファームに合格する方法
  コンサルティング・ファームはなぜ何度も面接を行うのか
  知識があるかvs習慣的に使っているか
  100時間の練習が未来を拓く
  熟達への4つのステップ
   ステップ1 知識を身につける
   ステップ2 ロールモデルを探す
   ステップ3 模擬面接をする
   ステップ4 メンターやコーチに評価してもらう

24 自信を示す方法
  性格上の問題ではない
  3つの自信の源泉

25 やってはいけない10の過失
  ①仮説がない
  ②フレームワークやイシュー・ツリーが仮説とつながらない
  ③フレームワークやイシュー・ツリーが排他的でない
  ④フレームワークやイシュー・ツリーにキーファクターがない
  ⑤定量化が不十分なせいでインサイトがない
  ⑥定性的な質問をしないせいでインサイトがない
  ⑦計算間違いをする
  ⑧あちこちに飛んでしまうクリエイティブ・シンキング
  ⑨仮説検証に不必要な分析を続ける
  ⑩発見や分析結果を列挙するだけ

26 上級者向けケース・インタビューの練習リソース

訳者あとがき





著者

ビクター・チェン(Victor Cheng)
元マッキンゼーのコンサルタント。スタンフォード大学を卒業後、8つの戦略コンサルティング・ファームの面接を経て、マッキンゼー、ベイン、モニター、L.E.K.、A.T.カーニー、オリバー・ワイマンの6社からオファーを受け、マッキンゼーに入社。トップ10パーセントに位置づけられる実績を上げ、最年少で昇進、トップ・コンサルタントとして活躍すると同時に、多くの入社希望者を面接するケース・インタビュアーを務めた。現在は独立してInc.500リストに掲載される企業のCEOのアドバイザーを務める一方、コンサルティング会社への入社を目指す人々を支援する会社を経営している。世界100カ国以上の戦略コンサルタント志願者が注目するウェブサイト(www.caseinterview.com)を運営している。


訳者

渡部典子(わたなべ・のりこ)
ビジネス書の翻訳、執筆、編集等に従事。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。研修サービス会社等を経て独立。翻訳『グローバルビジネスの隠れたチャンピオン企業』(中央経済社)、『リバース・イノベーション』(ダイヤモンド社)、『アメリカの「管理職の基本」を学ぶ マネジメントの教科書』(ダイヤモンド社)などがある。

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