短いは正義
「60字1メッセージ」で結果が出る文章術
短いは正義
「60字1メッセージ」で結果が出る文章術
書籍情報
- 田口 まこ 著
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
- 発行年月:2021年09月
- 判型/造本:46並
- 頁数:216
- ISBN:9784478111086
内容紹介
1文60字、1メッセージですべてうまくいく! 響かないプレゼン、読まれない営業資料、通らない企画書、採用されない履歴書……。ビジネスの結果を劇的に変える「短く書く技術」を紹介。リモートワークなどで文章を書く機会が増えている今、すべてのビジネスパーソンに必須のスキルです。
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目次
プロローグ ── 「短い」は正義。
第1章 短く ── 60字1メッセージで、たるんだ文を引き締める
仕事ができる人は、ワンセンテンスが短い
目指すは「一文60字」以内
絶対ルール1 ワンセンテンス・ワンメッセージ
POINT▶メッセージごとに文を小分けする
POINT▶「いらない情報」を見極める
POINT▶タイトル・見出しは「広げる、選ぶ、磨く」
絶対ルール2 文の贅肉を徹底排除
POINT▶“ていねい沼”に溺れない
POINT▶クセワードの二大巨頭「という」「こと」
POINT▶接続詞の9割はいらない
絶対ルール + 1 最後に「推敲」
COLUMN 大先生の文章術から学ぶ① 大野晋先生『日本語練習帳』
第2章 わかりやすく ── 「数字」の力で、脱・あやふや長文
「数字」は、伝わる文章の飛び道具
読み手の心に響く「数字入り文章」のつくり方
POINT▶心を動かす数字の見つけ方
「数字入りフレーズ」で深く印象に残す
POINT▶ポイントを絞るなら「3」
POINT▶「強み」を数字に置き換える
「数字入りコミュニケーション」で早く正確に伝える
POINT▶テキトーワードを数字に変換する
もっと伝わる! 数字の「見せ方」3つのコツ
POINT▶身近な数字で実感させる
POINT▶数字 +「ひと言」で思い通りに伝える
POINT▶数字の切り口、単位を変える
COLUMN 大先生の文章術から学ぶ② 三島由紀夫先生『文章読本』
第3章 強く ── 「字面」で、文を強く、好印象に
文の印象は「字面」で決まる
POINT▶漢字で「重さ」を演出する
POINT▶「形容詞」をひらがなにする
POINT▶「カタカナ変換リスト」で文章に軽さを出す
POINT▶読みやすい文章になる「ひらがなにしたい言葉」リスト
簡単スキルで、パッと好印象
POINT▶文頭「あ・い・う・え・お」で気持ちまで伝える
POINT▶最後はポジティブで締める
タイトル、見出しを強くする10のテクニック
1▶言葉を入れ替える
2▶「てにをは」を抜く
3▶「べき」で言い切る
4▶同じ言葉を重ねる
5▶アテンションワードを入れる
6▶オノマトペで表現する
7▶二者択一で問いかける
8▶韻を踏む
9▶反対語ミックスで興味を引く
10▶対句でギャップをつくる
COLUMN 大先生の文章術から学ぶ③ 谷崎潤一郎先生『文章讀本』
あとがき
主な参考文献
著者
田口まこ(たぐち・まこ)
コピーライター。京都府出身。京都芸術短期大学(現・京都芸術大学)美学美術史学科卒業後、一般企業を経て、広告制作会社ライトパブリシティに入社、コピーライターとなる。大塚製薬「ポカリスエットステビア」「カロリーメイト」などを担当し、「ジャワティ」の雑誌シリーズ広告で、コピーライターの登竜門「東京コピーライターズクラブ新人賞」受賞。その後フリーランスとなり、女性向けの商品広告を中心に活動。ライオン、花王、P&Gなどのトイレタリー商品、資生堂、カネボウ、ポーラ、ランコム、フローフシ、ロート、ファンケルなどの化粧品のコピーを多数手がけ、現在も第一線で活躍中。コピーライター歴は30年以上。著書に『伝わるのは1行。』(かんき出版)がある。東京コピーライターズクラブ会員。
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