バフェット帝国の掟
50年間勝ち続けて60兆円を生んだ最強ビジネスモデル
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バフェット帝国の掟
50年間勝ち続けて60兆円を生んだ最強ビジネスモデル
書籍情報
- ローレンス・A・カニンガム 著/ステファニー・キューバ 著/岩本正明 訳
- 定価:1980円(本体1800円+税10%)
- 発行年月:2020年09月
- 判型/造本:46並
- 頁数:264
- ISBN:9784478110171
内容紹介
50年間投資で勝ち続け時価総額60兆円の帝国を築いた「投資の神様バフェット」。そのバフェットが「この書に載っている」と認め、株主総会で用意された勝利の法則をち密に分析・解明した話題の書。ベストセラー「バフェットからの手紙」の著者によるバフェット本の集大成かつ決定版となる1冊!
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目次
日本語版への序文
コロナ禍でより鮮明になったバークシャーのビジネスモデルの価値
多くの記事の見出しと異なり、パンデミックをうまく乗り越えた
プロローグ 信頼という名のアメ
バフェット帝国のシンプルな掟=仲間に対する信頼
買収候補となる企業が満たすべき4条件とは
Part1 組織マネジメントの掟
Chapter(1) プレイヤー ── さびれた繊維会社を世界一の投資会社に変身させる
ナンバー2:マンガー
副会長:アベルとジェイン
取締役会
株主
経営者
Chapter(2) パートナーシップの慣習 ── 株価が30万ドルになるまで
企業方針
株主への手紙
株主総会
Chapte(3) 経営手法 ── キャッシュを生み続ける美味しいビジネスモデル
資金調達
グループ内での資本配分
分権
買収 ── 「行き当たりばったりで偶然任せ」だった
Part2 信頼と委譲の掟
Chapter(4) 買収 ── 人への信頼こそが巨利の源泉
非公式の約束
買収契約
最善の努力と正当な理由
字義と精神
Chapter(5) 取締役会 ── バフェットの人材育成術
Chapter(6) 社内事情 ── 世の中の逆を行く「非ガバナンス」の組織
統制と信頼
規範と規則
株主重視
Part3 投資の掟
Chapter(7) 対比 ── 最初は「門外漢の乗っ取り屋」だった
株主アクティビズム
プライベート・エクイティ(PE)
バークシャーとPE
3Gの奇妙な事例
Chapter(8) 比較 ── 買収後の見事な経営が数々の伝説を生んだ
保険業
一般事業会社
Part4 課題克服のための掟
Chapter(9) 判断 ── 判断ミスはコストのうち
買収
経営幹部
Chapter(10) 大衆の認識 ── 注目されすぎる代償
保険
金融
エネルギー
Chapter(11) 11規模 ── 「巨大すぎる」という疑念との闘い
大きすぎて潰せない
コングロマリット
大きすぎて成功しない
Chapter(12) 12後継 ── 「いつか訪れる最期」へのバフェットの回答
エピローグ 無慈悲という名の鞭
大きな批判を呼んだバフェットの失敗
バフェットが決して容赦しないこと
訳者あとがき
注記一覧
著者
ローレンス・A・カニンガム(Lawrence A. Cunningham)
1962年7月10日生まれ。ジョージ・ワシントン大学のロースクールの教授を務める。企業の取締役会に対する支援や提言、コーポレート・ガバナンスに関する研究などが認められ、2018年には全米取締役協会(NACD)よりケネス・D・ウェスト生涯貢献賞が授与された。コーポレート・ガバナンスや投資関連の著作も多数。『バフェットからの手紙』(パンローリング)は特に有名で、現在でも版を重ねている。
ステファニー・キューバ(Stephanie Cuba)
プロジェクトマネジメント、投資分析、官民パートナーシップを専門とする不動産コンサルティング会社、CCストラテジーの社長を務める。カニンガムとキューバは婚姻関係にあり、現在ニューヨークに在住。
訳者
岩本正明(いわもと・まさあき)
1979年生まれ。大阪大学経済学部卒業後、時事通信社に入社。経済部を経て、ニューヨーク州立大学大学院で経済学修士取得。通信社ブルームバーグに転じたのち、独立。主な訳書に『ウォーレン・バフェットはこうして最初の1億ドルを稼いだ ── 若き日のバフェットに学ぶ最強の投資哲学』(ダイヤモンド社)などがある。
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