コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術
コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術
書籍情報
- 阿部 広太郎 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2020年03月
- 判型/造本:46変並
- 頁数:320
- ISBN:9784478110140
内容紹介
夏目漱石は「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳しました。今のあなたなら何と訳しますか?
「愛」と書かずに「愛」を伝える言葉とは?
人気コピーライターが教える心をつかむ言葉のつくり方
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目次
はじめに 「I LOVE YOU」の訳し方
第1章 自己紹介をしてみよう
まずは挨拶から/「伝えた」としても「伝わる」とは限らない
「マイ定義」を持とう/「伝わる」とは「思い出せる」
短く強い言葉を/良い広告と悪い広告/自分の広告をつくりなさい
関係がはじまる「入口」をつくろう
第2章 言葉の正体
言葉とは何だろうか?/文字だけが言葉じゃない/辞書という拠り所
語源収集家であること/手話もコピーになる
言葉は意識の引き出しを開ける/素敵禁止/句読点の打ち方
第3章 言葉に矢印を込めよう
世界で最も偉大な発明をした人/言葉 → 概念 → 行動
言葉を企画するということ/DJポリスは語り掛ける
明太子をニューヨークで売る/五輪で主体性を引き出すために
「ものは言いよう」という魔法/言葉を変えて世界を変える
悲鳴だけでは共鳴されない/光の当て方で輝き方が変わる
ポジティブ眼を持とう/3つの接続詞で企画はできる
「そもそも」「たとえば」「つまり」
枕詞を疑おう/「◯◯的」を思い浮かべてみよう
自分なりの本質を定める/選ばれるコピーが持っているもの
「言外の情報」があるかどうか/書かずに伝えられる言葉がある
第4章 感動屋になろう
企画とは感動する仕事/他己紹介は感動からはじまる
最初のフォロワーになろう/一人以上に感動を贈ろう
「企画個性」は対話で磨かれる/プロは無意識を意識化する
現場には5倍の情報がある/一生懸命のあるところには何かがある
偶然を必然に変える力/いい企画は誠実さから生まれる
相手と自分の色を重ねる/人生はじめての共作詞
自分「だからこそ」を大切に/つくり方から企画する
第5章 名付けの力
名前は思いを背負う/なぜ名付けるのか?
いい名付けには必ず「意志」がある/身のまわりの事象を名付けてみる
最低限押さえたい3つのポイント/記憶に残るための5つの法則
対象への敬意を忘れないこと/名付けは育てていくものだ
第6章 SNSで発信しよう
鍵を掛けていたあの頃/「白紙」には無限大の可能性がある
第一読者は自分、第二読者は最初の相手/「誰か」なんていない
カメラで撮るように書く/言葉の奥にある思いを汲み取る
「読み進めたくなる文章」の仕掛け/遠慮するな配慮はしろ
第7章 企画書はラブレターだ
企画書は必要か?/企画書も要らない関係が理想
自分でいるために書きたいと思った/Facebookで贈った一通のラブレター
仕事は4つに分けられる/行動 ← 企画 → 発信
企画書を相手に贈る3つの心掛け/企画書に愛と熱を
正論より楽論を/企画書の基本形/ページをめくる喜びを
いい企画書をつくる5つのステップ/あなたはあなたになる
あとがき 才能とは、掛けた時間である
著者
阿部広太郎(あべ・こうたろう)
1986年3月7日生まれ。埼玉県出身。中学3年生からアメリカンフットボールをはじめ、高校・大学と計8年間続ける。慶應義塾大学経済学部卒業後の2008年、電通入社。人事局に配属されるも、クリエーティブ試験を突破し、入社2年目からコピーライターとして活動を開始。「今でしょ!」が話題になった東進ハイスクールのCM「生徒への檄文」篇の制作に携わる。その他にも、尾崎世界観率いるクリープハイプがフリーマガジン「R25」とコラボしてつくったテーマソング「二十九、三十」の企画。松居大悟監督による映画「アイスと雨音」、「君が君で君だ」のプロデュース。ソーシャルエンターテインメントの「ダイアログ」シリーズのクリエーティブディレクション。作詞家として「向井太一」や「さくらしめじ」に詞を提供。自らの仕事を「言葉の企画」と定義し、映画、テレビ、音楽、イベントなど、エンタメ領域からソーシャル領域まで越境しながら取り組んでいる。2015年より、BUKATSUDO講座「企画でメシを食っていく」を主宰。著書に『待っていても、はじまらない。─潔く前に進め』(弘文堂)。
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