歩き続ければ、大丈夫。
アフリカで25万人の生活を変えた日本人起業家からの手紙
歩き続ければ、大丈夫。
アフリカで25万人の生活を変えた日本人起業家からの手紙
書籍情報
- 佐藤芳之 著
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
- 発行年月:2014年11月
- 判型/造本:4/6並製
- 頁数:240
- ISBN:978-4-478-02238-2
内容紹介
23歳でアフリカ・ガーナに渡り、35歳でケニアで始めたナッツ・カンパニーで20万人の雇用を生み、70歳を超えた現在も新しいビジネスに挑戦し続けているスゴい日本人起業家。「何かやりたい」を形にするために大切なこと。
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目次
はじめに
東北の田舎から始まった私の軌跡
私がこれまでやってきたこと
序章 「何かやりたい」から始めよう
「今はまだまだ」でいい
夢は膨らませすぎない
自信には、根拠がないほうがいい
最初から本気になれる人は、なかなかいない
必死にやらない、夢中でやる
【コラム❶】どうしてアフリカだったのか
第1章 考える前に走りだそう
合言葉は「フット・ファースト」
身軽でいれば、チャンスをつかめる
動けば、偶然が必然に変わる
まずは「形」にしてしまう
不安な時ほど、動いてみる
行動力、決断力……「◯◯力」はいらない
「バカになれる自分」を残す
【コラム❷】「工場で物をつくる」という原体験
第2章 やりたいことを形にしよう
「ぴったりくる理由」を見つける
「自分のため」を超える
才能は「掛け算」で伸びる
「やりたいようにやる」が一番の近道
最初はみんなド素人
「石の上にも三年」ではない
自分に、もう一度チャンスをあげよう
【コラム❸】「アウト・オブ・アフリカ」の誕生
第3章 消えない情熱を持ち続けよう
本当の「試練」は、つらくない
「六割人生」をキープする
ツッコミを入れる自分を持つ
幸せとは、日曜日の午後のようなもの
失敗がないとは、何もやらなかったということ
時間に対して、忍耐強くなる
【コラム❹】ナッツ・ビジネス以外のこと
第4章 シンプルに生きよう
ちょっと粗野に、シンプルに
「○○すべき」と考えない
人とは「共感」でつながる
「言葉は風」と考えれば、言葉に騙されない
見栄は張らない
「いい仕事」をしたいなら、まずは身体
【コラム❺】微生物ビジネスとは何か
第5章 「本物」であり続けよう
「だから、何?」といわせない
永遠を生きるがごとく夢を見よ、今日死ぬがごとく生きよ
「1.5流」の感覚でいる
自分のなかに、「いつでも帰れる場所」を持つ
「起」「承」「転」「結」を一人でやろうとしない
生きながら物語を紡いでいこう
【コラム❻】ケニアの次の舞台はルワンダ
終章 最後はやるか、やらないか
はみ出すなら、思い切りはみ出してしまおう
「グローバル」は、ムリしてめざすものじゃない
やりたいことは言葉にする
おわりに 生まれた時代をフルに生きる
著者
佐藤芳之(さとう・よしゆき)
ケニア・ナッツ・カンパニー創業者、オーガニック・ソリューションズ代表取締役社長、株式会社ニダフジャパン代表取締役会長。1939年生まれ。宮城県志津川町(現・南三陸町)で幼少期をすごす。1963年、東京外国語大学インド・パキスタン語学科を卒業後、アフリカ独立運動の父、クワメ・エンクルマに憧れて日本人初の留学生としてガーナ大学で学び、修了後はケニア・東レ・ミルズに現地職員として入社。31歳で退職し妻子を連れて日本に一時帰国。「やっぱり、アフリカで何かやりたい」と決意し、32歳で単身ケニアに戻り、鉛筆工場、製材工場、ビニールシート工場など、小規模なビジネスを次々と立ち上げ、うち一つを最終的にケニア・ナッツ・カンパニーとして世界5大マカダミアナッツ・カンパニーに成長させる。2008年に同社をタダ同然でケニア人パートナーに譲渡したのちは、微生物を活用した公衆衛生・肥料事業をケニア、ルワンダで展開。アフリカ、アメリカ、ヨーロッパ、日本など、世界各地にあるビジネス拠点を飛び回る日々を送っている。趣味は水泳と草原で聴くマーラー。著書に『OUT OF AFRICA アフリカの奇跡』(朝日新聞出版)がある。
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