東大金融研究会のお金超講義
超一流の投資のプロが東大生に教えている「お金の教養と人生戦略」
東大金融研究会のお金超講義
超一流の投資のプロが東大生に教えている「お金の教養と人生戦略」
書籍情報
- 伊藤 潤一 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2022年03月
- 判型/造本:46並
- 頁数:232
- ISBN:9784478114667
内容紹介
超一流の投資のプロが、2年で1000人規模に成長した「東大金融研究会」で教えている「お金の教養」。投資の本質から、人間関係、キャリアプランまで。周りの情報に流されず、自らの手で情報を確認・分析し、意思決定を行う人生を変える金融的思考法。著者は20年以上外資系ヘッジファンドで活躍する伊藤潤一氏。
目次・著者紹介詳細を見る▼
目次
はじめに
東大新入生の20人に1人が入会する「東大金融研究会」とは
外資系ヘッジファンド20年の金融のプロが東大生に教える理由
「東大金融研究会」で得られるお金と人生の学びを一冊に凝縮
一瞬のノウハウではなく、一生役立つ習慣を
第1章 東大金融研究会で学ぶ お金の教養
投資よりも大切な「自分の頭で考える習慣」
「お金の教養」を身につけるために必要なたった1つのこと
「円高になると景気は悪化する」本当の理由とは?
金融のプロは貸借対照表と損益計算書をどう読むか
Google検索をする前にやるべきこと
望ましい投資先はあなたの職業で変わる
公務員とプロのサッカー選手で、望ましい投資先が異なる理由
金融のプロが教える投資で勝つための極意
ほとんどの銘柄が「勝率50%」という事実
勝率60%を10年続けてトップ2%になる
誰にでも使える情報に宝が眠っている
投資で勝つ東大生と負ける東大生の決定的な差
「何をするか」より「何をしないか」を明確にする
スマホを買い換えるときのように株を調べればいい
物事は「表」だけ見ず、「裏」まで考える
「平均保有期間が6カ月」の理由を答えられるか
プロの投資家が投資哲学を疑ってしまうときとは
長所を活かすには「25%の変な負け方」を避ける
第1章POINT
第2章 東大金融研究会で考える 人生戦略
お金よりも考えるべきは時間の価値
「20歳の段階で人生の半分は終わっている」数学的理由とは
オリンピックメダリストがノートに書かせること
完成度2割でアウトプットするアジャイル成功法
「運がいい人」になれるたった1つの条件とは
金融的な考え方で人生にアプローチする
多様性に富む人間関係が人生のシャープレシオを高める
お金持ちになった「その先」を考えてほしい
なぜ東大生に政治家の話を聞かせるのか
「より多くの命を救いたい」から医師を辞める決断をする
しんどすぎる偏差値競争を抜け出すには
偏差値競争はエンドレス
超長期で利益を残す会社は何をやっているのか
チャンスをつかむのは自信過剰になった人
謙虚になると機会損失が生じる
打たれまくった大谷選手に吉井コーチが伝えた一言
自己実現より優先すべきは自己紹介
名字だけで自己紹介を終わらせる学生は消えていく
マッキンゼーに内定した東大生の完璧な自己紹介
「定性」と「定量」で再現性を高める
人間関係こそ図で定量化すべき
第2章POINT
第3章 東大金融研究会流 仕事とキャリア論
仕事は理科の公式から考える
「仕事量=力×距離」がビジネスに当てはまる
異分野をまたいで非効率な市場を見つける
超一流の仕事を実現する「引力の公式」
コロナ禍で売上が伸びた意外なものとは
ファンダメンタルズ分析とクオンツ分析を融合させる
「人生100年時代」を生き抜くための戦略的な働き方
仕事は何ですか? と聞かれて社名を答える人は危ない
副業をやるほど本業にもメリットがある
自分の適切な年収を市場価値で把握する
「年収600万円」から「年収800万円」への転職を喜ぶべきか
外資系やコンサルへの就職は本当に幸せなのか
プロが教える金融業界のリアルな事情
外資系金融と日系金融、就職するならどっち?
アナリストに配属されるリスクを理解する
AIで置き換えられる投資家、生き残る投資家
第3章POINT
第4章 東大金融研究会で鍛える 思考力と発想力
お金の流れの背景を読む力を身につける
「日銀の保有株を50%引きで売る」思考実験
コロナ禍でも株価が上昇を続けた理由とは
なぜ円高傾向が続いてきたのか
長期的なトレンドに対しては構造的要因を疑う
日本では継続的インフレが起こらないといえる理由
金融やビジネスの「常識」を疑う
「赤字を出してでも売上高成長率を上げる」のは正しいのか
「ROE8%以上ならOK」で思考停止しない
「日本でAmazonに勝てるのはどこか」を考える
大金融研究会が考える組織論
ミッション・ビジョン・バリューについて考える
解像度を上げて「目指す組織」のあり方を考える
第4章POINT
第5章 東大金融研究会の活動内容
東大金融研究会の成り立ち
私が抱いた疑問—なぜ東大の卒業生はつるまないのか?
東大金融研究会はどんな活動をしているのか
東大金融研究会の3つの柱
①各業界のトップランナーを招いての講演会
創業社長に経営と情熱を学ぶ
アスリートに学び、心を強くする
②超実践的インターンシップ
③学生が自主運営する20の分会
東大金融研究会を活性化する工夫
他大学に間口を広げて同質化を回避
学生と社会人の接点をつくる
社会人が学生のメンターに
東大金融研究会は日本を変える
勉強と実務のギャップを埋める
最大の目標は「適材適所」
学生に必要な「意思決定の数」を増やす
「場」を用意し、メンバーに「遊んでもらう」
第5章POINT
おわりに
東大金融研究会が強力に推奨する5つのこと
著者
伊藤潤一(いとう・じゅんいち)
1993年東京大学卒業後、三和銀行(現三菱UFJ銀行)入行。その後、モルガン・スタンレー・アセット・マネジメント(現モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント)、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントを経て、2002年にヘッジファンドの世界へ。グローバル大手のミレニアム・キャピタル・マネジメントなどを経てダイモン・アジア・キャピタル・ジャパン。一貫して日本株のロング/ショートのポートフォリオ・マネージャーを務めた。約20年間ヘッジファンド在籍は日本人では稀有。
2019年12月に東大金融研究会を創設。発足時の10人足らずから、2年で約1000人が参加し、東大新入生の20人に1人が入る大人気研究会となり、注目を集める。
2022年1月よりクラウドワークス執行役員兼CHRO(最高人事責任者)に就任。
Twitterでは大空翔(@ozorakakeru)として投資情報を投稿中。
著書に『東大生が学んでいる一生役立つ「株」の教科書』(SBクリエイティブ)がある。
※本書は、特定の金融商品の推奨や投資勧誘を意図するものではありません。最終的な投資の判断は、最新の情報を確認し、ご自身の責任でおこなってください。
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
(デジタル版では、プリント版と内容が一部異なる場合があります。また、著作権等の問題で一部ページが掲載されない場合があることを、あらかじめご了承ください。)