実行力100%
チェーンストアの業績を上げる業務指示のすごい手法
実行力100%
チェーンストアの業績を上げる業務指示のすごい手法
書籍情報
- 野村 剛志 著
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
- 発行年月:2021年03月
- 判型/造本:46並
- 頁数:208
- ISBN:9784478113141
内容紹介
業績 = 戦略 × 実行力! 激変する時代に勝ち残るための組織をに変える効果的な指示・情報共有とは? チェーンストア独特の事業構造やそこに起因する問題点を挙げ、それに対する具体的な解決策を提示。本部側が何をすべきか、店舗のマネジャーはどのように指示を実行に移していくべきなのかをわかりやすく解説。
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目次
はじめに 「実行力」との出会い
第1章 実行力とはなにか?
新型コロナウイルス感染症による教訓
実行力のある企業しか生き残れない
経営における実行とはなにか?
チェーンストアで最も重要な店舗の実行力
業務指示は40%しか実行されていない
こんな現象がある場合は、要注意
凡事が実行されないことによる経営への影響
店舗が本来の価値を取り戻せば逆境を跳ね返せる
第2章 あるべき姿
実行力と業績(店舗売上)との関係
業績は、戦略×実行力
実行力は全店舗100%でないといけない
成熟度(実行力100%がゴールではない)
実行力を改善し業績がアップした事例のご紹介
第3章 原因
チェーンストア企業における特有な構造
実行力40%の真の原因は?
原因1 実行しなくても同じという空気
原因2 物理的に実行できない量の業務指示
原因3 曖昧な業務指示
調査結果、こんなにひどい業務指示
店舗の裁量に任せているは、責任逃れ
店舗の実行力は、本部の実行力以上には上がらない
マネージャーの負担が増大中
第4章 実行力を向上させるための8つの仕組み
仕組みで実行力を上げる
仕組み1 業務指示を「見える化」する
仕組み2 PDCAサイクルをつくる
仕組み3 業務指示をテンプレート化する
仕組み4 業務指示をスリム化する
仕組み5 実行力(数値)で評価する
潜在能力が非常に高い日本の店舗スタッフ
仕組み6 業務指示に対するルール化を策定する
仕組み7 運用を決め定着化させる
仕組み8 本部は覚悟をもって挑む
第5章 実行力100%プロジェクト
1 プロジェクトチームを立ち上げよう!
成功するプロジェクトチームを結成する
プロジェクトの目的と目標を設定する
プロジェクト成功のために考慮しておくべき点
ステークホルダーを把握しよう
2 自社の現状を把握しよう!
現状分析を行う目的
① どんなツールを使って業務指示を出しているか?
② 業務指示は店舗にどのくらいの件数が出ているか?
③ どんな業務指示が出されているか?
④ 業務指示はどのくらい実行されているか?
現状分析で注意すること
実行力が低い原因を考察する
3 実行力100%の仕組みを作る
① 業務指示全体にかかわる運用ルール
② 本部社員が守るべき運用ルール
③ 店舗スタッフが守るべき運用ルール
④ 業務指示の書き方に関するルールを策定する
4 運用ルールを根付かせる方法
説明会を開催しよう!
店舗スタッフより大事な本部社員教育
実行力の見える化で進捗チェック(やる気の継続)
経営トップの関わり
5 プロジェクトの定期的なチェック
プロジェクトの定期チェック方法
業務指示数を減らすための対策
6 社内MVPを取ろう
おわりに 実行力100%の文化を作ろう
著者
野村剛志(のむら・つよし)
株式会社リンコム代表取締役社長
1973年、千葉県生まれ。東京電機大学応用理化学科卒業。1999年、リンコムにアルバイトとして入社。Webメール「Emual」の企画、販売を担当したが、思うように結果がでず撤退。その後、Webグループウェア「リンコムネクスト」の企画、販売を主に担当し、SI企業とのパートナーコミュニティを通じた独自のビジネスモデルを構築。2013年、「店番長」事業を立上げ、リンコムの主力サービスに育て上げる。2019年、代表取締役社長に就任。
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